柏崎刈羽原子力発電所の状況（１月分）

　柏崎刈羽原子力発電所の運転保守状況（１月分）についてお知らせします。

１　運転保守状況（当月分）

２　原子炉等規制法及び電気事業法に該当しない極く軽度な事象等（１月13日～２月14日発生分）

　　該当なし。

３　その他（１月13日～２月14日発生分）

　(1)免震重要棟における火災の発生について
　１月17日、東京電力は免震重要棟２階の会議室（非管理区域）に設置しているノートパソコン1台からの発火・発煙を確認したことから、東京電力社員が初期消火を実施するとともに、３時46分、、柏崎消防本部に通報した。柏崎消防本部が現地を確認し、４時13分に鎮火を確認。また、現場検証の結果、ノートパソコンのバッテリー部からの出火と推定されるとした。なお、火災発生場所は原子炉棟に直接関係するところではなく、この火災における放射能漏れなどはない。
　２月10日、県は、柏崎市、刈羽村とともに、安全協定に基づく月例の状況確認において調査状況について説明を受け現場確認を行うとともに、原因究明と再発防止を要請した。
　
　(2)3号機高経年化技術評価書について
　１月19日、原子力規制委員会の審査会合で、東京電力は、令和４年8月9日に提出した３号機高経年化技術評価書について、２号機の設備情報を使うなど150箇所の誤りがあることを説明した。
　1月20日、県は、本事案について、東京電力から説明を受け、他号機の設備情報を参照したこと、また、その旨を説明せずに報告書を提出していたことは非常に遺憾であると伝えるとともに、再発防止の徹底を要請した。

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