ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・安全・環境 > 防災 > 6月16日、新潟地震から61年 - 過去の災害を知り、未来の災害へ備えましょう-

本文

6月16日、新潟地震から61年 - 過去の災害を知り、未来の災害へ備えましょう-

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0753081 更新日:2025年6月16日更新

 

 6月16日は、新潟地震が発生した日です。今年で発生から61年を迎えます。新潟地震を経験していない方も多い今、あらためて新潟地震がどのような災害であったかを知り、未来への備えについて考えてみましょう。

新潟地震の概要

 新潟地震は、1964年(昭和39年)6月16日午後1時1分に発生し、新潟県下越沖を震源とする、マグニチュード7.5、最大震度5の地震でした。当時は、関東大震災(1923年、マグニチュード7.9)に次ぐ規模で、本県のほか、山形県・宮城県・福島県でも震度5を観測しました。
 発生した津波は、北海道から島根県にかけて広く観測され、本県では上海府地区(現・村上市)で最大3.9メートルに達しました。
 また、新潟市では液状化現象や製油所の火災が発生し、大きな被害を受けました。信濃川沿いに位置する新潟市川岸町(現・中央区川岸町)では4階建て鉄筋コンクリートのアパートが無傷のまま横転した姿は、地震被害と液状化現象の関連が注目され、地盤の液状化が防災上の課題として認識されるきっかけとなりました。
 本県全体の被害については、人的被害が死傷者328人、建物被害が、全壊・全焼1,738棟、床上・床下浸水14,990棟でした。

被害の詳細や当時の写真は、新潟県災害デジタルアーカイブからもご覧いただけます。
新潟県災害デジタルアーカイブ - 新潟県ホームページ

 

写真①      写真②

 

未来の災害への備えについて

 地震はいつどこで発生するかわかりません。だからこそ、日ごろからの備えが大切です。

 基本的な備えとして、まずはお住まいの地域のハザードマップを確認し災害リスクを知ることが第一歩です。
 次に、住まいの耐震化や家具の固定など、安全な住環境を整えましょう。
 さらに、地震保険・共済への加入も、万が一に備える手段のひとつです。
 また、食料・飲料水の備蓄に加え、携帯トイレや衛生用品など災害時に必要なものを準備しましょう。

 自分自身と大切な人の命を守るために、未来の災害に向けて、できることから一歩ずつ備えていきましょう。

防災企画課では、防災意識啓発用のパンフレットも作成していますので、ご活用ください。
防災に役立つ各種パンフレットを作成しています - 新潟県ホームページ

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ