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令和元年9月20日(金曜日)に、加茂農林高等学校にて「県央地域の農業概況と課題」について出前授業を行いました。
対象となる1年生約200人は非農家出身者が約8割で、2年生からの専門コース選択に向けて、現在基礎科目の受講・実習を行っています。そのため本授業も地域課題をとらえる場として位置づけられています。
日本の農業、新潟県の農業、そして県央地域の農業の課題について説明し、農家の高齢化や経営体への農地集約が進んでいること、新潟県の農業産出額は稲作の割合が他県に比べて高い事等を説明しました。また、課題への取組として、水田転換畑での大型機械利用によるタマネギ等の作付や水稲育苗ハウスを活用したトマト栽培、生産者が加工・販売までを行う6次産業化、そして新たな動きとしてスマート農業の実用化や農福連携などを紹介しました。
これから活躍する生徒の皆さんが、地域のことや農業について興味をもって勉強し、様々なことを体験してもらえたらと思います。