平成31（令和元）年度海水浴場（開設前）の水質調査結果

１　調査項目

ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量（COD）、透明度
（参考項目：水素イオン濃度（pH）、病原性大腸菌O-157）
　　

２　調査結果

○ 水浴場水質判定基準に基づき判定したところ、47海水浴場のうち、「適」は42か所、「可」は5か所で、「不適」は無し
　　また、病原性大腸菌O-157が検出された海水浴場はありません。
〔最近５年間の水質判定結果〕

調査年度			H27	H28	H29	H30	H31
判定 区分	適	水質AA	29	33	36	23	39
		水質A	6	3	5	10	3
	可	水質B	13	12	6	14	5
		水質C	0	0	0	0	0
	不適		0	0	0	0	0
調査箇所数			48	48	47	47	47

 
 
 
  ○ 海水浴場ごとの水質判定結果は、以下のとおりです。

海水浴場の水質調査一覧（海水浴場開設前）　調査日　平成31年４月14日～５月13日

調査市町村	海水浴場名	31年度	参考
			30年度
粟島浦村	内浦	水質 A	水質 AA
村上市	今川	水質 AA	水質 AA
	瀬波温泉	水質 AA	水質 A
胎内市	村松浜	水質 B	水質 B
新発田市	藤塚浜	水質 AA	水質 A
聖籠町	網代浜	水質 AA	水質AA
新潟市	島見浜	水質 B	水質 B
	船江町浜	水質 AA	水質 B
	日和山浜	水質 AA	水質 B
	関屋浜	水質 AA	水質 B
	青山海岸	水質 AA	水質 B
	内野浜	水質 AA	水質 B
	越前浜	水質 AA	水質 B
	角田浜	水質 A	水質 Ｂ
	間瀬下山	水質 AA	水質 Ｂ
	間瀬田ノ浦	水質 B	水質 Ｂ
長岡市	野積	水質 B	水質 A
	寺泊中央	水質 B	水質 Ｂ
	金山	水質 AA	水質 AA
	郷本	水質 AA	水質 AA
出雲崎町	井鼻	水質 AA	水質 AA
柏崎市	石地	水質 AA	水質 B
	大崎	水質 AA	水質 AA
	長浜	水質 AA	水質 AA
	高浜	水質 AA	水質 A
	中央	水質 AA	水質 B
	番神・西番神	水質 AA	水質 AA
	東の輪	水質 AA	水質 AA
	鯨波	水質 AA	水質 A
	薬師堂	水質 AA	水質 AA
	笠島	水質 AA	水質 AA
	米山	水質 AA	水質 AA
上越市	柿崎中央	水質 AA	水質 A
	鵜の浜	水質 AA	水質 A
	なおえつ	水質 AA	水質 A
	たにはま	水質 A	水質 AA
糸魚川市	藤崎	水質 AA	水質 AA
	百川	水質 AA	水質 AA
	能生	水質 AA	水質 AA
	糸魚川	水質 AA	水質 AA
	親不知	水質 AA	水質 AA
佐渡市	二ツ亀	水質 AA	水質 AA
	達者	水質 AA	水質 AA
	佐和田	水質 AA	水質 A
	素浜	水質 AA	水質 A
	城が浜	水質 AA	水質 AA
	赤亀・風島なぎさ公園	水質 AA	水質 AA

別図（調査した県内海水浴場の位置）（PDF形式  158 キロバイト）

水質判定の基準

　環境省が定めたもので、５段階で水質を評価しています。
　水質ＡＡ及び水質Ａは「適」、水質Ｂ及び水質Ｃは「可」、それ以外は「不適」に区分します。
　水質の判定については、下記の表に基づいて以下のとおりとします。
　
(１)ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD又は透明度のいずれかの項目が「不適」であるものを、「不適」な水浴場とする。
(２)「不適」でない水浴場について、ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD及び透明度によって、「水質ＡＡ」、「水質Ａ」、「水質Ｂ」あるいは「水質Ｃ」を判定し、「水質ＡＡ」及び「水質Ａ」であるものを「適」、「水質Ｂ」及び「水質Ｃ」であるものを「可」とする。
　・各項目の全てが「水質ＡＡ」である水浴場を「水質ＡＡ」とする。
　・各項目の全てが「水質Ａ」以上である水浴場を「水質Ａ」とする。　
　・各項目の全てが「水質Ｂ」以上である水浴場を「水質Ｂ」とする。
　・これら以外のものを「水質Ｃ」とする。
　　  

		ふん便性大腸菌群数	油膜の有無	ＣＯＤ	透明度
適	水質ＡＡ	不検出 （検出下限2個/100mL）	油膜が認められない	2mg/L以下	全透（1m以上）
	水質Ａ	100個/100mL以下	油膜が認められない	2mg/L以下	全透（1m以上）
可	水質B	400個/100mL以下	常時は油膜が認められない	5mg/L以下	1m未満～50cm以上
	水質Ｃ	1,000個/100mL以下	常時は油膜が認められない	8mg/L以下	1m未満～50cm以上
不適		1,000個/100mLを超えるもの	常時油膜が認められる	8mg/L超	50cm未満*

(注)判定は、同一水浴場に関して得た測定値の平均による。
　「不検出」とは、平均値が検出下限未満のことをいう。
　透明度（＊の部分）に関しては、砂の巻き上げによる原因は評価の対象外とすることができる。

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