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サーベイメータとは、放射線や放射能に関する情報を簡便に測定することを目的とする携行型の放射線測定器です。緊急時には、多数のモニタリング地点に赴きサーベイメータを用いて測定を行います。また、作業員の被ばく汚染の有無を確認することにも用いられます。
測定する放射線の種類や目的等によって使用する機器が異なります。ここでは放射線監視センターにあるサーベイメータを紹介します。
ガンマ線、エックス線を測定します。
主に緊急時の空間放射線量率のモニタリングに用いられます。
ベータ線、ガンマ線、エックス線を測定します。
NaIシンチレーション式サーベイメータと同様に緊急時に用いられますが、特に、数mSv/h程度までの高レベルの空間放射線量率のモニタリングに用いられます。
ベータ線の感度に優れており、作業員や物質表面の放射能汚染測定に用いられます。
ガンマ線の測定も可能ですが、感度はNaIシンチレーション式サーベイメータに劣ります。
中性子線の測定を行うために用いられます。
ガンマ線の核種分析を行うことができます。
放射線を放出している核種を知ることができます。