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令和7年9月定例会(第25号発議案)
令和7年9月定例会で上程された発議案
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に係る県知事の結論について県民の意思を確認することに関する決議
第25号発議案
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に係る県知事の結論について県民の意思を確認することに関する決議
上記議案を別紙のとおり提出します。
令和7年10月21日
提出者 高見 美加 中川 隆一 小山 大志
飯野 晋 河原井 拓也 与口 善之
高橋 直揮 市村 浩二
賛成者 荒木 法子 沢野 亮 深見 太朗
栗原 学 小鍛冶 就也 大矢 弘光
田村 要介 吉田 孝志 森田 幸衛
堀 勝重 斎京 四郎 中村 康司
松原 良道 笠原 義宗 小島 義徳
皆川 雄二 楡井 辰雄 佐藤 純
岩村 良一 尾身 孝昭 柄沢 正三
小野 峯生 帆苅 謙治 石井 修
安沢 峰子 柴山 唯 八木 清美
渡辺 和光
新潟県議会議長 青柳 正司 様
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に係る県知事の結論について県民の意思を確認することに関する決議
本県議会は、令和7年4月、直接請求に係る条例審査のための臨時会を開催し、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する新潟県民投票条例案及び修正案を否決したことは周知の事実である。これは、県議会議員一人ひとりが本県の未来を見据え、県民の意思を反映しようと思い悩み、熟議に熟議を重ね、県民を代表する立場にある県議会として、議会の意思を示したものである。
一方、県議会とともに二元代表制の一翼を担う花角英世県知事は、就任以来、いや平成30年6月の初当選時の選挙戦から、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、リーダーとして結論を出し、その結論について、県民の意思を確認すると述べている。ただし、未だ県民の意思を確認する方法を明らかにしておらず、県民の負託を受け、県民を代表する立場にある者として、いずれ適切な時期に、結論と県民の意思を確認する方法を示すとしており、多くの県民が県知事の動向を注視しているところである。
よって本県議会は、二元代表制の下、県民を代表する立場にある県知事が判断した県民の意思を確認する方法を尊重するとともに、県民の意思を確認する方法として県議会を選択した場合、県知事が出した結論について、同じく県民を代表する立場にある県議会として、真摯に向き合い、熟議のうえ議会の意思を示すことをここに決意する。
以上、決議する。
令和7年10月21日
新潟県議会












