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令和7年9月定例会(第24号発議案)
令和7年9月定例会で上程された発議案
栄養教諭の配置基準の改善を求める意見書
第24号発議案
栄養教諭の配置基準の改善を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
令和7年10月21日
提出者 総務文教委員長 河原井 拓也
新潟県議会議長 青柳 正司 様
栄養教諭の配置基準の改善を求める意見書
現在、学校現場では、児童生徒の食の安全の観点から、給食の栄養管理や食物アレルギー対応等について丁寧な取組が求められている。また、子どもたちが食についての正しい知識と望ましい食習慣を身につけ、生涯にわたって健康な生活を送るための食育も推進されている。
食の安全や食育の中核的役割を担うため平成17年度に創設された栄養教諭は、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」において一定数の配置が求められている。しかし、配置基準については、給食を単独で実施している学校で児童生徒数が550人以上の場合は1人、549人以下の場合は4校に1人となっており、多くの栄養教諭が複数校を担当している。そのため栄養教諭1人が抱える業務量が膨大となり、子どもたちに食育を十分に行うことができていない。
よって国会並びに政府におかれては、全ての児童生徒の食の安全が確保され、十分な食育指導を受けることができるよう、栄養教諭の配置基準の改善を強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和7年10月21日
新潟県議会議長 青柳 正司
衆議院議長 額賀 福志郎 様
参議院議長 関口 昌一 様
内閣総理大臣 石破 茂 様
総務大臣 村上 誠一郎 様
財務大臣 加藤 勝信 様
文部科学大臣 あべ 俊子 様












