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令和元年6月定例会(第13号発議案)
令和元年6月定例会で上程された発議案
拉致事件の早期解決に向けた意見書
第13号発議案
拉致事件の早期解決に向けた意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
令和元年7月5日
提出者 総務文教委員長 横尾 幸秀
新潟県議会議長 岩村 良一 様
拉致事件の早期解決に向けた意見書
本年5月27日に、訪日中のトランプ米大統領が安倍総理とともに北朝鮮による拉致被害者の家族と面会し、拉致問題はいつも私の頭の中にあり拉致された人々を日本に帰国させるために努力すると語ったことは、拉致された家族にとって心強いメッセージである。安倍総理も大統領は皆様の気持ちに添った外交努力を重ねてくれていると評価している。
一方、安倍総理は、日朝首脳会談の無条件開催を目指す意向を表明しており、拉致事件が議題にならない危険性も指摘されている。
しかしながら、拉致被害者やその家族は高齢化しており、もはや一刻の猶予も許されない状況にあることから、解決を目指した早急な対応が必要である。
よって国会並びに政府におかれては、米国をはじめとする国際社会と連携を図りながら、非道な拉致事件を起こした北朝鮮に対して迎合することなく、真実の究明を求めるとともに被害者全員の早期帰国を目指して、あらゆる努力を重ねるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年7月5日
新潟県議会議長 岩村 良一
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 伊達 忠一 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
外務大臣 河野 太郎 様
内閣官房長官 菅 義偉 様
拉致問題担当大臣 菅 義偉 様