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平成27年12月定例会（要望意見処理状況）
本定例会以前の常任委員会の要望意見に対する処理状況を掲載しています。
平成27年9月定例会常任委員会の要望意見に対する処理状況
総務文教委員会
| 関係部局 | 要望意見 | 処理状況 |
|---|---|---|
| 知事政策局 | 1 人口減少対策を中心とする地方創生については、県の総力を結集して取り組む必要があるので、総合戦略の政策目標達成に向け部局間の調整機能を発揮し総合的に施策を展開するとともに主要事業への重点的な予算配分により一層強力に推進すべきとの意見。 | 1 人口減少対策につきましては、これまでも「夢おこし」政策プランに基づき、部局横断的に総合的な取組を推進してまいりました。 今後も、人口減少対策を中心とする地方創生については、政策プランや総合戦略の政策目標の達成に向け、県の総合力を発揮するよう、関係する部局間の調整や、関係機関・団体との連携などに努めるとともに、予算配分の重点化等により、より実効性のある施策・事業の展開に取り組んでまいります。 |
| 総務管理部 | 1 マイナンバー制度の運用に当たっては、公平・公正な社会の基盤づくりに寄与することが期待される中、個人情報の漏えいや不正な取得が懸念されているので、幾重ものセキュリティ対策の実施や職員の管理意識の徹底など厳格な情報管理・保護体制の確立に向けあらゆる安全対策を講じておくべきとの意見。 | 1 マイナンバー制度の運用に当たっての安全対策につきましては、特定個人情報保護評価の実施や個人情報保護審査会による審査、特定個人情報へのアクセス制限など制度面、システム面の両面から順次実施しているところです。 職員に対する研修も既に開始しており、研修や点検を繰り返し実施することにより、意識の啓発を行ってまいります。 今後も安全対策につきましては、見直しを行いながら必要な対策を実施してまいります。 |
厚生環境委員会
| 関係部局 | 要望意見 | 処理状況 |
|---|---|---|
| 県民生活・環境部 | 1 若者のU.Iターン促進に当たっては、住宅支援策や良好な雇用情勢など受け皿となる地域の取組や現状等について本人のみならず家族をはじめ身近なコミュニティーに周知することが重要なので、市町村との連携のもと住民向けのきめ細かい情報発信にも一層努めるべきとの意見。 | 1 若者のU.Iターン促進のための情報発信につきましては、登録いただいた保護者等に、県内企業の魅力やU.Iターンした若者の暮らしぶりを掲載した情報誌を発行するとともに、市町村等を通じて、県民にU.Iターン関連施策等の周知を行っているところです。 若者のU.Iターンの促進には、家族等からの本人への働きかけも効果的であることから、今後も市町村との連携を密にし、情報発信に取り組んでまいります。 |
| 防災局 | 1 豪雨時の自主的な避難については、災害発生前により安全な場所へ迅速に移動することが重要なので、隣接する市町村間における避難情報の共有など広域的な連携体制構築の可能性を検討すべきとの意見。 | 1 豪雨時における広域的な避難対応につきましては、相互応援協定や、河川増水時の隣接市町村への避難についての申し合わせ等について、各市町村の状況を確認するとともに、市町村説明会や意見交換等を通じ検討を進めております。 今後とも、一層の連携が図れるよう、市町村に対し、必要な支援・働きかけを行ってまいります。 |
| 福祉保健部 | 1 介護人材の確保については、着実に成果を上げることが求められているので、若年層に対する現場等からの積極的な介護職の魅力発信をはじめとした就業・定着促進の取組強化に加え、具体的な処遇改善に向け介護報酬のさらなる増額を継続して国に働きかけるべきとの意見。 | 1 介護人材の確保のための就業・定着促進の取組強化につきましては、現場の意見を聞く介護人材確保対策会議を開催し、より効果的な取組を検討しているところです。 また、この度の介護報酬改定の影響を見極めながら、今後も引き続き、介護報酬の見直しによる処遇改善などを国へ要望してまいります。 |
| 病院局 | 1 県立加茂病院の改築については、県民に安全・安心な医療を提供する施設として計画どおりの工事完了が求められるので、適正な行政手続きが処理されないことに対し執りうる措置を適切に選択し全力を挙げて必要な事務の進捗を図るべきとの意見。 | 1 県立加茂病院の改築につきましては、加茂市において、解体・仮設工事に係る一部の手続が承認されたところですが、本体工事を含め全ての行政手続を進めるよう求めております。 なお、今後も加茂市において手続が処理されない場合は、必要な法的手続を行うことを検討いたします。 |
産業経済委員会
| 関係部局 | 要望意見 | 処理状況 |
|---|---|---|
| 産業労働観光部 | 1 外国人旅行者の誘客促進に当たっては、本県滞在時の満足度を向上させることが重要なので、消費税免税店の拡大や多言語での対応など受入体制の充実・強化が図られるよう引き続き支援すべきとの意見。 | 1 外国人旅行者の受入体制の充実・強化のため、免税制度の周知を図るとともに、免税販売の手続きを省力化する機器などの導入や多言語パンフレットの作成を支援しております。 引き続き、免税店拡大のための支援や多言語対応のサポートに取り組み、受入体制の充実・強化に努めてまいります。 |
| 農林水産部 | 1 新潟の新しい米「新之助」については、海外市場も視野に入れたブランド化を進めることが重要なので、平成29年度の一般販売に向け、高品質・高食味を維持できる生産体制の確立と併せ国内外における戦略的なPR活動を展開すべきとの意見。 | 1 「新之助」は、非コシヒカリの領域でトップブランドを目指しており、生産面では高いレベルで安定した食味・品質を確保できる体制づくりを進めるとともに、ブランド管理を徹底する必要性の周知に努めているところです。 また、一般販売を開始する平成29年を見据え、認知度の確保・向上と高評価の形成に向けて戦略的な取り組みを進めてまいります。 |
| 農林水産部・農地部 | 1 環太平洋パートナーシップ協定については、本県農業に大きな影響を与える懸念があることから、大筋合意の内容を踏まえた対応策への着手が急務なので、関係部局や関係団体と緊密に連携しながら国からの情報収集に全力で努めるべきとの意見。 | 1 環太平洋パートナーシップ協定に関する国からの情報収集につきましては、国の説明会や個別の照会をはじめ、農業関係団体からの情報も含めて、関係部局で構成するTPP対策本部などにおいて、情報共有を図りながら進めております。 また、これらの情報などを踏まえて、11月13日に国に対して要望書を提出したところであり、今後とも必要な対応に努めてまいります。 |
建設公安委員会
| 関係部局 | 要望意見 | 処理状況 |
|---|---|---|
| 土木部 |
1 県立加茂病院の改築に係る計画通知書については、加茂市において留め置かれているので、建築行政を所管する部局として、建築主事の行政指導などにより、早期かつ適正な処理をより強力に働きかけるべきとの意見。 2 公共事業については、県土の強靱化はもとより地域経済の発展と雇用に貢献する建設業の活性化にも寄与しているので、国の補正予算の動向を注視し、引き続き予算の確保に努めるべきとの意見。 |
1 県立加茂病院の改築に係る計画通知につきましては、現在も建築主事から加茂市に直ちに送付するように働きかけており、このまま改善の兆しが見られない場合には、地方自治法に基づく「是正の要求」も視野に入れながら、引き続き病院局と歩調を合わせて働きかけてまいります。 2 公共事業は、県民の安全・安心の確保に加え、都市と地方の格差を是正する所得再配分機能としての重要な役割を有していますが、一方では社会資本ストック額は減少傾向にあり、適正に維持するだけの投資水準が確保されていないことから、引き続き必要な予算の確保に努めてまいります。 |
| 交通政策局 | 1 新潟空港については、一層の利用促進が求められているので、北関東及び埼玉県の成田空港利用者に対し、中国東北部及び極東ロシアへ向かう路線の地理的優位性を積極的にPRすべきとの意見。 | 1 新潟空港の利用促進につきましては、関東方面からの利用者の確保も必要であり、特にハルビン線、極東ロシア線の利用者を増やすことも重要と考えております。このため、北関東や埼玉県の教育部門や旅行会社に対し、新潟空港の地理的優位性や出入国のスムーズさなどのPR等を積極的に行い、新潟空港の利用拡大に取り組んでまいります。 |
| 公安委員会 | 1 交通安全施設については、設置後10年に満たない道路標識柱が倒れるなど、安全性に疑問を抱かざるをえない事案が発生したので、徹底した原因究明と点検を行うことはもとより、より強固な製品を採用するなど耐久性の確保に努めるべきとの意見。 | 1 県警察では、本件事案の再発防止を図るため、原因を調査するとともに、通学路や生活道路を最優先に緊急の特別点検を実施し、修繕が必要と認められるものについては早期に修繕して参ります。 今後は、効率的な道路標識の点検方法について検討を行うとともに、より耐久性の高い製品の有無・導入の可能性などについて調査検討して参りたいと考えております。 |
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