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平成16年6月定例会（第13号発議案）
平成16年6月定例会で上程された発議案
拉致事件の全面的な解決を求める意見書
第13号発議案
拉致事件の全面的な解決を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成16年6月25日
提出者 村松 二郎、早川 吉秀、皆川 浩平
江口 俊一、木村 一男、小川 和雄
帆苅 謙治、長津 光三郎、竹山 昭二
杉田 弘美
賛成者 小島 義徳、佐藤 純、桜井 甚一
小林 林一、西川 洋吉、佐藤 莞爾
岩村 良一、沢野 修、斎藤 隆景
金谷 国彦、尾身 孝昭、中原 八一
柄沢 正三、中野 洸、小野 忍
目黒 正文、小野 峯生、三林 碩郎
上村 憲司、天井 貞、渡辺 惇夫
佐藤 元彦、種村 芳正、石井 修
東山 英機、高橋 正、三富 佳一
星野 伊佐夫、嵐 嘉明、布施 康正
塚野 弘、長部 登、桝口 敏行
米山 昇、小山 芳元、大渕 健
佐藤 信幸、市川 政広、近藤 貞夫
佐藤 浩雄、松川 キヌヨ、青木 太一郎
宮原 典子、志田 邦男、宮越 馨
内山 五郎、中川 カヨ子、片野 猛
新潟県議会議長 西川 勉 様
拉致事件の全面的な解決を求める意見書
5月22日、小泉総理は、再度訪朝して日朝首脳会談を行い、両首脳は日朝平壌宣言を履行していくことを確認した。
この小泉総理の再訪朝により、拉致被害者である蓮池さん夫妻と地村さん夫妻のご家族5人が総理とともに帰国するなど、拉致問題に一定の前進が見られたことはある程度評価できるものの、曽我ひとみさんのご家族の問題や安否不明の拉致被害者10名の方々の真相解明に具体的な進展が見られなかったことについては、極めて不本意な結果と言わざるを得ない。
拉致問題の全面的な解決には、曽我ひとみさんがご家族と一緒に暮らせるようになるとともに、横田めぐみさん、曽我ミヨシさんをはじめとする安否不明の拉致被害者10名の方々や、さらには拉致された疑いが濃厚とされている大澤孝司さんをはじめとする多くの特定失踪者の方々の徹底的な真相究明と原状回復がなされることが不可欠である。
したがって、北朝鮮の誠実な対応がなされない場合は、今般成立した特定船舶入港禁止特別措置法等に基づく経済制裁措置の発動も視野に入れて、対応を検討していく必要がある。
よって国会並びに政府におかれては、北朝鮮による拉致事件の全面的な解決に向けて、全力を尽くされるよう新潟県民の総意をもって強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年6月25日
新潟県議会議長 西川 勉
衆議院議長 河野 洋平 様
参議院議長 倉田 寛之 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
外務大臣 川口 順子 様
国家公安委員会委員長 小野 清子 様
警察庁長官 佐藤 英彦 様
