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平成19年2月定例会(第5号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002701 更新日:2019年1月17日更新

平成19年2月定例会で上程された発議案

有機農業の振興に関する決議

第5号発議案

 有機農業の振興に関する決議

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成19年3月22日


提出者 産業経済委員長 金谷 国彦

新潟県議会議長 渡辺 惇夫 様

有機農業の振興に関する決議

 有機農業は、農業の自然循環機能を増進し、環境への負荷を低減するものであり、また、安全な農産物に対する消費者の需要に対応したものであるが、わが国における取組や理解は未だ十分とはいえない状況にある。
 こうした状況を踏まえ、有機農業推進の基本理念を明らかにするとともに、国及び地方公共団体が生産、流通、消費それぞれの側面から有機農業の推進に関する施策を総合的に講じることにより、わが国における有機農業の確立とその発展を目指すため、昨年12月に「有機農業の推進に関する法律」が施行されたところである。
 しかしながら、慣行農業を長年実施してきた大多数の農業者にとって、有機農業への急激な転換は、困惑と混乱が懸念されるため、有機農業を頂点とした環境保全型農業技術の段階的な導入を推進していく必要があり、県として新技術の開発、栽培マニュアルや実証ほの設置等による適切な指導、助言を行うとともに、消費者の有機農業に対する理解促進を図ることが求められる。
 よって本県議会は、食糧供給県として、農産物の安定供給に配慮しつつ、食の安全・安心の確保という国民ニーズに応えるとともに、環境負荷軽減を図るため、有機農業の振興に向け県民挙げての取組を期待するものである。
 以上、決議する。

 平成19年3月22日

新潟県議会

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