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平成17年陳情第12号

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002353 更新日:2019年1月17日更新

第12号 平成17年6月27日受理 産業経済委員会 付託

遺伝子組み換えイネの栽培実験中止を求める意見書提出に関する陳情

陳情者
 食生活改善普及会 会長 金子真由 外3名

(要旨)

 上越市の独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターにおいて、カラシナ由来の抗菌性タンパク質を持つ複合耐病性イネの野外ほ場実験が始まった。
 だれも望んでいない遺伝子組み換えイネをなぜ作るのか、新潟コシヒカリの生産県でなぜ作らなければならないのか、風評被害が起きたら補償はするのか、花粉の飛散による交雑の事故が発生したらどう責任を執るのか等々の質問に対し、農林水産省の方針に添って進めている、補償はしない、事故は起きないはずだ等と不誠実であいまいな答弁しかなく、消費者や農民の不安は増大している。現在、100団体を超す県内生産者、消費者団体等がほ場栽培実験の中止を求めている。
 食の安全、安心、環境保全型の新潟県農業を守り推進する立場からも独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター所長及び農林水産大臣に強く申し入れ、栽培の即時中止を求める。
 ついては、貴議会において、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターにおける遺伝子組み換えイネの隔離ほ場実験の栽培を即時中止することを内容とした意見書を国に提出されたい。

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