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ムクドリのつがい
電線にとまっているムクドリが、みんな2羽ずつペアで並んでいました。
かわいいですね。
ハシブトガラスもシジュウカラも、スズメも、色々な鳥が2羽で行動しています。
巣を作る場所を巡って、スズメがよくケンカしているのも見かけます。
鳥のケンカは意外と激しくて、追っかけてつかみ合い揉み合い、地面に落ちて転げてもまだ争っていたりします。
鳥の世界も大変ですね。
ジュウイチの剥製
新しくジュウイチの幼鳥の剥製とカルガモのヒナの剥製を展示しました。
このジュウイチ、剥製にする前は、かわいい!なんてかわいいんでしょ!と思っていたのですが、剥製にしたら黄色いアイリングが目立たなくなり、かわいさが半減してしまいました。どうしても目のまわりやくちばし、足などの裸出部の色は変わってしまいますね。
羽毛もイマイチきれいに整わず・・。皮膚が薄く、羽毛が抜けやすく、なかなか難しい鳥でした(という言い訳)。
頭の赤い羽見えた!
池の近くでコツコツ木をつつきながらすばしっこく動き回るコゲラを見ていたら、頭の赤い羽が見えました!
コゲラのオスメスはほとんど見た目が同じですが、頭に少しだけ赤い部分があるのがオスです。
この部分は普段隠れていて見えないことが多いので、おー!赤見えた!と嬉しくなりました。
探鳥路の中は少しずつ草が出てきたり、木の芽が膨らんできたりして緑が増えてきました。
タネツケバナなど小さな草の花も咲いています。季節は着々と進んでいますね。
カルガモの後ろ姿
雪解けと最近の雨のせいか、安房堀の水かさが多くなっています。
冬の間は水面にはほとんど鳥がいませんでしたが、最近カルガモがよく来ています。
今日は8羽くらいいました。
移動中の休憩かな。
カモ類はオスが派手でメスが地味な種類が多いですが、カルガモはオスもメスも茶色くて同じような模様をしています。
細かい部分には違いがあって、お尻の色が黒いのがオス、茶色いのがメスです。
カルガモを見つけたら注目してみてください。
以下、3月11日から3月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、ダイサギ、トビ、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ
さえずるホオジロ
今愛鳥センターの周辺で一番よくさえずっている鳥がホオジロです。
いろんな方向からホオジロの声が聞こえます。
ホオジロの聞きなしで一番有名なのは
「一筆啓上仕り候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)
ですが、なかなかこの通りには聞こえません。
「源平つつじ白つつじ」
「札幌ラーメン味噌ラーメン」
という聞きなしもあります。
一種類の鳥で聞きなしのバリエーションがたくさんあるのは、歌の個体差が多いということもあるかもしれませんが、昔から身近で親しまれてきた鳥なんでしょうね。
巣材供給、はじめました
標本を作るとき、本剥製や仮剥製であれば全身の羽毛皮をそのまま使うのですが、部分標本を作るときは使わない部分が出てしまいます。
この羽毛がもったいないなぁ、有効活用したいなと前々から考えていたのが、巣材供給ステーションです。
ペットボトルを細工して作り、愛鳥センターの職員玄関近くの木に括り付けました。
入っているのは、おもにコガモの羽毛です。
小鳥は巣を作るときに、産座(卵やヒナが乗る部分)に羽毛や獣毛などを敷きます。
特に、春先早くに巣作りを始めるエナガは、たくさんの羽毛とコケとクモの糸で、コケ玉のような巣を作ります。
エナガの目に留まると良いのですが。
モフモフのダウンとフェザーが使い放題ですよ!と今度エナガに会ったら宣伝したいと思います。
中身はこんな感じです コガモの体羽
もしかしたらケラチン食の昆虫もやって来るかも!?とちょっと期待。
ヒメアカホシテントウ
小さなテントウムシが出てきました。
ナミテントウよりも小っちゃくて、赤いホシがふたつ。かわいいですね。
ヒメアカホシテントウという種類のようです。
テントウムシは成虫が集まって木のすき間や巣箱の中や戸袋などで越冬します。
気温も上がってきたので活動を始めたようです。
植物に付くカイガラムシを食べてくれるそうですよ。
以下、3月1日から3月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、オオハクチョウ、ダイサギ、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ
空高くを飛ぶノスリ
寒さが和らいで、晴れの日が増えてきましたね。
昨日はノスリが空高くを飛んでいました。
ちょっと見るとトビに似ているようですが、だいぶ白っぽい印象で、尾羽が角張っていません。
探鳥路の雪はだいぶ解けてきました。
ホオジロ、シジュウカラ、カワラヒワなどがあちこちでよくさえずるようになって、音が華やかになってきました。
雪解け後の地面には、雪と地面の間でネズミが活動していた跡が見られます。
半トンネル状の溝のようなものが、地面ににょろにょろと付いているのがそれです。
ネズミが活動した跡
トビムシのなかま
木の周りの雪の上にたくさんトビムシがいるのを見かけます。
昨年もこのくらいの時期にたくさん見たような気がします。
接写して拡大していますが、実物はとーってもちっちゃい虫で、1~2mmくらいの大きさです。
遠目には雪が汚れて土の粒がたくさん付いているように見えますが、近付いて行くと、ピョンと跳ねて逃げます。かわいいですよ!
冬の間は、鳥どこに行った?と思うくらいに少なかったのに、急に湧いて出てきたのかと思うくらい増えてきました。
北へ向けて移動が始まっているようです。
動きも活発になって、さえずりもよく聞かれるようになってきました。
探鳥路にはまだ雪がありますが、鳥は春モードです。
かわいいマヒワのしっぽ
気温が上がって、雪もだいぶ融けてきました。
探鳥路で踏み固められている雪の上を歩いていると、時々ズボッとはまります。
池の近くの木にマヒワの小さい群れがいました。
V字になっている尾羽がかわいいです。
空が暗くてシルエットにしか見えませんが、順光で見ると黄色がとってもきれいです。
以下、2月21日から2月28日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、コハクチョウ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コゲラ、アカゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、カシラダカ
網目模様が美しい ハイイロリンガ
昨日、飼育舎の扉のすき間で越冬していたと思われるガを見つけました。
気温が上がってきたので起きたのか、モソモソと歩いて動いていました。
ハイイロリンガという種類です。
非常に美しい模様です。
青いゴム手袋の上に乗せているので、くっきり見えますが、植物の上にいるとまぎれて気付かないかもしれません。
昨年初めてこのガを見て美しさに感動して、調べたら幼虫はヌルデの葉を食べると書いてあったので、夏秋はヌルデの葉をよく見るようにしていました。
幼虫を発見することはできませんでしたが、やはりどこかで育っていたんですね。今年の夏はまた幼虫を探してみたいと思います。
ヨシの皮をはがしてエサを探すシジュウカラ
今日も寒いですね。
まだしばらくは冬と春が行ったり来たりしながら季節が変わっていくんでしょうね。
紫雲寺記念公園内の第6駐車場の近くにあるヨシ原で鳥を探していたら、パキッパキッという音が聞こえました。
これはきっと!と思って探したら、シジュウカラがヨシの皮をはがして中にいる虫を採っているところでした。
食べているものまでは見えませんが、おそらくビワコカタカイガラモドキという虫ではないかと思います。
これからだんだん鳥もよく鳴くようになってきますが、冬にあまり鳴かない時期は、エサを探している音で鳥を見つけることもあります。
ツグミ類が地面の落ち葉をひっくり返すガサガサ音もわかりやすいですよ。
新しい標本を展示しました
ムナグロ、ソウシチョウの本剥製、トラツグミの仮剥製、スズメの卵を新たに展示しました。
展示室のどこにいるか探してみてください。
2階ロビーで野鳥写真展、レクチャールームでは環境保全ポスター展を開催中です。こちらもあわせてご覧ください。
以下、2月11日から2月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ヒシクイ、マガン、コハクチョウ、カワウ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、シメ、イカル、アオジ
エサを探すビンズイ
もう春かな~と思っていたのに、昨日また一気に雪が増えましたね。
雪が融けて地面が見え始めていたのが、また覆われてしまったので、水を流しているところに鳥がやってきてえさを探しています。
きのうはビンズイとスズメとツグミがいました。
スズメ(左)とビンズイ(右)
飼育舎に下りる階段にスズメとビンズイが一緒にいました。
ビンズイはセキレイの仲間ということもあって、足や尾が長めでシュッとしたイメージだったので、なんとなくスズメより大きいような印象を持っていましたが、こうして見るとサイズ感がそんなに変わらないですね。
尾をフリフリしながら歩くのがかわいいです。
バサバサするアオサギ
天気が良くて気温も少し上がり、少し春の気配がしますね。
アオサギが池のそばの木にとまって羽づくろいをした後に、翼をバサバサッとした瞬間が見られました。
落っこちそうに見えますが、このあとも普通にとまってボーっとしていました。
雪の上についていた大きな足跡
写真だとわかりにくいですが、けっこう大きな足跡です。
足跡の主はこのアオサギでしょうか。
以下、2月1日から2月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
ヒシクイ、キジバト、ダイサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ
何かくわえた!
駐車場でハクセキレイが歩き回っています。
時々地面をつついて何かを食べているのですが、よく見えません。
写真にも何かをくわえている様子が写っていましたが、やっぱり何なのかわかりませんでした。
小さな実か種でしょうか。
ハクセキレイの足あと
ぜんまい仕掛けのようにテテテテッと速足で歩いていますが、足あとは雪の上に一つ一つきれい残っています。
ハクセキレイ自体もかわいいですが、この足あとが超かわいいのです。
あちこちへ走り回った軌跡をたどるのが地味に楽しい遊びです。
水浴び後?ボサボサのツグミ
安房堀付近にツグミがたくさんいました。
枝がかぶって見づらいですが、羽毛をボフッと立てて羽づくろいをしている個体がいました。
安房堀で水浴びをした後でしょうか。
羽毛の汚れを落としてはっ水機能を保つために、冬でも水浴びは欠かせないようです。
冬に裸足で水に入るなんて考えただけで寒そうですが、鳥は大丈夫みたいです。
イタチの足跡
池の周りにはイタチの足跡がたくさん付いていました。
夜の間にうろちょろ走り回ったようで。
両足をそろえてぴょーんぴょーんという感じで付いている足跡がイタチです。
タヌキやウサギと比べて足跡が小さいので、見分けやすいと思います。
以下、1月21日から1月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ヒシクイ、アオサギ、ダイサギ、トビ、オオタカ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、ベニマシコ、カシラダカ
シジュウカラのお尻
今日は池にダイサギとアオサギが来ていました。
アオサギが「ゴア―」と叫びながらダイサギを追いかけ、ダイサギは飛んで逃げていきました。
最近よくアオサギが叫びながら池の上空を飛んでいるのを見かけて、何事?と思っていましたが、ダイサギに対してここは自分のえさ場だ!と主張していたのかもしれません。
アオサギの声はゴアッとかグワーとかギャーとかそんな感じに聞こえます。
初めて聞くと、怪物でもいるのかとびびってしまいそうです。
池の周辺にはカラ類の混群も来ていました。
シジュウカラ、ヒガラ、エナガ、キクイタダキが混じっていたようです。
ちっちゃい鳥が鳴き交わしながら枝先をちょこちょこ動いているだけでかわいいですね。
以下、1月11日から1月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ヒシクイ、コハクチョウ、ダイサギ、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ベニマシコ、カシラダカ
重たい空と雪を被った木
雪、降りますね。
もっさもっさと降りますね。
雪かきで筋肉痛という人もたくさんいるのではないでしょうか。
雪景色はきれいなんですけど、雪の積もった木もきれいなんですけど、きれいなんですけどね・・。
えーまだ降るのーと思いながら窓の外を見ていました。
鳥はどこに行っているのか、さっぱり姿が見えません。
食べものを探すのも大変でしょうね。
走るキジのオス
雪があると隠れる場所が少なくなるからか、キジの姿を見かける機会が増えました。
あちこちで足跡もよく見ます。
人間に気付くと、ハッとしてすごいスピードで走っていきます。
走っているときは尾羽をピンッと上げていてシルエットがなかなかかわいいのです。
遠ざかるとまたゆっくりと歩いてどこかに消えていきます。
キジのオスは赤や緑や青の派手な印象の鳥ですが、冬は驚くほど地味に見えます。
不思議ですね。
歩くキジのオス
池に佇むダイサギ
最近、いつも同じ(だと思う)ダイサギが池にいます。
このように水の中に立っていればわかりやすいのですが、岸の雪の上に首を縮めてじっとしていると、雪と同化しています。
気付かずに近付いてしまって飛んでから、あっいたの!と気付くことがあります。
飛び立つときはカララ カラララと独特の鳴き声を発しています。
木の上にとまったり、飼育舎の屋根にとまったりして人が去るのを待ってから、また池に戻ってきますよ。
以下、1月1日から1月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、マガン、コハクチョウ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、シメ、カシラダカ
サザンカに来たメジロ
池の近くのサザンカにメジロがよく来ています。
声がするので、そこにいるのはわかるのですが・・・。
鳥影がちょろちょろと動いているのに、葉がかぶるとすぐ見失ってしまいます。
花の蜜を吸っているところを撮りたいなと思ってしばらく見ていたのですが、なんとか写ったのがこれでした。
枝葉に紛れてよくわかりませんね。
双眼鏡で追った方が、ちゃんと見えるタイミングがあると思います。
寒そうなアオジのオス
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
愛鳥センターは4日から開館しています。
雪が積もっているので、お越しの際は運転、足元に十分ご注意ください。
探鳥路は今のところ長靴で歩ける程度の積雪です。
足跡探しや冬芽観察などが楽しめます。
鳥は少なめですが、ツグミやアトリ、シメなど小鳥と、時々上空をハクチョウやガン類が通過していくことがあります。
今年もたくさんの生き物との出会いを楽しんでいきましょう。
以下、12月21日から12月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、ダイサギ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、ウソ、カシラダカ、アオジ
水たまりを歩くハクセキレイ
雪が積もってエサ探しに苦労しているのか、愛鳥センターの駐車場の水を出している場所にハクセキレイがちょこちょこ歩いていました。
時々水をつついています。
何か食べるものがあるのでしょうか。
キジの足跡
観察舍の前にはキジの足あとがついていました。
キジの足跡は直線的に並んでいるのが特徴です。
どこへ向かったのかなとたどっていくと、陰からキジのオスの顔が見えてびっくり。
走って逃げていきました。
明日12月29日(水曜日)から愛鳥センターは年末年始休館です。
新年は1月4日(火曜日)から開館します。
今年もたくさんの方にご来館いただき、またイベントにご参加いただき、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
キツツキ用巣箱を下から覗いたところ
今日は愛鳥センター周辺に架けてある巣箱の掃除をしました。
気になっていたあのキツツキ用巣箱(10月23日の記事参照)もどうなっているか見てみました。
やはりスズメが営巣したようです。
巣材がギチギチに詰まっていました。
底なしなのに。
スズメすごい、の一言です。
巣箱の中身を引っ張り出しました
巣材はおもに草や鳥の羽根を使用していました。
けっこう大きなドバトの尾羽なども入っていて、小さな体でよく運んできたなあと感心します。
【お知らせ】
愛鳥センターは令和3年12月29日(水曜日)~令和4年1月3日(月曜日)が年末年始休館となります。
館内および飼育舎の見学はできませんが、探鳥路は歩くことができます。
尚、傷病鳥獣の収容は年中無休で行っています。
以下、12月11日から12月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、ダイサギ、トビ、コゲラ、オナガ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、シメ、カシラダカ
クロスズメバチの巣を掘りました
秋頃、愛鳥センターの駐車場脇の地面に、クロスズメバチが巣を作っていました。
地面の中に巣を作るので、外からはハチが出入りしている様子しか見えなかったのですが、寒くなりハチの動きもなくなったので掘ってみました。
出入りしていた場所の下を広く掘っても何も見つからず、ハチクマが掘って食べるくらいだからきっとそんなに深くないよね??と思って横に掘り広げていったら、車庫の壁にくっつくようにしてありました!
大きな層が3層ほど重なっていました。
きれいなハニカム構造
ハチの巣の構造は美しいですね。
よくこんなにきれいに作れるものだと思います。
少しだけ生存している成虫がいましたが、ヨタヨタヨロヨロと歩いていて、まさに虫の息でした。
周囲には分解されかけている成虫の死骸もありました。
ハチの巣に寄生するアブの幼虫
そして、明らかにハチの子ではない幼虫も出てきました!
これは巣に寄生している虫なのでは?と、調べてみたところ、シロスジベッコウハナアブの幼虫はクロスズメバチの巣に寄生するという記述を見つけました。
資料が少なくて、はっきりとはわからないのですが、こんな虫がいることをはじめて知りました。
知らないところでいろんな生き物がつながって生きていますね。
柿を食べるヒヨドリ
阿房堀沿いで、ヒヨドリが大きな口を開けて柿の実を食べていました。
鳥たちが日々食べに来ているようで、実も残り少なくなってきました。
周辺に何羽かヒヨドリがいて、ヒーヨヒーヨとにぎやかでした。
サザンカの木の周りにもにぎやかに集まっています。
メジロもたくさん来ています。
枝が込んでいてなかなか見えないのですが、花のみつを吸っている様子が見られます。
今のうちにたくさん食べて、冬を無事に乗り越えてほしいですね。
以下、12月1日から12月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
マガン、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ビンズイ、マヒワ、ベニマシコ、カシラダカ
マガモお休み中
今日は良いお天気ですね。
12日に予定している弁天潟初心者探鳥会の下見をしてきました。
枯れたハスの間でマガモがのんびり寝ていました。
他に、キンクロハジロやホシハジロ、ミコアイサなどカモ類がいろいろいましたよ。
小鳥は少なめですが、モズやシメなどがいました。
冬に水に入っている鳥を見ると、寒くないのかな、水はしみて来ないのかなと思ってしまいますが、
秘密がこれです↓
モッフモフ!
皮ふに近いところにはふわふわの綿羽、水と接する表面に出る部分の羽根は半綿羽です。
(半綿羽:付け根側が綿羽、先端側が正羽)
これが、なかなか皮膚が見えないくらいかなり密に生えています。
そして、羽毛には尾脂腺という器官から出る脂をくちばしで塗りつけて水をはじいています。
これはカンムリカイツブリの羽毛です。かき分けた真ん中あたりのグレーの羽毛が綿羽です。
モッフモフが写真では伝わりきらないのが残念です。
木のてっぺんにとまるダイサギ
冬になると池にダイサギが来ます。
個体識別ができないので、毎年同じ個体が戻ってきているのかはわかりませんが、この冬も先月頃から姿を現しています。
池の中を歩きながら足でガシャガシャ水の中をかき回して、出てくる生き物を採っているようです。
人が池に近づくと、飛んで木の上にとまったりしますが、人がいなくなるとまた戻ってきます。
えさの生き物がいそうな場所は周辺にもたくさんありますが、ここがお気に入りなのでしょうか。
首を伸ばすとスラっと見えるのに、首を縮めて羽毛を立てて休んでいると、丸くておまんじゅうのようで印象が全く変わります。
飼育舎のダイサギもよくサギまんじゅうになっていますよ。
美しい虫食いの葉
探鳥路の木々はかなり葉が落ちましたが、まだ落ちずに残っている葉にきれいな丸い穴が空いているのを見つけました。
これを食べたのは誰でしょうね。
空が透けてとてもきれいに見えました。
鳥を探して歩きながら、こんなのを探すのも楽しいかもしれません。
やぶの中からはミソサザイのチョッチョッという声がよく聞こえるのですが、全然見えません。
マツの木の上の方からはキクイタダキの声もするのですが、見えません。
小っちゃい鳥を見るには忍耐力が必要ですね。
以下、愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジバト、アオサギ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
アトリ
今週は雨や風の強い日が多かったですね。
気温も下がり、一気に冬がやってきたように感じます。
新潟の冬らしい天気です。
今朝は雨が上がっている時間があったので、阿房堀の方へ行ってみました。
カシラダカの群れがいたので、双眼鏡で覗くと、アトリが入りました。
あれ?オレンジ!?と予想外のものが入り嬉しかったです。
フワモフ感がかわいいですね。
カシラダカは周辺に10羽くらいいました。
最初は地面の枯草の中にいて、続々と飛び出てきました。
草の実を食べていたところだったのかもしれません。
朝ごはんを邪魔してしまいました。
カシラダカの群れ
青空を飛ぶトビ
お天気の良い日が続きましたね。
週明けは崩れるようで残念です。
青空高くをトビがスイーっと飛んでいました。
ノスリやミサゴが見られることもあります。
林の中はわりと静かですが、ヤブの中からウグイスやアオジの声がしたり、ミソサザイの声も確認しました。
葉が落ちて見通しが良くなった探鳥路でも姿はなかなか見えません。
以下、11月11日から11月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
コハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、オナガ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、スズメ、カワラヒワ、シメ、カシラダカ、アオジ
モフモフのおまんじゅうのようなエナガ
エナガとシジュウカラの混群がよく見られています。
ジュリジュリと鳴きながら、ちょこまかちょこまかと動き回るので、なかなか双眼鏡でも捉えられません。
小さくて丸くておまんじゅうに柄が生えたようなフォルムがとてもかわいいです。
混群に入っているかどうかはわかりませんが、キクイタダキの声もけっこう聞こえます。
声であのへんにいるというのはわかるのに、全然見えません。
枝葉に隠れるのが上手です。
カメノコテントウ
先日、雨具を着ようとハンガーから外したところ、カメノコテントウが挟まっていました。
越冬するのにちょうどいい場所を見つけたと思っていたのでしょうけれど、移動してもらいました。
カメノコテントウはけっこう大きくて存在感があります。
捕まえると赤い汁を出すのですが、これがカメムシに匹敵するようなくさいにおいがします。
身に危険を感じたのか、捕まえていないのに赤い汁を出されてしまい、雨具のフードに付きました。
作業中ずっと、なんか臭いな・・と思いながら耐えました。
テントウムシやカメムシなどの成虫で越冬する虫が、越冬場所を求めていろいろなすき間に集まっています。
巣箱を利用していることもありますし、樹皮の間にいることもあります。
寒くなってきましたが、意外にまだ虫も楽しめますね。
おもしろい模様のクモ
雨が降って寒いですね。
探鳥路の木々の葉はだいぶ紅葉して散っています。
葉が落ちると小鳥が見えやすくなりますね。
鳥にとっては外敵に見つかりやすくなるので嬉しくないかもしれません。
枯れ葉にきれいでおもしろい模様のクモがいました。
アズチグモという種類ではないかと思います。
なんとなく、海洋生物を想起するような見た目です。
こんなエビいませんでしたっけ?
ちょっとおいしそうに見えます。
以下、11月1日から11月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
ヒシクイ、コハクチョウ、アオサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、クロジ
柿とメジロ
安房堀沿いにある柿の木がオレンジ色の実をたくさん付けています。
そこにメジロが群れで来ていました。
チーチーと鳴いてにぎやかです。
メジロの体の大きさと色がちょうど柿の葉と同じような見た目ですね。
クロジのオス
近くの草やぶにはアオジがいました。
アオジだけかと思ったら、クロジが出てきてびっくりしました!
嬉しい出会いでした。
やぶには何が潜んでいるかわかりませんね。
ツグミの後ろ姿
今朝、ようやくツグミを初認しました。
今シーズンは、例年より全体的に渡りが遅い気がします。
暖かいからでしょうか。
ヒヨドリの群れもいくつか上空を通り過ぎて行きました。
シメもそれにくっついて?飛んで行きました。
この時期は日々鳥が入れ替わりますね。
探鳥路で見つけた食痕
昨日探鳥路内で見つけた食痕です。
羽の主はなんとオオミズナギドリでした!
落ちていた風切羽の根元に、くちばしで羽根を引っこ抜いたときに付く跡があったので、食べたのは鳥のようです。
今の時期は粟島で巣立った幼鳥が南下するときに内陸に入ってきますので、それを猛禽が捕ったのかもしれません。
通常は林内で出会うことのない鳥なので、驚きました。
以下、10月21日から10月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオバト、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、クロツグミ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ノジコ、アオジ
シロダモの花に来たハチ
アブも来ました
そろそろ花の咲く時期も終わりかなと思っていたところ、シロダモの花が盛大に咲いていました。
シロダモの花はこの時期ですね。
木の近くに寄ると、ブーンと虫の羽音が聞こえます。
ハチやアブやハエなど、たくさんの虫たちが花を訪れていました。
シロダモには赤い実がなります。
それを冬にヒヨドリやシロハラなどが食べています。
虫にも鳥にも、寒い時期のご馳走のようです。
[お知らせ]
10月31日(日曜日)10時~16時に、朱鷺メッセ向かいの万代島多目的広場(大かま)にて開催される「にいがた環境フェスティバル2021」に愛鳥センターもブースを出展します。鳥の羽根のしおり作りや、剥製の展示などを行います。お時間のある方、ぜひ遊びに来てください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kankyo/niigata-ecofes2021.html
キツツキねぐら用巣箱の下から何か出ています
スズメの巣材!
少し前に気が付いたのですが、愛鳥センターの駐車場に架けてあるキツツキ用の巣箱の下から枯草がはみ出しています。
キツツキ用の巣箱はねぐら用なので底がありません。
外敵が侵入してきても、上下どちらからでも逃げられるようになっています。
底がないのに巣材が詰まっているのにはびっくりしました。
こういう巣材を使って、ぎゅうぎゅうに詰め込むのはスズメです。
よほど巣を作る場所に困っているのでしょうか。スズメの執念を感じました。
繁殖が成功したかどうかはわかりませんが、今度巣箱掃除をするタイミングで中がどうなっているか見てみたいと思います。
穴が広がっているのは、たぶんアカゲラかアオゲラのしわざです。
以下、10月11日から10月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、ヒシクイ、アオバト、ミサゴ、トビ、ノスリ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、マミチャジナイ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
ビンズイ
今朝は、10月24日に開催予定の清潟公園で下見をしてきました。
ビンズイが「ズイーズイー」と鳴きながら飛んできて、枝にとまってくれました。
しっぽをフリフリしている動画をFacebookに上げたので、こちらも見てみてください。
見た目はセキレイっぽくないですが、しっぽを振っているのを見るとやっぱりセキレイなんだなぁと思います。
ビンズイは最近、愛鳥センターの周辺でも観察されています。
カモ類やオオバン、カイツブリなど、水面も鳥がたくさんいました。
カイツブリのモフモフのお尻がとってもかわいいです。
清潟探鳥会はまだ定員に空きがありますので、興味のある方、お申し込みをお待ちしております。
モフモフのカイツブリ
標本の天敵カツオブシムシ!
今日も雨ですね。
急に寒くなりました。
先月まで開催していた夏季特別展に展示した標本を片付けていたところ、羽根の表面に虫が・・。
標本の天敵、カツオブシムシの幼虫です。
確かに、展示中は虫の侵入し放題、食べ放題状態でした。
幼虫は小さくてケバケバしていて、羽根や毛などを食べます。
家でウールの洋服に穴をあけてしまう虫のひとつでもあります。
成虫はテントウムシを小さくしたような感じで、羽根や毛は食べず、花粉などを食べます。
けっこうかわいい虫ですよ!
ただ、標本を食べられてしまうのは困るので、外に落ちている羽でも食べてくれると人間としては嬉しいのですが・・・。
池を歩くアオサギ
探鳥路の観察池は水面がヒシなどの浮葉植物で覆われています。
そこをアオサギの幼鳥が歩いていました。
こんなに足が上がるんですね。水草が絡みつくからか、歩くのも大変そうです。
こんなに水面が覆われていて、水の中のえさは見つけられるんでしょうかね。
それとも葉の上の虫か何かを食べているのでしょうか。
さて、今日はひとつご紹介があります。
新発田地域振興局のページで、阿賀北地域で出会える野鳥の魅力を発信する動画が公開されました。
第一回は夏の瓢湖です。
動画は今後も追加される予定です。
愛鳥センターのトップページ左側の外部リンクから動画のページに飛べるようになっていますので、お時間のある時にご覧になってみてください。
以下、10月1日から10月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
アオサギ、ミサゴ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、オオムシクイ、メジロ、ムクドリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ
器用だなー
枝先で逆立ちしたり、ぶら下がったりしながらえさを探しているシジュウカラがいました。
ほんと身軽で器用ですね。
光の加減でほとんど影みたいになっていますが、よく見るとおなかの太いネクタイ模様が見えます。
愛鳥センターの新しいキャラクターもシジュウカラです。
現在愛称を募集しています。
以下のページで詳細をご覧の上ご応募ください!
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/aicho/20211001aicho.html
新キャラ誕生に合わせて、ホームページのトップ画像もリニューアルしました。
以下、9月21日から9月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、トビ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、オオムシクイ、メジロ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ
赤トンボを捕まえたコサメビタキ
今日も良い天気ですね。
先ほど愛鳥センターの駐車場付近で、聞きなれない「ジッジクジクジク・・」という声がしたので、誰だろうと思ってしばらく探していたら、赤トンボを捕まえたコサメビタキが出てきました!
トンボも食べるんだな~、こんな声も出すんだな~と新たな発見でした。
赤トンボを飲み込むコサメビタキ
トンボが刺さっている感じになっています。
長すぎない?と思ってしまいますが、口が閉じるまで全部飲み込んでいました。
鳥は見た目以上に口が大きく開くので、びっくりするような大きなものを丸飲みにすることがあります。
小鳥ではありませんが、アオサギがウシガエルを丸飲みにする場面などは、おお~!すごい!!と見入ってしまいます。
木の葉の上で鳴くアオマツムシ
アオマツムシの声が近くで聞こえたので探したら、ちょうど木の葉に上下はさまれるような形のところに隠れて鳴いていました。
アオマツムシはアオという名前の通り緑色ですが、普通のマツムシは茶色です。
背中が平たくて、ひし形のようなおもしろい形をしています。
木の上で鳴いていることが多く、葉っぱのような緑色なのでなかなか見つかりませんが、夜に灯りのあるようなところの壁に来ることもあるので探してみてください。
よくいる虫ですので、家の近くでもきっと鳴いていると思います。
とてもきれいなんですが、外来種です。ちょっと複雑な気持ちになります。
ヤマボウシの実
紫雲寺記念公園内の道路沿いのヤマボウシが赤く熟しています。
カラスがおいしそうにパクパク食べていました。
地面にもたくさん落ちていて、何かに食べられた跡がついています。
小鳥かな。虫かもしれません。
食べている場面には遭遇していないので誰が食べているのか気になっています。
探鳥路に多いヒトスジシマカ
探鳥路内は本当に蚊の勢いがすごいです。
半袖で対策なしで歩くとボコボコになりますのでご注意を。
日中たくさん寄ってくるのは、白黒のシマシマで頭に一本の白い線があるヒトスジシマカという種類がほとんどです。
夜は歩いたことがありませんが、たぶん違う種類が活動していると思います。
蚊にもいろいろいるんですよ。愛鳥センター周辺では見たことがありませんが、キンパラナガハシカというきれいな蚊もいます。
以前に山で出会ったときは美しくて感動しました。
もし興味のある人がいたら図鑑や画像検索で見てみてください。
ちなみに、この蚊も刺します。
以下、9月11日から9月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
カルガモ、ツツドリ、ミサゴ、ノスリ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、オオムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、コムクドリ、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ
トラップに落ちたカナヘビ
昆虫観察会が中止になってしまったので、来年度への予備調査の意味も含め、ピットフォールトラップを仕掛けてみました。
えさはカルピスとだしの粉末(かつお節、昆布など)を使いました。
回収したら、予想外にカナヘビが落ちていました!
小さくてかわいかったです。
フェイスブックに動画を掲載しましたので、そちらもご覧ください。
虫はダンゴムシとアリが多め、他にクモ、ハチ、コメツキムシの仲間などが入りました。
【お知らせ】
新型コロナウイルス感染症の「特別警報」の発令により、愛鳥センターは臨時休館していましたが、本日9月16日(木曜日)に特別警報が解除されることに伴い、9月17日(金曜日)より開館を再開致します。
ご来館の際はマスクの着用、手指の消毒等の感染症対策にご協力いただけますようお願い致します。
夏季特別展「渡るってすごい!」の会期が短くなってしまいましたが、まだ片付けていませんので、今週末の連休中まではご覧になれます。9月25日(土曜日)からは令和4年度用愛鳥週間ポスター原画コンクール新潟県大会入賞作品展が始まりますので、来週中には展示を更新します。
ビックリしたアマガエル
渡りの小鳥たちが枝先をちょこちょこと動き回っています。
ムシクイ類やコサメビタキ、シジュウカラなど、双眼鏡を向けるたびに別の鳥が入ります。
小鳥を双眼鏡で追っていると、桜の枝の上で休んでいるアマガエルを見つけました。
ちょうどそこにアオジが通りがかり、アマガエルの上をピョンピョンと跳ねていきました。
アマガエルはビックリして逃げようとした体勢のまま枝にしがみついていました。
遠くからでも伝わる必死感。しばらくこのまま動きませんでした。
探鳥路は蚊がすごく、少し止まって観察をしているだけで、ワーッと寄ってきて襲撃されます。
虫よけスプレーをしているのに・・・。
鳥を見ながら蚊にごはんを提供しているような状況です。
ハヤブサの尻
久しぶりに鉄塔にハヤブサがいました。
渡りの鳥を狙っている?
全然横を向かないので、お尻の写真のみです。これでは何鳥かわかりませんね。
いいもの見っけ!
昨日探鳥路を歩いていたら、池の近くにきれいな羽根が落ちていました。
大きさや形状から、小鳥の尾羽のようです。
尾羽に白斑が入る種類はいろいろいますが、調べてみたら、ホオジロの右側の一番外側の尾羽でした。
ちょうど今の時期は鳥が換羽をしています。
古い羽根が抜けて、新しい羽根が生えてきます。
なので、下をよく見て歩くといろいろな羽根を拾えるかもしれません。
せっかくなので、羽根を拾ったら、羽根図鑑などで落とし主を調べてみてください。
拾った日付と場所を書いて、チャック付きの袋などに入れて保存していくと、羽根コレクションができますよ!
以下、9月1日から9月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、コゲラ、アカゲラ、サンコウチョウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオムシクイ、メジロ、コムクドリ、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ
不思議なきのこが生えてきました
すっかり秋の空気ですね。
涼しい空気の中、虫の声がたくさん聞こえます。
秋はきのこがたくさん生える季節でもありますね。
先日、不思議な形の赤いきのこがニョキニョキと生えているのを見つけました。
一瞬、猛毒のカエンタケかと思ってびびったのですが、何か違う・・。
調べると、スッポンタケのなかまに似ているものがいました。
たぶん、サンコタケかな。
近寄らなかったのでわかりませんでしたが、とてもくさいらしいです。
ちなみに、カエンタケは毒性がかなり強く、ほんのちょっと食べただけで中毒を起こし、最悪の場合死にます・・。
触れただけでも皮膚がただれてしまいます。
赤く燃える炎のような形で、間違って食べることはないような気がしますが、ヤバイきのことして頭に入れておくと良いかもしれません。
私は幸い、まだ出会ったことがありません。
振り返るイカル
イカルの群れ、まだ滞在中です。
10羽くらいはいそうです。
黄色くて大きなクチバシと、羽毛のモフ感がたまりません。
振り返ったポーズもとてもかわいくて、思わずニヤニヤしてしまいました。
【お知らせ】
新型コロナウイルスの感染者が県内でも多く発生する状況が続いているため、特別警報が県内全域に拡大されました。
感染拡大防止のため、愛鳥センターも臨時休館することとなりました。
期間は9月3日(金曜日)~9月16日(木曜日)の予定です。
以下、8月21日から8月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
ノスリ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、コムクドリ、コサメビタキ、スズメ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ
おやすみ中のトウネン
今日もトウネンです。
今朝はシギ・チドリ観察会でした。
下見のときよりもシギ・チドリがたくさん見られて良かったです。
トウネンの幼鳥が背中にくちばしを突っ込んで寝ていました。
長旅の途中。お疲れですね。
たくさん栄養補給をして、この先まだ長い道のりを無事に渡って行ってほしいと思います。
【イベント中止のお知らせ】
9月4日(土曜日)に予定されていた昆虫観察会ナイトウォッチングは、新型コロナウイルス感染者が県内でも増加しているため、中止することとなりました。それ以降のイベントについては未定です。決まり次第ホームページ等で連絡致します。
トウネンの幼鳥
あさって開催するシギ・チドリ観察会の下見に網代浜に行ってきました。
波打ち際のシギはトウネンばかりでしたが、ちょこちょこしながら採餌していてかわいかったです。
当日はシギの種類がもう少し増えると嬉しいですね。
ウミネコもたくさんいました。
若い個体ばかりで、今年生まれの茶色い個体や2年目、3年目の個体が混じっていました。
その中にオオセグロカモメも1羽入っていました。
1羽、片足の先端を失っているウミネコも見つけました。
テグスや釣り針が絡まってこのように足や翼をケガをしてしまう鳥が愛鳥センターにも毎年収容されます。
釣りをしたら、テグスや釣り針はその場に残さず、必ず持って帰ってくださいね。
片足のウミネコ
アオサギの幼鳥
阿房堀にアオサギの幼鳥が佇んでいました。
成鳥だと、気配を感じるとすぐに飛んでしまうことが多いのですが、幼鳥だからなのかこの個体の性格なのか、わりとボーっとしていました。
愛鳥センターの付近でアオサギの幼鳥を見ると、ここで放鳥したやつかなあと思うのですが、個体識別ができないので他所から来たものかどうかわかりません。
元気で暮らしていると良いなと思います。
秋の渡りが始まったようです。
今日はセンダイムシクイの群れが来ていました。
少し前からイカルの群れも滞在中です。
頭の色が薄い幼鳥もいました。
クチバシがぶっとくてかわいいです。
イカルの幼鳥
以下、8月11日から8月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
アオサギ、ホトトギス、トビ、コゲラ、サンコウチョウ、モズ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、コムクドリ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ
換羽中のトビ
最近愛虫ブログになっていましたが、久々に鳥の登場です。
鳥がいないわけではないのですが、写真がさっぱり撮れなくて・・・。
ちょっとピンボケでわかりにくいですが、トビです。
換羽中なので翼もなんだかボロボロに見えますし、識別点の尾羽も伸びかけでヘンな形になっているので、一瞬、何鳥?と考えてしまいます。
繁殖期が終わると多くの種類が換羽をするので、今の時期に飛んでいる鳥を見ると、翼や尾が部分的に抜けているのを見ることができます。
カラスやトビなど大型の鳥ではわかりやすいですよ。
飼育舎の鳥たちも換羽中です。
抜けた羽根が地面に落ちていたり、伸びかけの新しい羽根が見えたりします。
サシバやチョウゲンボウやオオハクチョウ、コハクチョウなどは幼鳥の羽根から成鳥の羽根に変わりつつある個体も見ることができます。
来館した際には飼育舎の鳥も観察してみてください。
見事な擬態!
先日、愛鳥センターの外壁にこんなガがとまりました。
飛んできたときはオレンジ色の派手な後翅が見えたのですが、翅を閉じると全く見えません。
枯れた葉っぱにしか見えませんね!見事です。
最初から壁にとまっていたら気付かなかったと思います。
これは「アケビコノハ」というガで、名前の通りアケビの葉を食べて成長します。
幼虫は茶色の体に目玉模様があって、私はけっこうかわいいと思うのですが、人によってはギョッとするかもしれません。
成虫の後翅にも目玉のような模様があります。
この模様で捕食者をビックリさせて身を守ると考えられています。
目玉模様にしても、木の葉そっくりの見た目にしても、どうやってこのような進化ができたのか、本当に不思議です。
以下、8月1日から8月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
ミサゴ、トビ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、コムクドリ、クロツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
トラップに入ったオオナガコメツキ
オオゾウムシ
来月の昆虫観察会に向けて、試しに何種類かトラップを仕掛けてみました。
えさの種類と置き方を変えて1~2日置いたところ、何種類かの虫が入っていました。
発酵バナナを入れたトラップでは、オオナガコメツキとオオゾウムシが入っていました。
飼育鳥の食べ残しなどを入れて地面に置いたトラップではウジがたくさん・・・。
地面に埋めて設置したピットフォールトラップにはアリが大量に・・。
フェイスブックにアリがうじゃうじゃ動いている動画を上げました。
こちらも見てみてください。
観察会のときにはどんな虫が見られるでしょうか。楽しみです。
【お知らせ】
8月29日(日曜日)に開催予定のシギ・チドリ観察会は定員に達しましたので受付けを締め切りました。
モンクロシャチホコ
葉の上に不思議な形のきれいなガがいました。
頭は白いモフモフ、体にはくすんだ青と赤みがかった黒の波模様があります。
遠くから見ると鳥のふんのように見えます。
ふんに擬態しているのかもしれません。
種類を調べたら、モンクロシャチホコでした。
成虫は見たことがなかったのですが、幼虫はよく見るおなじみの虫でした。
サクラケムシと呼ばれているやつです。
黒い体に黄色い毛が生えたイモムシで、サクラの葉を食べます。
成虫がこんなにきれいな虫だったとは!
上から見たところ 不思議な形です
この前とは別の動くフワフワ
この前も動くフワフワを愛鳥ブログで紹介しましたが(7月17日参照)、今日は別のフワフワ虫を発見しました。
これはアオバハゴロモの幼虫です。
体が綿のようなもので覆われています。
成虫になると三角のような形の、とてもきれいな薄緑色の虫になります。
カメムシやセミに近い仲間で、植物の汁を吸うので害虫扱いされたりもしますが、かわいすぎて許せてしまいそうな虫です。
この写真ではわかりませんが、顔のあたりをよく見ると、セミっぽい顔をしていますよ。
以下、7月21日から7月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、アオサギ、ホトトギス、ミサゴ、トビ、コゲラ、アカゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
トラフズクのペリットの中身
ペリットの話題をもう一つ。
先日収容されたトラフズクが吐いたペリットを分解しました。
骨がいろいろ出てきましたよ!
写真の左側、上から順にハタネズミの頭骨(上あご)、右の下あご、左の下あごです。
上下のあごがきれいに合わさった形で入っていました。
右側の三角のものはスズメ目の小鳥の上くちばしです。
このくちばしのみでは正確な種類はわかりませんが、なんとなくアオジかなぁ・・。
形状やサイズ、時期、場所などからの推測です。
その他に、ネズミと鳥の腕や足や頸椎など細かい骨がたくさん入っていました。
コウモリの骨っぽいな~、というかなり細い骨も入っていました。
ハタネズミの歯(左の下あご)
ハタネズミはギザギザの歯が特徴です。
新潟にはハタネズミとそっくりなスミスネズミとヤチネズミがいるのですが、歯のギザギザの山の数や、かなり細かい部分での骨の形状が違います。マニアックすぎるので、興味のある方は調べてみてください。
カラスのペリット
きのう、愛鳥センターの玄関前にカラスのペリットが落ちていました。
周辺によくいるハシブトガラスのものだと思います。
拾って崩してみたところ、サクラの種たくさん、昆虫の外骨格、イモムシの皮(たぶん)が出てきました。
カラスというと、ごみをあさっているイメージかもしれませんが、いろいろなものを食べています。
動物や虫などの死がいもよく食べるので、自然の中ではお掃除屋さんです。
※ペリット(ペレット)とは
食べたものの消化できない部分を胃の中で丸めて吐き出したものです。
色々な鳥がペリットを吐きます。
骨、毛、羽根、鱗、貝殻、昆虫の外骨格、植物の種など、その鳥の食性によってペリットに含まれるものは様々です。
以下、7月11日から7月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
動くフワフワ
最近よく見かける、この動くフワフワがとても気になっていました。
植物に小さな白い綿ゴミが付いているように見えますが、これが歩いて動いているのです。
よく見てみると、足の生えた本体がフワフワの下にあることがわかりました。
肉眼では細かいところが認識できず、何者かわからなかったので、カメラの接写で撮って調べてみました。
クサカゲロウのなかまの幼虫でした
大きなあごを持っていて、足が3対あります。昆虫のようです。
画像検索で似たものを探した結果、クサカゲロウのなかまの幼虫にたどり着きました。
背中には食べた獲物の残がいや、抜け殻などのゴミを背負う習性があるそうです。
写真に写っている個体も、脱皮殻を背負っているように見えます。
先日紹介したイチモンジカメノコハムシの幼虫(6月17日を見てください)も、自分の脱皮殻を尾の先に付けてゴミです!とカムフラージュしていました。
昆虫がゴミを背負って擬態するのは、身を守る方法として人気(?)なのかもしれませんね。
ネムノキの花
ネムノキの花が咲くと、これから本格的に夏だなと感じます。
見れば見るほど不思議な花です。
付け根が白く、先端は赤というかピンクというか。
美しい細い糸を寄せ集めたような花です。
夏らしい、いちごかき氷的色合いですね。
葉は羽状複葉といって、鳥の羽根のようにたくさんの細かい葉が左右に付きます。
夜は葉を折りたたんで垂れ下がって眠るのでネムというそうですよ。
【お知らせ】
9月4日(土曜日)に開催予定の「昆虫観察会ナイトウォッチング」は早くも定員に達しましたので受付けを締め切りました。
昨年度までは「マツムシの声を楽しむ会」というなんとも風流な響きのイベントでしたが、今年度から内容を変更したところ、虫好きのお子さんたちが興味を持ってくれたようです。ありがとうございます。
7月22日、23日の巣箱作り教室と、8月8日の工作教室(消しゴムはんこ)はまだ定員に空きがあります。
夏休みの工作、自由研究に、お申込みをお待ちしています。
大人のみのご参加も歓迎です!
以下、7月1日から7月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、カワウ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
雨の中でさえずるオオヨシキリ
今朝は第6駐車場の近くの湿地に行ってみました。
オオヨシキリが雨に濡れながら元気にギョギョシギョギョシと鳴いていました。
目立つところにとまって、雨にザーザー濡れながらも、一所懸命です。
鳥は、羽毛の表面に自分ではっ水加工をしています。
なので、濡れても大丈夫です。
尾の付け根に尾脂腺という脂を分泌する器官があり、そこから出る脂を羽づくろいしながら羽毛に塗っています。
雨の中でも平気で活動できるのは、羽が水をはじくことと、内側のふわふわダウンがあるためです。
天然のはっ水機能付きダウンコートを着ているんですね。
美しいカノコガ
梅雨らしいジメジメした気候が続きますね。
今日は七夕ですが、星空は期待できなそうです。
星は見えませんが、最近、翅にホシが並んだような模様の「カノコガ」をよく見かけます。
翅の模様が鹿の子模様なことが由来です。
このように、翅を開いてとまります。
ガというと嫌われがちですが、これはかわいいと思いませんか?
体に黄色いシマが入っていて、フタオビドロバチなどのハチに擬態していると言われています。
それにしてはかわいすぎますね。
もちろん刺さないし、毒もありません。
シジュウカラの空っぽの巣
春先に、シジュウカラが小さな木の穴の中で営巣を始めました。
遠巻きに見守っていましたが、ヒナの声もさっぱり聞こえてこないのでどうしたのかと思ったら、卵のカラをわずかに残していなくなっていました。
おそらくヘビに食べられたんだと思います。
しばらくの間動きもなかったので、今年はもう使わないかな~と思って先月何気なく見たところ、抱卵していた親鳥に中から激しく威嚇され、びっくりして心臓バクバクしました。
ごめんごめんとすぐにその場を離れ、その後は横目でチラ見する程度で気にしていたのですが、またしてもヘビに食べられたのか、もぬけの殻になっていました。
ヘビも生きるために、ただ見つけたごはんを食べただけで、そこに良い悪いはないのですが、自然は厳しいなと思った出来事でした。
ところで、巣材に使われている赤い繊維、シジュウカラの巣でよく見ます。
どこで集めてきた何なのかいつも気になっています。
以下、6月21日から6月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、カワウ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
タンポポによく似た花
こんなタンポポみたいな花、よく見かけませんか?
黄色くてタンポポにそっくりですが、茎がひょろ長いのでちょっと違和感があります。
とてもきれいな花なんですが、これ、外来種のブタナという植物です。
ヨーロッパ原産で、日本中に広がっています。
別名タンポポモドキ。こちらの方がわかりやすい名前ですね。
ブタと何の関係があるのか?と思って調べてみたら、フランス語で「豚のサラダ」を意味する俗名を和訳したものだそうです。
英名は「Catsear」、葉の形が猫の耳に似ていることが由来だそうです。
国が違っても、豚に猫に、どちらも動物に由来する名前でおもしろいですね。
愛鳥センターの駐車場付近でも一面に広がって咲いています。
きれいだなと思いつつ、外来種がはびこっていると考えると複雑な気持ちです。
黄色い点すべてブタナ
魚を持ったトビ
上空を飛んでいるトビを見ていたら、足に細長い何かを持っていました。
何を持っているのかよくわからなかったので、写真に撮って拡大してみたところ、大きな魚でした。
上の写真で魚のヒレとしっぽがわかるでしょうか。
魚を持って飛んでいるとなんだかミサゴみたいですね。
ミサゴは、空気抵抗を少なくするために魚の頭を進行方向に向けて持ちますが、このトビも同じように持っているように見えます。
トビにも同じ習性があるのでしょうか、ミサゴから教わったんでしょうか。
今度トビが魚を持っている場面を見たら、もっとよく観察してみたいと思います。
ハシブトガラスの巣立ちびな
愛鳥センターのすぐ近くにあったハシブトガラスの巣のヒナが先週巣立ちました。
カラスのヒナは目に青みがあって、口の中が赤くてかわいいです。
おとなになると目は黒く、口の中も黒くなります。
写真を撮ったときは、暑かったのか、翼を少し広げて下げていました。
別の日には、ヒナに気付かずに近付いてしまったら、親鳥2羽に上から追跡され、カーカー怒られました。
カラスの親も、ヒナを守るのに必死ですね。
襲ってくることはないですが、親鳥に怒られたらすぐにその場を離れましょう。
以下、6月11日から6月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、トビ、オオタカ、アカショウビン、コゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
イチモンジカメノコハムシの幼虫
ムラサキシキブの葉の上に、イチモンジカメノコハムシの幼虫を発見しました。
本体は葉の上の黄色っぽくてトゲトゲしたもので、上に乗っている黒いゴチャゴチャしたものは、脱皮殻です。
脱皮した殻を、しっぽの先につけて背負い、「おれはゴミです」とカモフラージュしています。
イチモンジカメノコハムシの成虫
成虫は円盤のような見た目で、ふちが透明でおもちゃみたいです。
上からは足が見えないので、歩いて移動している姿はなんだか不思議です。
幼虫も成虫も、ムラサキシキブの木で見られますよ。
とてもかわいいので探してみてください。
サンコウチョウ発見
最近時々サンコウチョウの声が聞こえていましたが、遠かったり枝葉に隠れて姿が全然発見できずにいました。
姿を見たいなぁと思っていたところ、ようやく発見できました。
尾が短いですが、オスです。
ゲッ ゲッ チュイリイ ホイホイホイ♪
と良い声でさかんにさえずっていました。
アイリングが目立たないので、若いのかなと思っていますが、光の加減などもあるかもしれません。
成鳥のオスでも尾が短いタイプのものがいるそうですよ。
以下、6月1日から6月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、ホトトギス、カッコウ、トビ、オオタカ、アカショウビン、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
イタチ発見!
今朝は探鳥路脇のヤブで何かガサゴソ動くものがいました。
大きめの鳥??と思って探すと、双眼鏡に入ったのは、なんとかわいい!予想外のイタチでした!
少しの間じっとしていましたが、後ろを向いて走り去って行きました。
トレイルカメラには何度か映っていたことがありますが、探鳥路を歩いているときに出会ったのは初めてです。
動物は夜行性のものが多く、普段ほとんど出会う機会がないので、珍しい鳥を見つけたときのような嬉しさがあります。
ケモノと比べると、鳥はなんて観察しやすい生き物なんだ!と思います。
ケモノのフン
2日に小学校の探鳥会を行った際に、紫雲寺記念公園内の道路で小学生が見つけたケモノのフンです。
落とし主は誰でしょう?
サクラの種がいっぱい入っていますね。
今、公園内ではサクラの実がたくさん実っています。
最初、タヌキかなと思いましたが、タヌキは木登りが苦手・・・なはず。
もしかしてハクビシン?ハクビシンは木に登ります。
熟して落ちたサクラの実をタヌキが食べたのか、木に登ってハクビシンが食べたのか。
正解はわかりませんが、ケモノや鳥の痕跡を見つけていろいろ推理するのも楽しいですね。
エゴノキの花
エゴノキの花がたくさん咲いています。
白い花が多いですが、木によって薄いピンクの花が咲いている株もあります。
とてもきれいで、いい香りがします!
エゴノキの実はヤマガラの好物です。
今の時期はヤマガラは愛鳥センターの周りでは見られませんが、秋頃になると山から下りてきたヤマガラがよくこの実を食べています。
エゴの実は毒があるので、あまりほかの鳥は食べませんが、ヤマガラは平気なようです。
不思議ですね。
以下、5月21日から5月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ジュウイチ、ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、コチドリ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、サンコウチョウ、チゴモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、メジロ、エゾセンニュウ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ
ミサゴ
愛鳥センターの上空には時々ミサゴが現れます。
先日、3羽で旋回していて、たまに翼をすぼめて飛んだりしていたので、何をしてるんだろうな~と思って眺めていました。
そのうち上昇気流に乗ってだいぶ高いところまで上がり、その後どこかへ行ってしまいました。
ミサゴは声がかわいらしく、ピョ ピョ とかピョーイというような声で鳴きます。
以前、聞いたことのない小鳥のような声が聞こえて、何鳥だろうと必死で探したらミサゴだったので驚いたことがあります。
トビの「ピーヒョロロー」という鳴き声は有名ですが、猛禽類も意外と鳴き声が個性的でおもしろいですね。
さて、最近、鳥の巣立ちびなに関する問い合わせが増えてきました。
巣立ったばかりのヒナはうまく飛べず、地面に降りてしまうこともあり、落ちているように見えることもあると思います。
車や猫などが心配というご相談もよくあります。
その場合は、端に寄せてあげたり、近くの木がある場所など安全そうな場所に少しだけ移動させてあげて、その場を離れてください。
人間が近くにいると親鳥は近寄れません。
親鳥が来てえさを与えたり、安全な場所に誘導してくれますので、拾わずに見守っていただければと思います。
シロスジアオヨトウ
きのう飼育舎を掃除していたところ、こんなガがいました。
わぁ~美しいなぁ~!と思って、捕まえて種類を調べてみたところ「シロスジアオヨトウ」でした。
写真のように容器の中に入っているとすぐにわかりますが、地面においてみたところ、全然目立ちません。
樹皮にコケが生えたような見た目ですね。
これが木にくっついていたら、きっと気付かずに通り過ぎてしまうと思います。
昆虫の擬態って本当にすごい!!
まわりに溶け込んでいます
クモがクモを捕食!
クモがクモを捕らえて食べているところを目撃しました。
葉と同じような緑色のクモが、黒っぽいクモを持っています。
クモがクモを食べることもあるんだなぁ・・と思いましたが、考えてみれば、鳥も鳥を食べますし、昆虫も昆虫を食べますし、そりゃそうかと納得です。
緑色のクモはおそらくワカバグモではないかなと思うのですが、名前の通り、若葉のような美しい黄緑色ですね。
以下、5月11日から5月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、ツツドリ、カッコウ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ヒレンジャク、ムクドリ、コムクドリ、マミジロ、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、ムギマキ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、イスカ、ホオジロ、アオジ
キビタキのオス
キビタキのオス同士が戦っている場面に遭遇しました。
ブンブンという声を発しながら追いかけ合って、時々空中戦も繰り広げていました。
しばらくすると、追いかけながら林の中に消えて行きました。
探鳥路ではキビタキが何つがいか繁殖しています。
キビタキ用の巣箱もいくつか架けていますが、毎年全く使ってもらえず、使おうとした形跡もなく、どこで営巣しているのかはさっぱりわかりません。
しかし、巣箱が必要なくて、自然の中に巣を作る場所があるのなら良いことですね!
日向ぼっこをしているカナヘビ
お天気がいいので、カナヘビやニホントカゲが日なたにいるのをよく見かけます。
切り株に日が当たって、気持ちよさそうにのんびりとしていました。
かわいいですね。
ダニがたくさん付いたカナヘビ
先日捕まえたカナヘビは、左右の腕の後ろ側にダニがたくさんついていました。
獣や鳥にダニが付いているのは見ることがありますが、トカゲにダニが付いているのは初めて見ました。
しかもこんなにたくさん!
とくに弱っている様子はなく、元気そうでしたが、こんなに食い付かれたらイヤでしょうね~。
以下、5月1日から5月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、キレンジャク、ヒレンジャク、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、コマドリ、ノゴマ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、シメ、ホオジロ、アオジ
イタドリの葉を食べるニホンザル(大天城公園周辺林道で撮影)
今日は大天城公園周辺の林道で愛鳥週間探鳥会でした。
あいにくの雨でしたが、鳥は意外と見ることができました。
鳥合わせができなかったため、参加された方は令和3年度探鳥会結果のページをご覧ください。
今回、会場が変更になったので、どんな鳥がいるかなと思って先日歩いてみたところ、30種類を超える鳥に出会えました。
ニホンザルもいました。のんびりと座って、イタドリの葉っぱをむしゃむしゃと食べていました。
サルは近付くと危ないこともあるので、離れた場所からズームで撮っています。
ジーっと待って、サルたちがいなくなった後に林道を先に進みました。
野生動物はかわいいですが、観光地などでは餌付けされている個体が襲ってくるという話も聞きます。
餌付けなどはせず、距離を保って自然のままに観察したいですね。
さえずるアカハラ
ゴールデンウィークは初心者探鳥会、工作教室、羽のしおり作り教室とイベントが盛りだくさんでした。
鳥もたくさん見られる時期なので、探鳥路を歩きに来ている方もたくさんいました。
数日前はアカハラが群れで来ていたようで、さえずりもよく聞こえました。
「キョロンキョロン ツィー♪」良い声です。
地面で落ち葉をガサガサッとひっくり返しながらえさを探している姿も見られました。
アカハラは探鳥路では繁殖していないので、春と秋の渡りの時期だけに見られます(たまに冬に亜種オオアカハラがいることはありますが)。
渡りの時期の通過のみという鳥はほかにもけっこう多いので、見逃せませんね。
【お知らせ】
野鳥写真展が終了し、2階ロビーの展示替えをしました。
令和3年度用愛鳥週間ポスター新潟県大会入賞作品展&春季特別展「いきものいっぱい!探鳥路の1年」を展示しています。
5月11日からと広報していますが、展示替えが完了しましたので今日からご覧いただけます。
年間を通して愛鳥センター周辺で見られるさまざまな生き物を、たくさんの写真で紹介しました。
日々、癒しと発見を与えてくれる探鳥路の魅力がたくさんの方に伝わったら嬉しいです。
地面でえさを探すアオジ
今日はお天気がいまいちですね。
天気と関係があるのかどうかわかりませんが、アオジとカワラヒワが歩道の上を跳ねながらえさを探していました。
アオジはやぶの中にいることが多いので、さえずるときに上に出てくる以外は見つけにくい鳥ですが、こんなふうに見えるところに出てきてくれると観察しやすくて良いですね!
さて、今日も午後1時から3時まで愛鳥センター2階のレクチャールームにて羽のしおり作り教室を開催します。
時間中は随時受付けしていますので、お時間のある方はぜひ遊びに来てください。
明日も同じ時間に開催します。
以下、4月21日から4月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、キレンジャク、ヒレンジャク、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
オオルリのオス
ゴールデンウィークは雨の日が多いようですね。
今朝も雨でしたが、時期的に鳥が多いからか、意外に鳥が見られました。
写真のオオルリは数日前に撮ったものですが、最近よく見られています。
公園内の道路の植え込みではアカハラが採餌していました。
イワツバメも上空を飛んでいました。
日々、渡りの途中の様々な鳥が現れます。
さて、明日5月1日は愛鳥センターの開館記念日です。
平成2年に開館し、今年で丸31年です!
来館者の方に鳥のハガキをプレゼントします。
先着50セットで、無くなり次第終了です。
入り口を入ったところにあります。
首をかしげるコムクドリ
探鳥路がとてもにぎやかです。
いろいろな鳥のさえずりが聞こえています。
今朝は大きな声でさえずるクロツグミや、それにかき消されそうになっているアオジ、さわやかなエゾムシクイの声などが聞こえていました。
渡っている途中の群れもたくさん見られます。
コムクドリやツグミやメジロなどの群れが見られています。
コムクドリは首をかしげてとってもかわいいポーズをしてくれました。
写真の個体は頬に少し茶色の模様が入っていますが、メスでした。
コサメビタキ
コサメビタキも来ました。色は地味ですが、顔がかわいいですよね!
色々な鳥の鳴き声を真似たフレーズを入れながらさえずっていました。
夏鳥、冬鳥が入り混じって、探鳥路の鳥の種類がとても多くなっています。
ビンズイがやってきました
続々と夏鳥が到着しています。
クロツグミ、センダイムシクイ、ヤブサメなどを確認しました。
オオルリやキビタキもそろそろと思うのですが、まだ発見できていません。
明日の初心者探鳥会では見られるといいですね。
ビンズイは高山で繁殖する鳥です。冬は標高の低いところに降りています。
探鳥路では、渡りの時期に通過する個体が見られることが多いですが、時々冬に見られることもあります。
あまりセキレイっぽくない見た目ですが、セキレイのなかまです。
尾羽を上下に振る習性はハクセキレイなどと同じようで、この個体も木の上でフリフリしていました。
【お知らせ】
5月9日(日曜日)に開催予定の愛鳥週間探鳥会は、大峰山の林道が土砂崩れで通行止めのため、会場が変更になります。
新発田市の大天城公園駐車場に集合して、周辺の林道を歩きます。お申込みをされた方は、当日、場所をお間違えの無いようお願い致します。
尚、定員に達しましたので申込みは締め切っております。
以下、4月11日から4月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、オオタカ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、キレンジャク、ヒレンジャク、ムクドリ、クロツグミ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
セモンジンガサハムシ発見!
ウワミズザクラの葉の上にセモンジンガサハムシを発見しました。
昨年は秋頃になってようやく見つけたのですが、春の早い時期からいたんですね。
とても好きな虫なので、見つけたときはテンションが上がりました!
大きさが5ミリくらいで、とても小さい虫です。
目立たないので、気にしてよく見ないと気付かずに素通りしてしまうと思います。
ふちが透明で円盤のような不思議な甲虫です。
背中の金ピカのX模様が光輝いていました!
サクラのなかまに付くので、ウワミズザクラ以外のサクラでも見られます。
鳥見ついでに葉の上や裏をじっと探してみてください。
【お知らせ】
4月24日(土曜日)、5月1日(土曜日)9時から10時30分の初心者探鳥会と、5月1日(土曜日)午後1時から2時30分の工作教室(消しゴムはんこ)はまだ定員に余裕があります。
興味があってその日都合が良いという方、お申込みをお待ちしております。
工作教室は大人のみのご参加も大丈夫ですよ!
ウワミズザクラの花穂
公園などでよく目にするソメイヨシノは散り始め、だんだんと葉が出てきましたが、これから咲くサクラもあります。
ウワミズザクラという種類で、白いフサフサした感じの花が5月頃に咲きます。
言われなければサクラのなかまとは思わないかもしれません。
今は緑のつぶつぶしたつぼみが付いています。とてもかわいらしいです。
花が開くとまたとても上品で美しいです。
草や木の花が次々と咲いて、虫も活動し、探鳥路に色が増えてきました。
ウグイス
ホーホケキョ!と近くで聞こえたので探すと、茂みの向こう側にいました!
ウグイスはヤブにいてなかなか姿が見えないのですが、繁殖期にさえずるときは、少し高いところに出てきます。
一般的によく知られているうぐいす色とはイメージが違って、茶色っぽくて地味な色をしています。
アズマヒキガエルの卵
今年も池にアズマヒキガエルが産卵しました。
ニョロニョロの中に黒い粒々がたくさん見えます。
おたまじゃくしが生まれるのが楽しみです。
以下、4月1日から4月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、オオコノハズク、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、キレンジャク、ヒレンジャク、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イスカ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
地面でえさを探すジョウビタキのオス
池の近くの地面に降りているジョウビタキのオスがいました。
おなかのオレンジ色と、翼の白斑が目立ってとてもきれいです。
ピョンピョン跳ねながら地面にいる虫か何かを探していました。
ちょうど渡りの途中でたくさん来ているようで、今あちこちでジョウビタキが見られます。
「ヒッヒッ」という鳴き声がわかりやすいので、鳴き声のする方を探すと比較的姿も見つけやすいと思います。
オスはくっきりしていてカッコいいですが、メスは少し地味で柔らかい色をしています。
きれいでかわいい、人気者の鳥です!
公園内の桜は満開になり、ツバメも飛び始めました。
お天気の良い日は、のんびりと花や鳥を眺めながら散歩するのに最適ですね。
ベニマシコのメス
新年度のはじめはベニマシコのメスです。
池の近くでピッポッとかわいらしく鳴いていました。
モフ尻がたまりませんね。
阿房堀の近くではジョウビタキやマヒワが見られました。
オレンジと黄色でカラフルです。
キレンジャクの声も聞こえました。まだいたんですね!
アオジも最近よくさえずるようになって、いい声を響かせています。
バードウォッチングに良い季節になってきました。
みなさん今年度もよろしくお願い致します。
以下、3月21日から3月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、アオサギ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、キレンジャク、ヒレンジャク、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
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