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野鳥が死んでいた場合の注意点
野鳥は様々な原因で死亡します。
野鳥が死んでしまう原因は様々です。すぐに高病原性鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
多くの場合は、餌がなかったこと、障害物に激突したこと、他の動物に襲われたことなどが原因と考えられます。以下の点に注意して、あわてず冷静に対処しましょう。
○死んでいる野鳥に直接さわらないようにしましょう。
野鳥は鳥インフルエンザだけでなく、多くの細菌や寄生虫、ウイルスなどを持っています。野鳥の死体にさわる場合は、ゴム手袋等をしてください。死体を処分する時は、ビニール袋に密封して指定袋に入れれば、可燃ゴミとして処分することが可能です。
○万一野鳥の死体などに直接触れてしまった場合は、すぐに手洗いやうがいをしましょう。
高病原性鳥インフルエンザは通常の状況で人が感染することは極めて少ないといわれていますが、念のために、野鳥の死体などに触ってしまった場合はうがいや手洗いをしましょう。また、水辺などに立ち寄った際には、極力野鳥の糞などを踏まないよう注意しましょう。踏んでしまった場合は、靴底などを洗いましょう。
以下のような場合は最寄の県地域機関(地域振興局)へ連絡してください。
○検査優先種の死体を発見した場合
○種類に関係なく同所で複数個体が死亡していた場合
新潟県では、野鳥の高病原性鳥インフルエンザが養鶏場のニワトリなどに感染することを防ぐため、死亡野鳥を回収してウイルス検査を実施しています。
検査は高病原性鳥インフルエンザに感染しやすいとされている野鳥を優先的に行っています。感染しやすい方から、検査優先種1・検査優先種2・検査優先種3・その他に区分されています。
ガン・カモ・ハクチョウ類、カイツブリ類などの水鳥や、タカ・ハヤブサ類などの猛禽類が検査優先種に含まれます(詳細は下記の環境省リンク参照)。
※検査優先種の一覧は下記リンクの5ページ、検査優先種1・2の野鳥の写真は16~22ページで御覧になれます。
野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版(環境省)<外部リンク>
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