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新潟県阿賀北地域で四季折々に出会える野鳥の魅力を発信する「でかけよう!にいがた阿賀北「野鳥さんぽ」」
公園、水辺、砂浜、里山など身近な自然の中には、愛らしい野鳥たちが生息しています。季節毎、時間毎にさまざまな表情をみせる風景ととも、生き生きとした野鳥たちの姿を紹介します。
近隣の立ち寄りスポットも紹介しています。でかけませんか、「野鳥さんぽ」
ダイジェスト編(60秒)
オリジナル編(約11分)
※動画が頻繁に止まる等の場合は、Youtube動画の画質を適宜調整してください。詳細は
https://support.google.com/youtube/answer/91449<外部リンク>
奥胎内は、新潟県と山形県そして福島県との県境にある飯豊(いいで)山系に抱かれ、そこにはアカショウビンをはじめとする数多くの野鳥が生息しています。また、ブナやミズナラなどの広葉樹に混じり、常緑樹であるユキツバキが群生するなど豊かな植生が広がっています。
コノハズク(フクロウの仲間)がお出迎え、遠くに飯豊(いいで)山系を望む
撮影の朝、雨が小やみになるとキョロロローと鳴き声が渓谷にこだまします。姿をなかなか見つけることができないことから「幻の鳥」とも呼ばれているアカショウビンです。残念ながら撮影の期間中、その赤く美しい姿を見ることはかないませんでした。案内をしていただいた方は、クワガタをくわえたアカショウビンを見たことがあるそうです。
アカショウビン(新潟県野鳥愛護会 布川耕市さん提供)
ピッピュリーと明るくさえずる声が聞こえます。声の主はキビタキで、森の歌姫と称されるほどの美しい鳴き声です。しばらく歩いていくと、こずえの上で羽繕いしている野鳥を見つけました。ゴジュウカラです。頭を下にして木の幹を降りることができる大変珍しい動きをする鳥です。
コノハズクやアオバズクなどフクロウの仲間も生息しており、夜、耳を澄ますと「ブッキョーソー」(コノハズク)、「ポーポー」(アオバズク)と独特の鳴き声を聞くことができます。
キビタキ(新潟県野鳥愛護会 布川耕市さん提供)
アクセスや奥胎内の魅力などは、奥胎内ヒュッテ<外部リンク>
取材の模様などは、動画「野鳥さんぽ」胎内市奥胎内にて取材進行中
奥胎内の大自然の中に建つホテル、奥胎内ヒュッテはアルプスリゾートの雰囲気を醸し出しています。野鳥のさえずり、虫の声、葉擦れの音、渓谷を流れる水の音など、すべてが心地よく感じられる場所です。
奥胎内ヒュッテは日帰りでも利用できます。レストラン「アカショウビン」のテラス席で、対岸の景色を眺めながら味わうランチやカフェは格別です。
テラスの下には胎内川が流れており、水の流れの音が心地よい
詳しくは、奥胎内ヒュッテ<外部リンク>
奥胎内では、野鳥が生息するブナ林をトレッキング(※)することができます。ユキツバキが混じる平坦なブナ林を約20分歩く「散策コース」と、沢を渡りちょっと急な斜面を登ってトチの巨木を訪ねる「トチの巨木コース」(往復約40分)があります。
雪深い山奥で大自然が作り出した、「あがりこ」と呼ばれる不思議な形をもつ異形樹も点在しています。
※足元はしっかりとした装備が必要です。
木漏れ日が美しいブナ林「散策コース」、ユキツバキとの共生も日本海側の多雪地ならではの風景
トチの巨木、根元の大きな洞に入って見上げると…※
11月13日日曜日に巨樹・異形樹をめぐるツアーが開催されます。詳細は「奥胎内巨樹巡礼ツアー」<外部リンク>をご覧ください。
※奥胎内の巨樹・異形樹については、「奥胎内へ、巨樹と異形樹を訪ねて」(新発田地域振興局)