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【十日町】つつが虫病に注意しましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060627 更新日:2023年6月30日更新

 つつが虫病は、細菌の一種であるリケッチアによる感染症です。
 リケッチアを保有したつつが虫(ダニの一種)の幼虫に刺されることによって感染します。ヒトからヒトにうつることはありません。
 新潟県では春~初夏(5月~7月)及び秋(10月・11月)に報告数が多い傾向があります。
 河川、山林、草地でレジャーや農作業を行う際は、つつが虫に刺されないように十分気を付けてください。

つつが虫病の症状

​​・刺された局所に特有の刺口(かい瘍)を生じる
・リンパ節が腫れる(特に刺口局部近くのものが多い)
・39度以上の高熱
・皮膚の発疹

などが見られます。
特に、「刺し口」「発熱」「発疹」は主要3徴候とよばれ、およそ90%以上の患者にみられます。また、患者の多くは倦怠感、頭痛を伴います。

なお、ツツガムシに刺されてから発病するまでに5~14日の潜伏期間があります。そのため、山林や草地に立ち入ってから1~2週間くらいで高熱が出てくるなど、上記の症状があったら直ちに医師の診察を受ける必要があります。
その際、これらの場所に立ち入ったことを医師に伝えることが、診断のうえで重要となります。

 (写真提供:県立十日町病院)

つつが虫病の病状の画像

つつが虫病の予防対策

・予防接種はありません。​
・ダニの吸着を防ぐことが最も重要です。
 農作業、山菜採り、庭仕事などで、山林や草地などに入るときは、次のことに注意しましょう。

  1. 長袖、長ズボン、長靴を着用し、肌をできるだけ出さないようにする。
  2. 衣類を草むらに置いたり、草むらで休息や用便をしない。
  3. 防虫スプレーを使用する。
  4. 山野での作業後は入浴するなどして、吸血前のダニを皮膚から洗い流す。ダニが体についていないか点検する。

※ダニに刺されている場合は、早期に除去することが重要で、早ければ病原体が体内に注入されることを防げる場合もありますので、皮膚科で除去してもらうことをお勧めします。自分でダニの体をつまんで引き抜こうとすると、病原体を自分の体内に注入してしまったり、ダニの頭部が皮膚に残ってしまうことがあります。

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