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土田 健美(Tatemi Tsuchida) 金属熱処理技術マイスター

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0057252 更新日:2021年2月16日更新

土田健美マイスター

にいがた県央マイスター
土田健美(つちだたてみ)
認定称号:金属熱処理技術

プロフィール
昭和24年生まれ
勤務先:株式会社渡辺製作所

昭和44年に長岡高専を卒業し、同年、倉敷機械(株)に入社。
昭和52年に(株)渡辺製作所に入社。平成17年よりタイ工場の設立及び技術指導を行い、平成23年4月に帰国し現在に至る。
昭和60年に金属材料試験(組織試験)一級、平成3年に金属熱処理技能士特級取得。
知事より卓越した技能者として表彰を受ける。

鉄を自由自在に操る職人

熱処理した部品の組織と硬度を検査する土田マイスター

(株)渡辺製作所は日本有数の熱処理会社としてトヨタ・ホンダ・コマツなど大企業の認定工場となっているが、現場のトップとして顧客が求める高いレベルの熱処理加工をしてきた土田マイスターの功績は大きい。まず要望を聞き、アレンジしながら熱処理加工の技術を提案することで、顧客からの信頼を得てきた。目指す品質が確保できないときは、あらゆるデータを解析して答えを見つけ出す。「鉄は正直ですよ。人間がやったようにしか結果を出しません。」と言うが、そこが面白いところでもあるとのこと。
社内外で熱処理技能検定の講師を務め、特級を含む多くの合格者を輩出してきた。しかし一方で、「技能検定に合格することはスタートラインに立つこと。そこから努力しなければ本当の技術者にはなれないし、そういう気持ちでいてほしい。」と語る。

マイスターのココがすごい!
加熱・冷却の仕方により、鉄は粘り強くも、固くも、強くも、柔らかくも、錆びにくくもなる。特に気を遣うのは冷やし方のコントロール。均一に冷やすことで変形等を防ぐためだ。顧客のニーズに合わせた手法を選び、均一さを維持しながら、求められる強度・品質に変えていく。正に鉄を自由自在に操る職人である。

技術情報

金属熱処理を行う土田マイスター

技術内容
真空熱処理・雰囲気熱処理・窒化・高周波焼入れほか、あらゆる熱処理について高い品質を保ちながら対応することができる。
特長
熱処理により、硬さ・強靱性・耐摩耗性等、その部品の用途に合った特性を付与する。
技術の活用事例
自動車・建設機械・一般産業機械・刃物・工具といった広範囲な分野での鉄鋼部品の熱処理。

 

 

 

 

マイスターカード

土田 土田裏

問い合わせ先

新潟県三条地域振興局企画振興部地域振興課
電話: 0256-36-2205
Fax: 0256-32-5882
E-mail: ngt112410@pref.niigata.lg.jp

土田健美マイスター(パンフレットより)[PDFファイル/1.3MB]

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