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BSNラジオ「近藤丈靖の独占ごきげんアワー」で小千谷 慈眼寺(船岡 芳栄 住職)をリポーターが紹介しま した。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0502853 更新日:2022年7月14日更新

番組名:近藤丈靖の独占ごきげんアワー

日時等:令和4(2022)年6月16日(木)10:13~約6分

パーソナリティ:近藤 丈靖、パートナー:表 佳世、リポーター:水島 知子

 

【中継】小千谷 慈眼寺(船岡 芳栄 住職)をリポーターが紹介しました。

 

(近藤 丈靖)

 幕末の長岡藩家老 河井継之助が主人公の映画「峠 最後のサムライ」が全国で明日から公開されます。それを前に、関連する施設、ゆかりの地をご紹介するBSNラジオスペシャルウィークをお届けしています。今日はですね、小千谷市から水島知子さんに伝えてもらいます。小千谷といえば、ゆかりの場所がありますので、はい呼んでみましょう「水島さーん!」(表 佳世:知ちゃーん!)

 

(水島 知子 リポーター)

 はーい、近藤さん、佳世さん、今日は小千谷市にやってきました。曇り空で蒸し暑いです。梅雨らしいお天気ですね。今日は心からオススメしたい場所に来ております。小千谷市平成にありますお寺「慈眼寺」です。近藤さんも何度も訪れている大好きなお寺ですよね。

 

(近藤 丈靖)

 そうですね、撮影ではお世話になりました。

 

(水島 知子 リポーター)

 こちらはJR小千谷駅から車で10分ほどの場所にありまして、関越自動車道小千谷インターチェンジからですと車で5分と、すごく分かりやすい場所にあります。今私、本堂の観音様がいらっしゃる目の前にいるんですけれども、境内にですね、幼稚園がありまして、先ほどまで子供たちの元気な声も聞こえておりました。ここからは慈眼寺のご住職、船岡芳栄さんにお話を伺います、宜しくお願いします。

 

(船岡 芳栄 住職)

 おはようございます。慈眼寺の住職の船岡芳栄と申します。今日はよろしくお願いします。

 

(近藤 丈靖)

 ご住職には何度もテレビの撮影でお世話になりました。その節はありがとうございました。

 

(船岡 芳栄 住職)

 よく覚えております。ありがとうございました。

 

(水島 知子 リポーター)

 近藤さんのことを、よーく覚えてるそうですよ、はい。先ほどまで子供たちの元気な声が聞こえてましたね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、境内に幼稚園がありますので、毎日子ども達の元気な声が届いております。

 

(水島 知子 リポーター)

 そうなんです。そんな声に包まれて、私は今、観音様がいらっしゃるお部屋の目の前にいるんですけれども、船岡さんは今何代目のご住職となりますか。

 

(船岡 芳栄 住職)

 お寺流にいうと、「代(だい)」ではなくて「世(せい)」という言い方を使うんですけれども、私でちょうど65世になります。

 

(水島 知子 リポーター)

 65世、それだけ歴史があるお寺ということです。もうご存知の方も沢山いらっしゃると思うんですけれども、河井継之助とはどのような関係があるのか改めて教えていただけますでしょうか。

 

(船岡 芳栄 住職)

 はい、当時現地で1868年の5月2日、ここ慈眼寺で長岡藩の家老 河井継之助と新政府軍の軍監 岩村精一郎の談判が行われたというお寺でございます。

 

(水島 知子 リポーター)

 そうなんですって。その部屋、会見の間というんですが、今私がいる観音様の目の前からすぐ隣にあるというので、今移動しております。本当にすぐ隣なんですね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、すぐ隣です。

 

(水島 知子 リポーター)

 12畳ほどのお部屋が二つ続いておりますね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、12畳半の方が談判の間で、その手前が次の間になっていますね。

 

(水島 知子 リポーター)

 これ入らせていただいてもいいですか?

 

(船岡 芳栄 住職)

 もちろん結構ですよ。

 

(水島 知子 リポーター)

 じゃあ実際に入らせていただきます。私、次の間から入らせていただいておりまして、歩いております。で、この奥のお部屋に行きますと、床の間がありまして、掛け軸が飾ってありまして、素掘りを施した欄間(らんま)ですとか、日本画が描かれた襖(ふすま)があります。柱は立派で、かなり年季が入ってるように見えますね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、ここ慈眼寺はとにかく古いお寺なんだろうと思いますけれども、ここの場所に来てから約250年立っているというふうに言われております。

 

(水島 知子 リポーター)

 まさに、ここで、あの歴史が変わった談判っていうか、交渉と言ってもいい、それがここで行われたんですよね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 まさにこの場所です。

 

(水島 知子 リポーター)

 えーすごい、すごいですよねー。実際に今私その場所に立っておりまして、ちょっと足が震えてきました。河井継之助はどの辺りに立っていたんでしょうか。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですねこの談判の間の、床の間の方が上席なので、そちらの方に新政府軍の代表、河井継之助はこの入ったばっかりの一番端の所。一説には敷居を跨げなくて次の間に座ったという説もありますね。

 

(水島 知子 リポーター)

 この二つ続いているお部屋の次の間の方だったかもしれないと言うお話もあるんですね。これ実際に私、このお部屋映像で何度も見たことあったんですけれども、入れると思ってなかったんですが、この場に入って座ったりすることができるんですね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 ええ、いっこうに入っていただいて結構です。たまに真冬に来られてここの間に2時間ぐらいずっと座られる方もおられます。時々心配になって覗きには来るんですけれども、やっぱりこの河井さんが居たという同じ空間に居られるだけで幸せなんだと言う方がいらっしゃいますね。

 

(近藤 丈靖)

 ご住職、やっぱり全国から河井継之助ファンがいらっしゃいますか?

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、本当に北海道から沖縄まで、いろんな方がいらっしゃいます。

 

(近藤 丈靖)

 へー。

 

(水島 知子 リポーター)

 聖地巡礼になりますね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね。

 

(水島 知子 リポーター)

 本当に当時のままなんですけれども、かなり綺麗な状態ではありますよね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、平成16年の中越地震の時に残念ながらこのお寺も相当やられまして、檀家さん中心にそれから日本全国のいろんな方からご寄付を頂いて、それで現在のようにまた綺麗に再建出来たということですね。

 

(水島 知子 リポーター)

 再建されておりますが、使われている柱など当時のままなので、すごくじっくり見られるといいかと思います。まさに今私たち、歴史的な会談が行われた場所におりますけれども、船岡住職が考える河井継之助の人物像を教えていただけますか。

 

(船岡 芳栄 住職)

 長岡ではいろんな河井さん評というのがありまして、特に長岡を焼いた張本人ということで、あまり好感を持たない方も随分いらっしゃるのは事実です。だけれどもやはり当時のことを考えますと、幕府に最後まで義を尽くしたというそういう意味でラストサムライだったんだろうなと私は考えております。

 

(水島 知子 リポーター)

 そうですよねー。今のご住職の話を聞いて、映画を見て、そしてこの慈眼寺の会見の間、実際にご覧になりたいという方たくさんいらっしゃると思うんですが、ご覧になりたい場合はどうすれば良いですか。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、できればご予約いただきまして、お寺ですので法事とかがあってその時間はご遠慮させて頂く場合もありますので、なるべく電話でご予約頂ければありがたいかと思います。電話は、0258-82-2495、慈眼寺までご連絡いただければと思います。

 

(水島 知子 リポーター)

 事前に連絡を頂けるとありがたいということです。せっかくですので、慈眼寺にお立ち寄り頂いた方に、周辺で行っていただきたいおすすめの場所はありますか。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そうですね、ここから歩いて3~4分ぐらいのところに豪商の館「西脇邸」というところがありまして、そこは庭園がとても美しいところですので、是非ご覧いただければと思いますし、峠のロケ地にもなっております。

 そこからまた7~8分歩いて頂くと、今度は河井さんがここで談判が決裂した後、遅い昼食を取られたという小千谷の割烹「東忠」というところがあります。東忠の「梅の間」というところがありまして、そこで河井さんが昼食を取られたと。そこを実際に見せていただけるので、そこもぜひ訪れていただければと思います。

 

(水島 知子 リポーター)

 いいですね。実際に会見の間に行ってから、東忠さんに行っていただくと、本当に当時の河井さんの足取りが体験できるということですよね。

 

(船岡 芳栄 住職)

 そういうことですね。

 

(水島 知子 リポーター)

 和とモダンが融合した雰囲気のとっても素敵な場所ですので、ぜひ皆さん足を運んでいただきたいと思います。それでは最後に、船岡住職からラジオをお聴きの皆さんにメッセージをお願いいたします。

 

(船岡 芳栄 住職)

 この会見の前に来ていただいて、ここにお座りいただくと、多分河井さんの息づかいを感じていただけるんじゃないかなと思いますので、ぜひ訪れていただければなというふうに思っております。

 

(水島 知子 リポーター)

 いやー、私も本当に思いを馳せて背筋が伸びる思いでした。船岡住職どうもありがとうございました。

 

(船岡 芳栄 住職)

 こちらこそありがとうございました。

 

(水島 知子 リポーター)

 ありがとうございましたー。今日は小千谷市平成の慈眼寺からお伝えしました。

 

(近藤 丈靖)

 はいリポーターは水島知子さんでした。私も何度も訪れているんですけれども、河井継之助のことを語る中で、必ず出てくるのがこの慈眼寺です。まさに映画峠もそうなんですけれどもね、ハイライトシーンはどこかと言ったら慈眼寺だと思うんですよ。(表 佳世:外せない場所ですね。)うーん、だから特に訪れてほしい場所は慈眼寺ですね。

 映画「峠 最後のサムライ」ですけれども、いよいよ明日から公開になります。長岡市では映画館のT・ジョイ長岡で上映されます。この他にも全国で公開されます。そして、映画をご覧になった方、是非こういったゆかりの地ですとか、関連の施設、ロケ地を回ってみてはいかがでしょうか。改めて地域の魅力も発見できると思います。

 こういう、関連の地の自治体の方、まちづくりに関わる方、本当に熱い想いで、是非いらっしゃって下さいという熱い思いでPRされてますよね。

 

リポーターの日記もご覧ください。

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<スナッピー日記> 小千谷市 慈眼寺 投稿者:水島 知子

https://www.ohbsn.com/radio/programs/snp/2022/06/033580.php<外部リンク>

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