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【南魚沼】令和8年度インターンシップ生から見た南魚沼地域振興局
南魚沼地域振興局において、インターンシップに3名の大学生が参加しました。
インターンシップ生が、令和8年9月7日(月曜日)から11日(金曜日)まで局内各部の取組を取材し記事にまとめましたのでご紹介します。
このホームページは当局でインターンシップ生として研修に参加した者が作成したものです。原文を直さずに掲載しておりますので、一部、記述の誤りがあると思いますが温かい目で閲覧下さい。
(写真向かって左から時計回りに)帝京大学3年 田村、東洋大学3年 石原、新潟大学3年 海老原
【1日目】企画振興部が取り組んでいる地域振興事業の視察を行いました。 担当:石原
1.GCRの視察
GCRとは、「雪国魚沼 Golden Cycle Route」の略称であり、南魚沼市を含む2市1町をまたぐ自転車コースのことです。
積雪の影響で路側帯が広いという点に着目し、サイクルツーリズムを推進するために始まった事業です。

今年、GCRは新潟県で初めて国が定めるナショナルサイクルルート(NCR)に指定されました。
視察ではGCRの一部を巡り、ルートを示す標識が自転車利用者目線で設置されていることや、サイクルステーションの設置を地元の店舗に呼びかけていることなどを学びました。

ルートを示す自転車目線の標識
2.魚野川プロジェクト駐車場等設備事業の視察
南魚沼地域振興局が取り組む地域振興事業の一つである魚野川プロジェクト駐車場等設備事業によって拡幅した駐車場を視察しました。

魚野川周辺でイベントが開催されることから、河川敷駐車場の舗装や堤防への進入路を改良し、来場者の利便性向上やにぎわいの創出を図ることが目的であると分かりました。
また、河川敷駐車場の舗装を拡幅した後も駐車場が不足しているという声があるなど、実際の課題についても聞くことができました。県の組織でありながら、地域と密接に関わっていることを感じました。
3.雪国観光舎
越後湯沢駅前にある雪国観光舎を訪問し、新潟県地域おこし協力隊である石井さんから雪国リトリートに関するお話を伺いました。
雪国リトリートとは、雪国ならではの豊かな自然や文化、歴史、食、暮らしなどの魅力を深く、じっくり体感しながら、自分と向き合う時間をゆっくり過ごす旅の形のことです。
石井さんは、雪国リトリートなどによる誘客拡大に向けた活動を行っていました。

雪国リトリートは行政だけでなく、旅行会社などとも連携しながら官民協働で取り組まれていることや、行政からの支援は恒久的なものではなく、事業の持続可能性が求められていることを学びました。
また、県内各地に地域おこし協力隊が配置され、それぞれ異なる分野で活動していることから、県内が抱える課題の多様さを感じました。
【2日目午前】健康福祉環境部および児童・障害者相談センターの業務を学びました。 担当:海老原
健康福祉環境部には複数の課があり、それぞれが住民の衛生、健康、福祉を支える業務を行っています。
企画調整課では、災害対策に関する研修や訓練を企画しています。
地域福祉課では、100歳を迎える方を訪問し、長寿を祝福する表敬訪問を行っています。
地域保健課では、健康立県ヘルスプロモーションプロジェクトとして「からだがよろこぶデリ」を地域のスーパーと協力して販売しています。
医薬予防課では、歯科保健の推進を行っており、全国で最も早く歯科保健に関する条例を施行しました。
生活衛生課では、食品衛生、環境衛生、動物愛護、狂犬病予防などの業務を行っています。
環境センター環境課では、環境問題への対応に取り組んでいます。
健康福祉環境部では、市町村だけでなく県も住民に寄り添った業務を行っていることが分かりました。
児童・障害者相談センターでは、年々増加している児童虐待への対応をはじめ、慎重に支援や対策を進めています。
自宅訪問や一時保護など、児童虐待に対して丁寧に向き合っていると感じました。
【2日目午後】二居ダム、奥清津発電所の現場見学に参加しました。 担当:海老原
地域整備部は、防災・減災対策やインフラ整備など、住民が安全に暮らせる地域づくりのために、事務職と技術職が協力して業務を行っています。
1.二居ダムの視察
二居ダムでは、上部にあるカッサダムと合わせて奥清津発電所で水力発電を行っています。
川の上を通る電線一つ一つに対しても許認可を出す業務があることを学びました。
2.奥清津発電所の視察
二居ダムに併設されているOkkyミュージアムでは、実際に使用されている発電設備を見学することができました。
私たちが普段利用している道路などを管理するために、細かな許認可業務があることに驚きました。
また、橋は川の上にあると同時に道路でもあるため、二重に許認可が必要となることが不思議でした。
【3日目午前】県税部の滞納整理実演を行いました。 担当:田村
県税部の仕事は、課税業務と収税業務に分かれています。
今回はその二つの業務について学び、業務の実務を行いました。
課税業務
課税業務は、法令に基づいた適正な課税を行う仕事です。
そのため、地方税法をはじめとする関係法令への理解を深めることの重要性を感じました。
また、法務局や税務署への公的調査、法人や個人への現地調査といった実地対応も行っていることや、県民税は市町村が徴収したものを県へ納入する仕組みであることを知りました。
個人事業税や不動産取得税などの法律について、税目ごとに専門的な実務が存在し、多面的な機能を担っていることを感じました。
収税業務
収税業務では、収納管理および滞納整理を行っています。
滞納整理とは、納期限までに県税を納めない納税義務者に対して県税の徴収を行うことを言います。
督促状による納税の催告、調査、質問検査を通じて、捜索や差押に至るまでの一連の流れを学びました。
今回は滞納整理実演として、タイヤロック(自動車差押)における事前準備や差押調本の作成、ロックのかけ方などの一連の流れを実践しました。
作業工程が多く、大変さを感じました。
県税部は、法律に基づいて適正かつ公平な賦課徴収業務を行うため、重い責任を伴う仕事であることを深く実感しました。
【3日目午後】農林振興部では、うおぬま倉友農園株式会社を訪問しました。 担当:田村
農林振興部は大きく3つの部門に分かれており、農業振興部門では、中山間地域農業の維持と地域活性化のための経営・技術指導を主に行い、八色すいか選果施設の導入などの業務も行っています。
農村振興部門は、農業農村整備事業などの実施に向けた各種調査や関連施設の整備、防災対策を行っています。
森林・林業部門では、循環型林業による森林整備と利用拡大、そして「災害に強い森林づくり」に向けた治山施設の設置に取り組んでいます。
農林振興部の事務系業務では、農業農村整備と保安林の二つの事業について学びました。
農業農村整備業務については、公共事業に伴う手続きや契約、補償金の算定などの事務手続きだけでなく、施設の管理や土地改良区に対する指導も行っていることを学びました。
保安林の業務に関しては、保安林内での伐採や土地利用の制限行為に関する許認可、損失補償や各種税金の免除、作業許可の指定から解除までの手続きなどを行っていることを学びました。
これらの業務を通じて、農林振興部では事務系職員が技術系職員を下支えしている構造であることを理解しました。
また、保安林の指定には3~5年かかることや、保安林内での作業には許認可が必要であることから、国を守る大切なものであると理解しました。
その後、うおぬま倉友農園株式会社を訪問し、代表取締役の関秀俊さんからお話を伺いました。
そこでは、県と地域企業とのつながりや、地域農業を絶やさないための取組について知ることができました。
しかし、時の政権の方針で補助金の額が変わってしまい、農業経営が安定しないといった課題があることも知りました。






