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令和8年6月24日 新潟県知事 定例記者会見
(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>
1 日時
令和8年6月24日(水) 10時00分~10時33分
2 場所
記者会見室
3 知事発表項目(10時00分~10時05分)
・令和8年度6月補正予算の概要について
・令和8年6月県議会定例会提出の議案について
・個人参加の棚田保全活動「ガチ棚」の実施について
・「棚田県にいがた」等の商標登録について
・東京電力からの拠出金の活用方針について
・令和7年度JA新潟厚生連決算について
・「棚田県にいがた」等の商標登録について
・トキエアについて
・令和8年度6月補正予算の概要について
・クマに対する対策について
・「特定利用空港・港湾」に関する国からの説明について
知事発表
(令和8年度6月補正予算の概要について)
この(6月)県議会に提出する予定の補正予算の概要について、また議案についてご説明したいと思います。詳細は(6月23日に)ブリーフィングをさせていただいていると思いますけれども、お手元の資料で確認していただきたいのですが、補正予算の方は総額で73億9千万円ということでありまして、すべて国からの交付金や支出金などを使いますけれども、内容は、一つは先般発表させていただいたこの冬のシーズン、本当に除雪作業中などで多くの方が命を落としたり、怪我をされている、そういった雪の害ですよね、雪害の防止に向けた緊急対策を発表させていただいておりますが、その中で命綱を固定するアンカーですね、これについては、これまでも公的な支援をしてきているのですけれども、さらにその支援を厚くして、例えば10分の9の補助、市町村と県、一緒の補助ですけれども、自己負担は1割でいいという思い切った手厚い支援をするために必要な予算を盛っておりますし、また技術開発ですよね。いろんな技術がどんどん世の中には出ているわけです。それがうまく雪害、例えば除雪作業にうまく使っていけないかなど、そういった技術開発を進めるための必要な支援の予算なども盛り込んでおります。その他はこれまでも何度か補正でやってまいりましたけれども、エネルギー価格の高騰、物価高騰の影響を受けている事業者、あるいは家庭ですよね。例えばLPガスとかプロパンガス、あるいは特別高圧電力を利用している中小企業など、そういった影響を受けている方々への支援に必要な経費を盛り込んでおります。具体的な内容はすでに(ブリーフィングで)お話しさせていただいているので、説明は以上です。
(令和8年6月県議会定例会提出の議案について)
議案も特に特徴的なものでは公示送達など、要するに行政手続きの対象者の住所等が分からない場合に、今は公示送達という方法があるわけですが、それは掲示板に貼っているのですよね。先般、国が行政手続きを改正されて、ネットで閲覧できるようにするということが制度的に設けられましたので、県の行政手続き条例の方もそれに対応するといった改正であります。補正予算(と議案)の方は以上であります。
(個人参加の棚田保全活動「ガチ棚」の実施について)
もう一つ、棚田のご報告をさせていただきたいと思いますが、昨年、私も一部参加しましたけれども、「ガチ棚」ですね。実際に草刈機を使って棚田の維持管理活動をしっかり本気で作業していただく体験型のボランティア、「ガチ棚」を今年も実施することにいたします。昨年は星峠の棚田だけでしたけれども、今年は上越市の旭の棚田も対象にいたしまして、合計4回予定をしております。既に多くの方に関心を持っていただいているのですが、9月5日の分と8月23日の分はまだ募集を行っておりますので、是非関心のある方に手を挙げていただきたいと思います。
(「棚田県にいがた」等の商標登録について)
そしてもう一つは、昨年から「棚田県にいがた」という言葉を使ってまいりました。ご承知のとおり、農林水産大臣が認定したつなぐ棚田遺産の数が新潟県は全国1位ですし、それから棚田の面積も全国で最も広いということで、棚田県だということを標榜してまいりましたが、この度、商標登録が認められまして、「棚田県にいがた」というものと、それから二つのキャラクターも商標登録できましたので、手続きをとっていただいて活用していただけたらと思います。棚田の魅力発信、さらに力を入れて取り組んでまいりたいと思います。私からは以上です。
質疑
(東京電力からの拠出金の活用方針について)
Q UX(代表幹事)
柏崎刈羽原発を巡る東京電力からの拠出金についてお伺いします。先週金曜日、柏崎市の桜井市長は拠出金の使い道について、本来的な原子力防災や企業、新潟県全域における経済の活性化への貢献についての期待が大きく、近視眼的な地域間格差是正に多くを用いるべきではないなどの主張を報道各社に公開しました。この主張に対する受け止めと、知事として拠出金の使い道で何を最も重視するのかを教えてください。
A 知事
拠出金の扱いについては、この2月に今年度の予算を発表した際に、あわせて活用方針をすでにお示しをしていまして、ご記憶あると思いますけれども、大きな3つの柱を、安全防災対策の実施、それから地域・産業の振興、もう一つが原子力災害対策重点区域の拡大に伴い必要となる取り組みへの支援と、この柱をお示ししておりまして、さらに検討を進めてまいりましたところ、概算額も盛り込んだ上で、今、市町村にお示しをしてご意見をいただいているところでありますので、桜井市長のご意見もその中の一つと受け止めています。さらにご意見をいただいた上で、県議会での議論を経て、最終的に成案化できるように検討を進めていきたいと思います。
Q 新潟日報
代表質問の関連なのですけれども、桜井市長のお考えとして、いわゆる電源三法の格差是正、電気代の補助の部分ですけれども、やはり法改正をもってやるべきなのではないかということを主張されていますけれども、拠出金を活用して、この格差是正をする意義、狙いというのは知事はどのようにお考えですか。
A 知事
法改正はずっと要望しておりまして、昨年の再稼働の理解要請に応えるときも7つの確認項目の中に入れておりまして、国の方も検討すると、進めるということは言っておりますので、それはそれで迅速に進めてもらいたいと思っています。
Q 新潟日報
法改正というのが長い時間・・・。
A 知事
どのぐらい時間がかかるのか、そこは分かりませんけれども、迅速な検討をということをお願いしているので、それは期待しております。
Q 新潟日報
なかなか現時点では難しい中で、拠出金を活用することで、まずは格差を是正したいというのが知事の狙いでしょうか。
A 知事
先ほど申し上げたように、2月の予算発表のときから、こういった方針でという3つの柱を立ててお話している中の1つの柱です。
Q 新潟日報
従前から説明してきたということですか。
A 知事
もちろんそうですし、それはUPZの市町村から特に強い要望を何度もいただいています。県議会でもそういったご質問をこれまでもいただいている中で、それに沿って対応を考えてきているということです。
Q 新潟日報
東京電力からの1,000億円の拠出金に関連してなのですけれども、2月議会で県としては活用の方針は示されている中で、柏崎市長はこの段階について、こういった今ご自身の考えを披露されて批判をされているわけですけれども、これまでそういった県に意見を伝えるという機会はあったと思うのですが、そのような調整の仕方ですとか、市町村との調整のやり方については知事のお考えというか、受け止め方などはありますか。
A 知事
特段、今回は市町村に概算数字を入れてお示しをしているので、それで市長はご自分の意見を表明されたのではないのですかね。
Q 新潟日報
現時点ではあくまでも他の市町村と同じ意見の一つとして受け止めて・・・。
A 知事
もちろん、いろいろな意見をいただいて、もうすでに実務的には(意見を)いただいてるのではないかと思いますけれども、まさにそういった意見を受け止めながら、最適な使い方を考えていきたいと思います。
Q 新潟日報
例えば今後、知事が直接柏崎市長とお会いするですとか、他の市長とお会いするというようなことというのは考えられるのですか。
A 知事
この問題で何か足を運ぶとか、それはないと思いますけれども、当然、市町村の首長とは、私は本当にそれなりにコミュニケーションを取ってきているつもりですので、いろいろなチャネルでご意見なりは伺えると思います。
Q 新潟日報
一応、当初の予定通り、6月議会までにはその額を含めて公開した上で・・・。
A 知事
そうですね。
Q 新潟日報
市町村も含めて・・・。
A 知事
今そういう意味で市町村に相談をかけているし、県議会にも同時に相談をかけていると思いますけれども・・・。
Q 新潟日報
県議会でももちろん揉んでほしいというか、意見をあげて・・・。
A 知事
もちろん。金額が大したことないっていうように仰る人もいますけれども、やはり大きな金額でもありますし、地域の活性化に大きく関わってくると私は思っていますので、丁寧に意見を集約して、最終的に判断していきたいと思います。
Q 新潟日報
その調整によっては、今示している県の額というのが変わる可能性もある・・・。
A 知事
それは何とも言えないですよね。我々としては、今いろいろとこれまで伺ってきた、当然UPZの市町村の皆さんもご意見があって、実際要望書という形でもいただいてますし、先ほども申し上げたように県議会で何度も言われていることもでもありますし、そういったものを踏まえて、こういった感じじゃないかというのを、2月の段階で発表しているわけですけれども、世の中に示してるのですけれども、今回は数字も入れて、さらに具体的な内容を精査したということですので、着実に議論は深まっていると思いますけどね。
Q 新潟日報
その数字について、やはり理解は必要だ、市町村の理解は必要だということですか。
A 知事
もちろん。だから理解を求めてお示しをしているということですよね。
Q 新潟日報
もうすでに理解を得た上で示しているという・・・。
A 知事
今プロセスの最中なので、あまり先の話をしても困るのですけれども、まさにいい案を作ろうとしているということですよね。
Q 新潟日報
その中で柏崎の意見が出てきたという・・・。
A 知事
意見が出てきたので、それはそれで受け止めて検討していきたいと思います。
(令和7年度JA新潟厚生連決算について)
Q 新潟日報
先週(6月19日)なのですが、県の厚生連が、昨年度の決算を発表しまして、黒字になったということで、そのことに対する受け止めをお願いします。
A 知事
それはその数字として受け止めておりますけれども、国や、それから県、それから所在市町村、そういった支援の補助金なりが入っているということと、それからもちろん厚生連自身のいろいろな経営努力のその結果、表れだというように理解しています。
Q 新潟日報
黒字に転換したということに関しては・・・。
A 知事
経営改善が進んだということで、そのこと自体は結構なことだと思いますけれども、ただ、間もなくいろいろな必要な設備投資が控えていると、電子カルテというように聞きましたけれども、そういった更新などが控えていて、この黒字がずっと続くかどうかは、なかなか見通せないというようにも聞いておりますので、引き続き、経営改善の努力をお願いしたいと思います。
Q 新潟日報
昨年の9月に6市の首長が要望に来られた際に、令和9年度、2027年度くらいまでの支援をお願いしたいというようなことは要望書に書かれていたと思うのですが、今年度や来年度の支援というのは・・・。
A 知事
それは状況に応じて、前から申し上げているように、県立病院と並ぶ大きな医療のネットワークですので、極めて地域医療にとって重要なネットワークですので、県としても、状況を見ながら、支援をしていきたいと思っています。
Q 新潟日報
まだ決めているものは・・・。
A 知事
今の時点で特に何もないです。
Q 新潟日報
経営努力を求めて・・・。
A 知事
それはもう現にやられていて、しかも今、いろいろな経営改革、それも思い切ったいろいろな経営改革を検討されているというようにも承知していますので、状況を見ながら、当然いろいろな段階でご相談なり協議はしていくことになると思います。
Q 新潟日報
まだなかなか国や自治体の支援がないと厳しいというようなお話をお聞きしていますが。
A 知事
どの病院もほとんどそうですよね。これはもう2、3年前から経費が高騰している中で、診療報酬の改定がそれに追いつかないという、そういった状況の中で、非常に経営が厳しくなっている、ほとんどすべての病院がそうだと思いますけれども。国の方も予算で、診療報酬の改定も今月から始まりましたけれども、診療報酬でも手当をし、一方予算でそういった補助金といいますか、経営の支援のお金を入れる、それもやっていただいていますし、もちろん県も市町村もそれぞれ必要な支援をしてきている中で、引き続き厚生連には経営改革、経営改善の努力をお願いしたいと思っています。一方で、医療圏ごとの地域医療構想に沿った医療再編を進めていますので、それももちろん厚生連の経営に関わってくる話だと思っていますので、常にコミュニケーションを取りながら、対応を考えていくことになると思います。
(「棚田県にいがた」等の商標登録について)
Q 新潟日報
棚田関連の発表について、従来からこのキャラクターは活用されていたと思うのですけれども、改めて商標登録する狙いを教えてください。
A 知事
狙いというのは部局に聞いていただきたい。要するに勝手に使われないようにということですよね。それは商標登録のまずは制度の趣旨ですけれども、保護された形で適正に使っていただきたい。結構この棚田みらいちゃん、人気があると思いますので、棚田の魅力発信に貢献してもらいたいと思いますね。
Q 新潟日報
ご自身を模した・・・。
A 知事
模したのかどうかは分かりませんが・・・。
Q 新潟日報
ご自身を模したキャラクターが商標登録されるというのは、初めて・・・。
A 知事
商標登録ができましたという話を聞いたので驚きましたけれども、きちんと保護された形で適正に利用が進むということだと思いますので、商標登録そのものは結構なことだと思いますけれどね。
Q 新潟日報
どのような形で活用など、さらに・・・。
A 知事
それは当然一定の手続きを取っていただくことが前提ですけれども、こちらの方(棚田みらいちゃん)はいろいろなところで活用されていると思います。
Q 新潟日報
そちらの方(棚田ひでよ)は・・・。
A 知事
そちら(棚田ひでよ)はあまりないと思いますね。これは多分県が使うパターンで、こちら(棚田みらいちゃん)はいろいろなところで使ってもらいたいキャラクターで、少し使い方が違うと思います。
(トキエアについて)
Q 新潟日報
昨日(6月23日)トキエアの株主総会がありまして、2人いた代表取締役のうち、和田直希さんが再任を否決されることになったのですけれども、改めてどのように受け止めていらっしゃいますか。
A 知事
私も事柄でしか聞いておりませんけれども、株主総会での話ですので、特段コメントする立場ではありませんが、一般論として、安定した経営をお願いしたいなと思います。
Q 新潟日報
和田さんご自身は知事とご面識など・・・。
A 知事
面識はあります。
Q 新潟日報
どのような印象を・・・。
A 知事
過去の実績、インドネシア等海外でも企業を立ち上げて企業経営されたご経験もあるということで、そういった意味での経営能力をお持ちの方というように理解しておりますけれども。
Q 新潟日報
航空業界とはまた別のジャンルのご経験豊富な中で入ってきて、1年で代表取締役を退任されることになったということについてはいかがですか。
A 知事
株主のご判断なので、私が特にコメントすることではないですけれども、ただ一般論として、安定した経営というものをお願いしたいと思います。
Q 新潟日報
もう一つ、「ホリエモン」というように親しまれていますけれども、堀江貴文さんは再任されましたけれども、堀江さんは高い発信力、知名度があると思うのですが、堀江さんに何か期待することはございますか。
A 知事
私自身は面識ないので、それは今ご質問された中であったように、高い知名度や発信力といったものを生かしてほしいというのは、株主さんのご希望だったのだろうなと、思いなのだろうなというようには想像しますけれども。
Q 新潟日報
知事としては何か期待のような・・・。
A 知事
私はコメントする立場ではないので、安定した経営ということは一般論としてお願いしたいと思います。
Q 新潟日報
トキエアの関連で、昨日、代表取締役の和田さんが解任されたということもあって、先ほど安定した経営に努めてほしいということを仰っていたと思います。先週も知事は債務超過の話を受けて、今後、県としてもこれまで支援してきている中で、今を乗り越えてほしいというか、そういったお話だったと思うのですけれども、県としても11億6千万円を就航支援として融資をされている中で、今後トキエアがさらに経営が厳しいという状態になったときに、11億6千万円の融資に関して、例えばさらに返済を猶予するとか、あるいは何か別の違った形で県として支援するとか、そういったことはないですか。
A 知事
今、特段この融資についてトキエアから何か相談があるというのは聞いておりません。
Q 新潟日報
今後、可能性としては、トキエアの方から、例えばもう少し猶予してくれないかというような要望がある可能性はあると思うのですけれども、そういった場合は検討の余地というのはあるのでしょうか。
A 知事
それはその仮定の話なので、何とも言えないですね。
(令和8年度6月補正予算の概要について)
Q 新潟日報
補正予算の関係で改めてなのですけれども、4月に雪害防止の緊急対策が発表されましたけれども、予算も盛って、いよいよ事業としてスタートするわけですけれども、この新技術開発など長い取り組みになるかと思うのですけれども、その一歩として知事が期待するところはいかがでしょうか。
A 知事
なかなか除雪に関わる新しい技術や新しい製品のようなものは市場としてはやはり限られているので、なかなか企業がビジネスベースで、お金を投じて研究開発を進めるというのは難しいだろうなと常々思っておりました。先般も東京都のご協力をいただいて、スタートアップ企業が集まっているTiB(Tokyo InnovAtion BAse)でリバースピッチをさせていただきまして、問題を投げかけて、こんな課題があるのだけど、ということで投げかけをやって、実はそこからいくつか今でも話し合いが続いているものもあります。さらにそういった企業側、民間側の取り組みを加速させる必要があるという中で、スノーテックイノベーションのチームを立ち上げたり、国にも先般要望に行きまして、特にこの新技術開発を国が主導してもらいたいということを強くお願いしてきた経緯もありまして、県としてもやれることを最大限やっていこうということです。
Q 新潟日報
あと、アンカーについても手厚い支援ということですが・・・。
A 知事
そうですね。
Q 新潟日報
豪雪県ですけれども、より設置が進むように・・・。
A 知事
そうですね、もう結構手を挙げて、市町村の方も関心を持って既に十いくつかの市町村も手を挙げていただいていると聞いていますし、実際、アンカーの設置の申込みも増えているというように聞いておりますが、これもドライブをかけていきたいと思います。
Q 新潟日報
補正予算の関係でお願いしたいのですけれども、今ほど雪の関係で質問もあったのですけれども、重ねるようで恐縮ですけれども、今回、2つの事業で雪害に対する緊急対策になっていますけれども、知事が触れたように、亡くなった方や怪我した方がたくさんいた中で、今回のこの緊急対策によって次の冬、どのような成果というか、どのようなところを・・・。
A 知事
言い方が難しいですけれども、雪害の被害を受けている方を減らしたいです。10年単位で見ていったときに、実は自然災害の中で、例えば洪水や浸水被害や土砂災害の被害、それらの総数よりも(雪害が)多いのですよね。やはり放っておけない自然災害だと思いますね。
Q 新潟日報
そういうのをこの事業で・・・。
A 知事
少しでもそうした被害を少なくしていきたいと思いますね。
Q 新潟日報
今はまだ6月、これから夏に向かう段階で出したというのはやはり・・・。
A 知事
例えばアンカーなどは今のうちに設置工事をやらないと間に合いませんよね。
Q 新潟日報
そういった意味ではこの時期に打ち出すことで、多くの人にという・・・。
A 知事
対策を進めたいということです。
Q 新潟日報
繰り返しかもしれないのですけれども、アンカーに関しては、要援護世帯に関しては10分の9とかなり手厚いということですけれども、これはそれだけ要援護世帯に使っていただきたいという・・・。
A 知事
そうですね。このぐらいの思い切った支援をしないと、なかなか高齢世帯などでは、自分の家に手を入れていくということにどうしても消極的な方が多いので、お金の心配をしないで、少しでも安全性を高めることをやってほしいということです。特に高齢者世帯、いわゆる要援護世帯ですと、事業者にお願いするしかないわけですよね。事業者が仮に屋根の雪下ろしをやるとなると、労働安全衛生法上、そういった安全設備がないと引き受けられないというような話も聞きますので、そういった点からのアンカーの設置を急いでもらいたいと思いますね。
Q 新潟日報
分かりました。もう一方で、物価高対策についても交付金を使ってやっているかと思うのですけれども、そもそも昨年度も同じような・・・。
A 知事
先ほど申し上げたように、何回か補正でやってきています。
Q 新潟日報
この物価高に対しての知事の認識というか、どのぐらい・・・。
A 知事
それは国の方ですでにガスと電気は対応しているので、新潟ではプロパン世帯も多いので、対応できていないプロパンを国の交付金を活用して県がこれまで手当てしてきたという経緯で、その延長です。
Q 新潟日報
もちろんその経緯も分かるのですけれども、私自身もやはりスーパーなどに行っていると、去年よりも上がっているなという認識があるのですけれども、もう少し物価高がどんなふうになっているかとか、認識というか・・・。
A 知事
それは上がっていますよね。例えば私も自分の車を運転しますけれど、ガソリンなどを見ればそう思いますよね。
Q 新潟日報
そういった中で、今回も5つのメニューが並んでいますけれども、このメニューが並んでいるというのは、やはりこれらがこれまで好評だったという・・・。
A 知事
好評というよりも、これらが必要であろうということで政策的な意義を認めてきた事業ですので、今回も同様に対応しているということです。
Q 新潟日報
そういった物価高対策で、少しでも事業者ないしは何か・・・。
A 知事
影響を受けている方々の経営の持続可能性、あるいは影響の緩和ということで、生活者に対して、あるいは事業者に対してはその事業の継続というところを支援していくということです。
(クマに対する対策ついて)
Q NHK
先週も出た話で少し恐縮なのですけれども、クマの生息状況の調査を強化するために、県では自動撮影カメラの増設を今進めているところだと思います。先週もお聞きして恐縮なのですが、改めて期待する効果を伺えますか。
A 知事
それは精度を上げてほしいということですよね。生息数の推定が一気に5倍か6倍に上がったわけで、それはやはり推定がいかに難しいかということの表れでもありますけれども、推定をより正確にしていくためには、そういったカメラとか、他にもいろいろな手法があるのだと思うのですけれども、とにかく様々な手法を使って精度を上げてもらいたいという期待です。
Q NHK
一方で自治体からはAIカメラの不調であったり、通信システムの構築をするハードルが課題として聞かれるのですけれども、よりリアルタイムでクマの監視が行える仕組みづくりについて、知事のお考えを伺いたいです。
A 知事
そういった技術があればいいですよね。生息数調査のカメラの設置場所と、それから今言ったリアルタイムで捕捉する(カメラ)というのは、多分、人間の生活領域に近いところに実際に(クマが)出てきたときに、いち早く危険を人間側が察知するという、そのためのものなので、多分仕組みが違うと思いますけれども、どちらも必要だと思いますね。
(「特定利用空港・港湾」について)
Q 新潟日報
防衛力強化の一環として、新潟空港、新潟港と柏崎港の「特定利用空港・港湾」への指定を国が県に打診したという発表が先週ありまして、こちらについてなのですけれども、すでに全国でもいくつも指定はあるのですが、知事として、国から打診があったことについてはどのように・・・。
A 知事
港湾は(県が)管理者ですので、国として必要性があるということを地元に話があったということで、それはその通り受け止めています。
Q 新潟日報
その中では、あくまで民生利用を主としつつも、指定があれば、例えば自衛隊ですとか、海上保安庁の護衛艦ですとか、戦闘機ですとか、そういったものが訓練をしやすくしたりするように、インフラを整備するといったことも盛り込まれてはいるのですけれども・・・。
A 知事
私個人としては、あまりインフラ整備というところで期待しているという意識はないのですけれども、もちろんこれは平時の利用の円滑な利用を確保するための協議の枠組みを作りたいということだと聞いていますので、平素とか、国はそのような言葉を使っているようですけれども、普段の利用を円滑にできるような、まさに協議の枠組みと言っていたかな、調整の枠組みというか・・・。
Q 新潟日報
連絡・調整体制の・・・。
A 知事
それを構築したいということが主眼だと聞いていますので、関係者の意見を聞いているところだと思います。
Q 新潟日報
今後の進め方についてなのですけれども、関係自治体の方にも、あるいは関係者の方に説明をしていく段階なのですか。
A 知事
もう説明し始めているのではないでしょうか、こういう情報がありましたよと。どう思われますかという問いかけをしているのではないかと思います。
Q 新潟日報
過去の全国の例などを見ますと、これは一般論なのですけれども、有事の際は攻撃目標となる可能性というか、懸念があるみたいな話もあるのですけれども、その辺りの・・・。
A 知事
国の方はそれは否定しているのではないのですか。これで指定されたから攻撃目標になるなんてことは、普通の軍事の考え方から言ってもないですよね。
Q 新潟日報
知事としても、そこは否定的・・・。
A 知事
国はまさに明確に否定されていると思いますし、私もそう思いますよ。常識的に。
Q 新潟日報
そこの不安はあまり知事としてはないと・・・。
A 知事
そういう特定の、冷静な議論ではなくて、なにか特定のお考えに近づけたようなお話をされても・・・。
Q 新潟日報
そこは冷静に議論・・・。
A 知事
普通に客観的に、冷静に議論していけばいい。実際もう30、40、指定されていますので。
Q 新潟日報
基本的には前向きに捉えていますか。
A 知事
前向きとか後ろ向きとかいう議論ではないと思います。まさに国として必要性を、円滑な調整の仕組みを作りたいと言ってきているだけなので、それはそれで、何か前向きとか後ろ向きとかいう話ではないように思いますけどね。
Q 新潟日報
議論を経た上で・・・。
A 知事
情報共有をしっかり関係者とした上で、適切に対応していきたいと思います。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。






