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韓国との交流

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0049587 更新日:2024年5月1日更新

概要

正式名称 大韓民国(Republic of Korea)
面積 約10万200平方キロメートル(朝鮮半島全体の45%、日本の約4分の1)
人口 約5,183万人(2019年現在)
首都 ソウル
民族 韓民族
言語 韓国語
宗教

宗教人口比率53.1%

(うち仏教:42.9%、プロテスタント:34.5%、カトリック:20.6%、その他:2.0%)

社会・文化に儒教の影響を色濃く受ける。

略史

3世紀終わり頃に氏族国家成立

三国時代(高句麗、百済、新羅)(4世紀頃~668年)

統一新羅(676年~935年)

高麗(918年~1392年)

朝鮮(1392年~1910年)

日本による統治(1910年~1945年)を経て、第2次大戦後、北緯38度以南は米軍支配下に置かれる。

1948年大韓民国成立。同時に朝鮮半島北部に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が成立。

※各データは外務省ホームページによる(2012年2月現在)

新潟県との関わり

  • 昭和53(1978)年4月 駐新潟韓国総領事館開設。本格的な交流が開始されました
  • 昭和54(1979)年12月 新潟-ソウル間定期航空路開設
  • 平成2(1990)年10月 ソウル特別市に新潟県ソウル事務所設置
  • 平成3(1991)年9月 新潟-釜山航路開設
  • 平成14(2002)年8月 新潟県立図書館とソウル特別市立南山図書館が友好交流協定締結
  • 平成14年(2002)10月 朱鷺メッセとCOEX(韓国のコンベンションセンター)が姉妹提携
  • 平成16年(2004)10月 新潟-ソウル間定期航空路デイリー化
  • 平成17(2005)年7月 「日韓連携を考える新潟フォーラム」開催
  • 平成20(2008)年11月 新潟県と釜山港湾公社が物流協力に関する了解覚書を締結
  • 平成21(2009)年11月 新潟県立大学と慶北外国語大学校(大邱広域市)が交流協定を締結
  • 平成23(2011)年4月 新潟県立大学と韓国外国語大学(ソウル特別市)が交流協定を締結

主な定期交流事業
県費留学生受入事業(昭和62年~)

 新潟大学等の研究生として専門科目を研究するとともに、友好関係の促進、並びに経済面での交流強化に寄与する目的で、韓国からの留学生を受入れる事業

気候

 年平均気温は6~16℃の分布で地域差が大きく、8月平均気温は18~25℃、1月平均気温は零下6~7℃程度となり、四季がはっきりしています。
 年平均降水量は1,316mmであり、そのうち60~70%が6~9月に偏って降ります。

政治

国会の画像
国会

 大韓民国は民主共和国制を持ち、立法権は国会、行政権は文在寅(ムン・ジェイン)大統領(平成29年(2017)年5月10日就任、任期5年)を首班とする政府、司法権は法院(裁判所)にあります。国会(立法府)は、300議席の一院制で、議員の任期は4年です。
 地方自治団体は、首都であるソウル特別市の他に6の広域市、9の道があります。

経済・産業

造船産業の画像
造船産業

 天然資源の不足のため対外貿易依存度が高くなっていますが、「高コスト・低効率」の構造が深まり、1997年12月には国際通貨基金(IMF)から金融支援を受けるに至りました。しかし、経済の早期回復を目指して抜本的な構造改革に取り組んだ結果、1999年には危機から脱し、予想より早いペースで回復に向かいました。
 主要産業は、電気・電子機器、自動車、造船、鉄鋼、石油化学です。

食文化・住居

 主食のご飯に汁物、各種おかずを組み合わせるスタイルは日本の食卓と似ています。材料は唐辛子、ニンニク、ネギなど体を温め、新陳代謝を高める食材をはじめ様々な野菜がよく使われ栄養たっぷりです。
 食事の際にはお椀を置いて食べることがマナーになっているなど、日本との違いも多いです。
 伝統的な韓国スタイルの瓦家は今ではあまり目にすることはなく、洋風住宅やアパートが増加してきています。特に大都市周辺の高層アパート群は圧巻です。韓国の住宅における最大の特徴は、オンドルと呼ばれる床暖房です。現在はスチーム・パイプを床に通し、温水により床暖房を行っています。

教育

 韓国の学校制度は、初等学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年です。義務教育は初等学校から中学校まで(6歳~15歳)の9年間です。
 初等教育は初等学校で行われ、全国約6000校の初等学校のほとんどが公立です。また、中等教育は前期と後期に分かれており、中学3年間は義務教育です。全国の中学校数は約3000校で、公立と私立の比率は「3:1」です。高校進学率は99.6%を記録しています。
 後期中等教育は高等学校で行われており、大学進学を目標とする一般校と就職を目標とする実業系校の2種類があります。全国には約2000校の高等学校があり、一般校と実業系校が「約3:2」の割合で、公立と私立が「約6:5」の割合となっています。韓国の大学進学率は8割を超えています。

延世大学の画像
延世大学

 日本語教育については、約96万人の日本語学習人口を擁していますが、その中心は全学習者数の約90%を占める中学生及び高校生です。高等学校では、日本語は第二外国語に指定されている言語の中で最も履修者が多いです。
 かつては就職や昇進に有利かどうかという社会・経済的な要因から学習する傾向が高かったのですが、最近は日本の社会や文化などに対する直接的・具体的な関心から日本語を学習する人も増えています。

国際交流員(韓国)の画像

国際交流員(韓国)

ユ・ミンヒョン

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