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新潟県内河川におけるPFOS及びPFOAの6月分の調査結果について
新潟県内河川におけるPFOS及びPFOAの6月分の調査結果について
県では、本年度有機フッ素化合物の一種であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)について、県内の河川における状況を把握するため、公共用水域の水質測定計画に基づき、54地点の調査を進めています。
このたび、6月に調査を実施した15地点においては、指針値(50ng/L)を超過する地点はありませんでした。
なお、5月に調査を実施した13地点においても、指針値超過地点はありません(7月31日公表)。
1 調査時期
令和7年6月
2 調査結果の概要
地点毎の結果は別表のとおり
調査対象 |
指針値超過地点数 / 調査地点数 |
公共用水域(14河川) |
0 / 15 |
3 今後の対応
他の地点については、結果がまとまり次第、お知らせします。なお、調査の結果、指針値を超過した場合は、速やかに公表するとともに原因究明のための調査を実施します。
(参考)
〇 PFOS及びPFOAの用途及び健康影響
これまでPFOSはメッキ処理剤、泡消火薬剤等に、PFOAは撥水剤、界面活性剤等に使用されており、継続的に摂取した場合コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。
なお、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に基づき、PFOSは2010年以降、PFOAは2021年以降、製造・輸入等を原則禁止されています。
有機フッ素化合物(PFAS)について(環境省HP)
https://www.env.go.jp/water/pfas.html<外部リンク>
別表
単位:ng/L
水系名 |
河川名 |
調査地点※ |
試料採取日 |
PFOS |
PFOA |
PFOS及びPFOA |
信濃川 | 清津川 | 清津大橋 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 |
魚野川 | 東橋 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | |
三国川 | 三国川橋 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | |
宇田沢川 | 宇田沢橋 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | |
佐梨川 | 小平沢橋上流 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | |
佐梨川橋 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | ||
破間川 | 四日町橋 | 6/11 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | |
刈谷田川 | 中西橋 | 6/11 | 0.7 | 0.9 | 1.6 | |
加茂川 | 八幡橋 | 6/11 | 0.5 | 1.1 | 1.6 | |
阿賀野川 | 常浪川 | 城山橋 | 6/4 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 |
新谷川 | 寿橋 | 6/4 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 | |
関川 | 関川 | 泉橋 | 6/4 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 |
渋江川 | 中川新道橋 | 6/4 | 0.5 未満 | 0.6 | 1.1 | |
胎内川 | 胎内川 | 胎内川橋 | 6/18 | 0.5 未満 | 0.5 未満 | 1.0 未満 |
国府川 | 国府川 | 国府橋 | 6/18 | 0.5 未満 | 2.3 | 2.8 |
14河川 | 15地点 | 報告下限値0.5ng/L | 報告下限値0.5ng/L | 指針値50 ng/L |
※ 同一河川で複数地点調査した場合は上流から下流の順に記載
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