本文
展示鳥類剥製(アオゲラ)
アオゲラ
アオゲラ(メス)
鳥名
アオゲラ【緑啄木鳥】キツツキ目キツツキ科アオゲラ属(英名 Japanese Green Woodpecker)全長29cm
季節・分布
留鳥として、県内各地で普通に生息。山林で繁殖、冬季は平野部にも来る。
生息環境
平地から山地の林。市街地の公園などで、広葉樹林や針広混交林を好む。
行動
1羽か、つがいで生活し、昆虫類の幼虫やアリなどを好み、秋から冬は木の実をよく食べる。
形態
雌雄ほぼ同色。雄の頭頂部は全体に赤く、雌は後頭部だけが赤い。
鳴き声
「ピョーピョーピョー」などと鳴く。
特徴
早春から繁殖行動を始める。「ピョー、ピョー」と鳴き交わすほか、雄は甘えるような声で鳴きながら首を伸ばし、頭をくねくねと振る行動も見せる。巣穴を複数掘り、そのなかから繁殖に使う穴を選ぶ習性がある。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥