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平成29年度愛鳥講演会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0000005 更新日:2024年4月1日更新

講演会の様子の画像
ご参加ありがとうございました

日時:平成29年11月23日(木曜日・祝日)13時00分~15時30分
場所:新潟県立生涯学習推進センター 1階ホール

今年度は総勢75名(うち講師2名)の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

講演

伊藤氏の講演の様子の画像
伊藤氏の講演の様子

「新潟市海岸保安林の鳥類標識調査」
日本鳥類標識協会新潟グループ 伊藤 泰夫 氏

新潟市の関屋海岸保安林で行っている鳥類標識調査について講演いただきました。30年近くにわたる調査で放鳥したのは99種類、約18万羽、特にメジロの放鳥数は全国一など、長年の貴重なデータの数々は目を見張るものでした。また、シジュウカラは留鳥と思われていたが移動を行うこと、新潟市の海岸保安林は日本海側の重要な渡りの中継地であることなど、標識調査から分かった興味深い結果についてもお話いただき、会場一同じっくり耳を傾けました。参加者からは「長年の継続した調査がすごい」「とても興味を引くお話で面白かった」などの感想が寄せられました。

講演

高辻氏の講演の様子の画像
高辻氏の講演の様子

「日和山海岸埋立地に見るシギ、チドリ類の渡り」
新潟県野鳥愛護会 高辻 洋 氏

日和山海岸埋立地におけるシギ、チドリ類の渡りの様子について講演いただきました。埋立地の造成の経緯に始まり、それぞれの季節に出現するシギ、チドリ類の紹介、コシジロウズラシギやカラフトアオアシシギなど珍しい種類の渡来などについて、観察されてきた8年間の環境変化とともに分かりやすく説明していただきました。また鳥たちの写真はどれも素晴らしく、ハヤブサの狩りの様子も迫力がありました。なぜ埋立地にシギ、チドリ類が集まるのか、標識放鳥されたシギの記録から分かることについてのお話も大変興味深いものでした。参加者からは「分かりやすく面白かった」「大変勉強になった」「シギ、チドリが少し身近になった」などの感想が寄せられました。

今年のテーマは「渡り鳥」

申込は締め切りました。

イラスト:キアシシギ
イラスト:キアシシギ

 新潟県愛鳥センターでは、県民のみなさまに自然の素晴らしさや野生生物保護の大切さを伝えるために愛鳥講演会を開催します。
 今年度は「渡り鳥」をテーマとし、野鳥の中でも人気が高いシギ・チドリ類の渡りについて、また新潟市内の海岸保安林で行った標識調査結果をとおして、野鳥の生態や新潟市に渡ってくる野鳥について講演会を行います。

  • 講演
    「新潟市海岸保安林の鳥類標識調査」
     伊藤泰夫氏(日本鳥類標識協会新潟グループ)
  • 講演
    「日和山海岸埋立地に見るシギ、チドリ類の渡り」
     高辻洋氏(新潟県野鳥愛護会)

イラスト:トウネン
イラスト:トウネン

  • 日時:平成29年11月23日(木曜日・祝日) 13時00分~15時30分
  • 場所:新潟県立生涯学習推進センター 1階 ホール(県立図書館複合施設)
    (住所:新潟市中央区女池南3-1-2)
  • 講演会日程
    受付 12時30分~13時00分
    開会 13時00分~13時05分
    講演会 13時05分~15時25分
    閉会 15時25分~15時30分
  • 申込み方法:住所・氏名・電話番号を明記の上、はがき、電話、ファックス、e-mailまたは下記の電子申請で申し込みください。
  • 定員:先着150名(定員に達した場合、期日前に締め切る場合があります。)
  • 申込締切り:11月15日(水曜日)必着
  • 料金:無料
  • お問い合わせ・申込先
    新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
    〒957-0231 新発田市藤塚浜海老池
    電話:0254-41-4500 Fax:0254-41-4501
    e-mail:ngt035310@pref.niigata.lg.jp

 

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