特定外来生物【アカカミアリ】について

　令和５年６月26日（月）に環境省が実施した全国港湾調査の新潟港（東港区）西ふ頭での調査において、新潟県内でアカカミアリが初めて確認されました。
　アカカミアリは、「ヒアリ」と類似しており、見た目はほぼ同一です。
　ヒアリと比べると毒性は低いと言われていますが、同じ種類の毒をもっていますので、発見しても踏みつけたり、素手で触ったりしないようにご注意ください。

特徴

• 赤っぽくツヤツヤしている。
• 働きアリの大きさは3mm～5mm
• 触角は10節で先端の2つが大きい
• 腹柄が2節（背中に2つのコブ）
• ヒアリと異なり蟻塚は作らない
• 水に浮かんで集団で移動する

アカカミアリ（環境省HPより）

アカカミアリについて　環境省HP＜外部リンク＞

アカカミアリには毒針があります

アカカミアリの毒は、ヒアリと比べると弱いといわれていますが、激しい痛みを覚え、水疱状に腫れます。

アカカミアリに刺されたら

アカカミアリに刺されたときは安静にし、急激に容体が変化する場合は速やかに最寄りの医療機関を受診してください。

アカカミアリを発見したら

アカカミアリと思われる個体を発見したら、下記までご連絡ください。
また、アリを殺処分の上、検体を最寄りの保健所までお持ちください。

環境省ヒアリ相談ダイヤル　Tel:0570-046-110
最寄りの保健所（地域振興局健康福祉（環境）部）

※アカカミアリを発見しても、踏みつけたり、素手で触れない（死んでいても）ようにしてください。
　市販の殺虫剤（噴射式）を使用するかお湯をかける事で駆除が可能です。また、顆粒状・ゼリー状のベイト剤（毒餌）をヒアリの通り道や巣の周辺に設置することで駆除が可能です。

新潟県におけるアカカミアリの確認状況

参考

特定外来生物【ヒアリ】について