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エコ事業所表彰制度 表彰事業所(令和7年度)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0780758 更新日:2025年10月31日更新

 新潟県では、地球温暖化対策に積極的に取り組む事業所を「エコ事業所」として登録し、その取組内容が優れた事業所を新潟県環境会議が表彰しています。​

 エコ事業所表彰制度への参加については通年で受付しております。

 新潟県エコ事業所表彰制度についてはこちら

令和7年度受賞事業所

 令和7年度は、温室効果ガス排出量を前年度比1%以上削減するとともに、その取組内容が、ア 創意工夫、イ 持続性、ウ 発展性、エ 波及効果の観点で優れた6事業所を表彰事業所に決定しました。

 
事業所(所在地) 理由

株式会社越後交通鉄工所
本社(長岡市)
長岡工場(長岡市)
新潟営業所(新潟市中央区)
(計3事業所)

ア:
・前年度比で全社1%削減目標を各部門に展開、 四半期毎に活動結果を報告、評価し、様々な取組改善に繋げている。
・社用車のハイブリッド化。

イ:平成28年度~(9年)

ウ:
・自社所有の建物である長岡工場に太陽光発電設備を導入。
・発電量・費用対効果を分析しながら運用、社内発信を強化し社員意識を醸成。

株式会社タカヨシ
本社工場(新潟市江南区)

​ア:
・ガスの約40%をカーボンオフセット、電気の約15%を再エネ由来のプランに切り替えることで、令和6年度は前年度比で全体の約30%を削減。
・CO₂排出量算出ソフトの活用。
・部署毎にKPIを設定し取組を実施。

イ:平成26年度~(11年)

ウ:
・社用車のハイブリッド化、コンプレッサー、CTPを省エネ型に順次更新し、さらなる省エネ化を推進。
・屋根置き太陽光発電設備の導入による自家消費を検討。​

株式会社コーテック
長岡工場(長岡市)

ア:
・部署ごとに省エネ担当者と取組内容を決定、毎週(月曜日)のミーティングで成果発表・共有し、モチベーションの維持に繋げている。
・機械の完全停止日を設定して省エネを実現。

イ:令和4年度~(3年)

ウ:
・「真空蒸着装置」の電流値を下げて電気の使用量を抑える工夫を行った。この成功事例をもとに他設備への横展開を予定。

エ:
・他社と共同開発した、燃焼により排出されるCO₂を削減した商品が特に大手企業から高評価を受け、取引先、受注拡大に繋がっている。

上越運送株式会社
上越支店(上越市)

ア:
・「環境保全活動目標/行動計画」を自社策定。
・特に、エコドライブを重点推進し、年2回の講習会・表彰、デジタコ活用、アイドリングストップ設備、毎月の環境会議を実施。
・車両別の燃費・アイドリングデータを日報とデジタコで管理し、燃料使用量をグラフ化して社内指導に活用。

イ:令和4年度~(3年)

ウ:
・社内の取組体制を整え、課題共有と目標設定を行っている。
・トップダウンだけでなく、双方向の意見交換ができる組織運用となっている。

株式会社越後交通鉄工所 本社・長岡工場・新潟営業所(計3事業所)

 当社は、質の高い鋼構造物とサービス提供並びに持続可能な社会を目指した活動により顧客の満足と信頼、社会からの評価をいただくことを目指しています。特に、環境に配慮した社会の実現に向けては、環境マネジメントシステムの運用と並び、工場・現場での電力・燃料消費削減、廃棄物の削減、環境に配慮した省資源・省エネ設計・施工の提案や開発に取り組んでいます。

越後交通鉄工所(写真:長岡工場屋根上に設置した太陽光パネル)

●全社目標達成に向けた取組みと工夫
 温室効果ガス排出量を会社として前年度比1%削減するという目標を立て、各部門に展開しています。四半期ごとに各部門が活動結果を報告し、それを社内で評価する体制づくりにより、空調温度設定の管理方法改善など実務レベルでの取組を行ってきたほか、補助金を利用した照明のLED化と高効率エアコンの更新、省力化・省電力溶接機の導入、インバータ式空気圧縮機の導入等ハード面での改善を順次実施しています。
●社有車のハイブリッド化
 数年かけて、社用車をガソリン車からハイブリッド車への入れ替えを推進しています。本社は令和7年に10台すべての入替が完了し、現在は新潟営業所・長岡工場での入替を順次進めているところです。
●太陽光発電設備の導入
 長岡工場に太陽光発電設備を導入し、今年(令和7年)8月に稼働を開始しました。平均すると1日に使用する電力量の約半分を自社発電分でまかなうことができており、早くも導入効果を実感しています。使用していない電力は売電もできるため、今後も発電量や費用対効果を分析しつつ運用していく予定です。また、発電量をリアルタイムに社内ポータルサイトで確認できるようにすることで、社員の環境意識を醸成しています。

株式会社越後交通鉄工所ホームページ<外部リンク>

株式会社タカヨシ 新潟工場

 「価値の高い製品・サービスを提供することによって、お客様の事業の成功、そして持続的な成長に貢献し、地域社会に活カを与え、ゆくゆくは国の持続的発展に寄与すること」を使命としています。
そうした中で、SDGsを重要な課題と捉え環境保全への社会的な要請に応えるため環境配慮製品の推進、省エネ・省資源によるCO₂排出量削減等に取り組んでまいります。

デマンド監視装置​(写真:デマンド監視装置の活用)

 令和6年度の年間のガス・電力使用によるCO₂排出量25%削減の目標に対し、前年度と比較して約30%削減を達成しました。
●具体的な取り組み
 ・カーボンオフセット都市ガス、再生エネルギー由来の電力を使用してCO₂排出量を削減しました。
 ・製造部門の生産性向上
  製造部門はKPIを設定し未達成の場合には要因分析・活動の見直しを行い生産性向上を図っています。
  その成果が使用電力量(CO₂)削減にもつながっています。
 ・省エネ設備への更新
  令和6年度は電力使用量の大きいコンプレッサーを県の補助金を活用して入替えました。
  年内にはCTP印刷用刷版出力装置の入替えも予定しています。
  また、営業車もハイブリッド型に更新するなどハード面での省エネ化を推進しています。
 ・実態把握と監視装置の活用
  CO₂排出量算出ソフトによる実態把握とデマンド監視装置の活用も削減につながっています。
●今後の取り込み
 省エネ等の削減の取組や、カーボンオフセット都市ガス、再エネ電力の購入を継続するとともに太陽光発電設備などの設備投資についても検討してまいります。

株式会社タカヨシホームページ<外部リンク>

株式会社コーテック 長岡工場

 当社は、真空蒸着・コーティングの専門メーカーで、平成4年に長岡工場の操業を開始しました。工場では現場の発案を積極的に取り入れて省エネの取組を進めるほか、会社としてはライフサイクルCO₂の観点から製造から廃棄までのCO₂排出削減が重要と考え、焼却処分する際に発生するCO₂を従来よりも大幅に削減した製品開発にも取り組んでいます。

ミーティング(写真:ミーティング風景)

●定期的な社内ミーティング
 部署ごとに省エネ担当者と取組内容を決定し、毎週(月曜日)のミーティングで発表し成果を社内に共有。取組を互いに評価できるようにする仕組みでモチベーション維持もはかっています。
●機械の完全停止日を設定
 設備の電源を全て入れることが習慣でしたが、エコ事業所表彰制度に参加したことをきっかけに、目標を立てていく中で、社内でできる取組について話し合い、納期を踏まえつつ同じ設備を使用する作業を1日にまとめる等の工夫を行いました。設備の完全停止日を設けることができ、省エネに繋がっています。
●現場からのアイデアで電力使用を削減
 これまで当たり前だと思っていたことを見直す動きが工場内に広がり、現場からの発案で、工場の「真空蒸着装置」という非常に電力を使う機械の対策を検討し、電流値を下げて電力使用量をおさえることに成功。この成功事例を他設備へも横展開していきたいと考えています。
●製造過程で生じるCO₂を削減
 他社と共同開発した、燃焼により排出されるCO₂を従来製品より大幅に削減した商品(DL-ecoシート)が、大手取引先等から高評価を受け、取引先や受注の拡大に繋がっています。

株式会社コーテックホームページ<外部リンク>

上越運送株式会社 上越支店

 当社は永年、商品の輸送・保管業務に携わり、燃料や電力使用の削減などを行ってきました。物流企業としての責任意識の下、かけがえのない地球環境保護の重要性を認識し、省エネルギー化・省資源化に取り組み、人類の健康・動植物保護の一端を担う企業を目指しています。「省エネ運転とムダの排除で環境改善を目指す企業になる」というスローガンのもと、輸送におけるCO₂排出量削減を目的としたエコドライブ活動などを積極的に推進しています。

エコドライブ(画像:エコドライブ講習会の様子)

●「環境保全活動目標/行動計画」の策定
 平成16年のグリーン経営の認証取得をきっかけに、自社で「環境保全活動目標/行動計画」を策定し、ホームページにて公開しています。
●全社でエコドライブを推進
 エコドライブを重点的に推進しています。年2回の講習会とデジタルタコグラフにより記録された運行データの評価を基に、 6ヶ月ごとに成績優秀な運転手の表彰などを行っています。また、毎月「環境会議」を実施してアイドリング率・燃費の悪い車両について課題を話し合うことで、長期的なエコドライブの取組レベルの維持・向上を図っています。2024年度の「エコドライブ活動コンクール」では国土交通大臣賞を受賞しました。
●デジタルタコグラフやアイドリングストップ設備の活用
 車両別の燃費・アイドリングデータを日報とデジタルタコグラフで管理し、燃料使用量をグラフ化して社内指導に活用しています。アイドリングストップクーラー、扇風機、温風ヒーター、蓄熱マットなどのアイドリング支援機器を導入して、燃費の向上につなげています。
●組織的な取組の管理体制を構築
 管理職が中心の環境管理推進委員会から、さらに本社・支店・組合の代表者のレベルでの環境保全活動推進委員会、支店単位の分科会、支店内の班を設けています。トップダウンだけでなく双方向で意見を出し合うことで、課題共有と目標設定を行っています。

上越運送株式会社ホームページ<外部リンク>

表彰式

日時:11月9日(日曜日)午前11時~午後0時30分

場所:JR新潟駅 CoCoLo新潟 1階 吹き抜け広場「ガタリウム」

※表彰式は、新潟県が主催する環境イベント「にいがた環境フェスティバル 2025」の中で行います。

にいがた環境フェスティバル2025はこちら

報道発表 新潟県環境賞、エコ事業所、優良リサイクル事業所、環境保全ポスターコンクールの受賞者が決定しました


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