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【上越】1月14日、16日放送分「はたちの献血」
今日は、地域整備部の二瓶が聞き役で、健康福祉環境部の梅山さんから、「献血のお願い」について話をお聞きしました。
1月から2月の2か月間は、「はたちの献血」キャンペーン期間となっているそうですね。
はい。現在、献血者は20代から50代までの方が中心となっています。今後、少子高齢化により献血可能人口が減少し、血液が確保できなくなるおそれがあります。そのため、1月から2月の2か月間、新たに成人を迎える「はたち」の方や若者を中心に、広く献血へのご理解とご協力をいただくため、全国一斉に「はたちの献血」キャンペーンを実施しています。
献血のポスターなどを目にすることが多いですが、なぜ献血が必要なのでしょうか。
皆さんが病気になったり、事故に遭ったりしたときの治療に輸血用血液製剤が使われますが、これらは人工的につくることができません。すべて善意の献血で得られた血液でつくられています。また、血液は長期保存ができないため、年間を通じて安定的に献血を確保することが必要になります。
では、献血はどのように行われるのでしょうか。
まず、献血に伴う副作用や、血液の利用目的などの説明を受けてもらい、同意をいただいた上で献血に申し込んでもらいます。そのあと、医師による問診と、血圧測定や血液型検査といった事前検査を受けてもらい、献血される方の健康状態をしっかりと確認した上で、採血を行います。
献血には、どのような種類があるのですか。
献血には、全血献血と成分献血の2種類があり、全血献血は、血液中のすべての成分を採血する方法です。一方、成分献血とは、血小板や血漿(けっしょう)といった特定の成分だけを採血し、その他の成分は再び体内に戻す方法です。
献血にも様々な方法があるのですね。 どこに行けば、献血ができるのですか。
上越地域では、献血バスが、イオン上越店・上越ショッピングセンターアコーレに、毎月第1火曜日と、第3・第4日曜日に来ています。献血バスはこのほかにも不定期で各地を回っていて、全血献血ができます。
また、県内2カ所の献血ルーム、新潟市の「献血ルーム万代ゆとりろ」と、長岡市の「献血ルーム千秋」では、全血献血と成分献血ができます。
ぜひ、多くの方に献血をしてほしいですね。
はい。詳しくは、新潟県赤十字血液センターのホームページをご覧いただくか、健康福祉環境部医薬予防課までお問い合わせください。電話番号は、025-524-6134です。
献血は大切な命を救うことができる、もっとも身近なボランティアです。ぜひ、ご協力をお願いします。
お問い合わせは、健康福祉環境部医薬予防課、電話番号025-524-6134ですね。今日は、「献血のお願い」についてお話をお聞きしました。来週もぜひお聞きください。