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【上越】2月2、4日放送分「お得なバスチケット」
今年の上越地域は、雪の日が多くなっていますね。
はい。上越市と妙高市は、全国有数の豪雪地域です。例年は山沿いを中心に多く降りますが、今年は平地でもかなりの積雪となっています。
積雪が増えてくると、雪崩に注意が必要です。今日は、雪崩の被害に遭わないためのポイントを紹介します。
まず、雪崩はどのような場所で発生するのですか。
雪崩は、低い木や、草しか生えていない傾斜地で発生します。その中でも、傾斜が30度以上の場所では、特に起こりやすくなっています。
では、どのようなときに起こりやすいのですか。
まず雪崩には、「表層雪崩」と「全層雪崩」があります。
表層雪崩は、新雪が煙のように滑り落ちる現象です。気温が低く、雪が降り続いた時に起こりやすくなります。滑り落ちるスピードがとても速いのが特徴です。
全層雪崩は、積もった雪が地面を削りながら滑り落ちる現象です。気温が上がる春先や、雨が降った後などに起こりやすくなります。表層雪崩と比べてスピードは速くないですが、重たい雪が滑り落ちてくるのが特徴です。
気温が低く、降雪が続いた時は表層雪崩。気温が高く、雨が降った時は全層雪崩が起こりやすいのですね。ところで、雪崩が起こりそうな場所は、どのように確認すればよいのでしょうか。
雪崩の前兆現象として、斜面の雪に裂け目やしわ状の模様ができることがあります。これらを見かけたら、絶対に近づかないでください。
また、すでに雪崩が発生している場所を見つけたら、このあとお知らせするお問い合わせ先までご連絡ください。
わかりました。他に注意することはありますか。
近年では、スキー場の立入禁止区域で、雪崩に巻き込まれる事例が増えています。コース外での滑走はとても危険ですので、ルールを守ってプレーしましょう。
また当日は、最新の気象情報を確認し、雪の降り方に注意しましょう。
わかりました。それでは最後に、本日の放送に関する問い合わせ先を教えてください。
はい。お問い合わせは、妙高砂防事務所、電話番号０２５５－７２－４１４２までお願いします。
