本文
県内店舗からの違法ドラッグ(脱法ハーブなど)買い上げ調査で指定薬物が検出されました。
県では、違法ドラッグ(脱法ハーブなど)による健康被害の発生を未然に防止するため、県内で販売されている製品を買い上げ、成分分析を行っています。
今般、平成25年11月に買い上げた違法ドラッグ製品を新潟県保健環境科学研究所及び国立医薬品食品衛生研究所で分析したところ、3製品から平成25年12月13日に新たに指定薬物となった成分(平成26年1月12日施行)が検出されました。
製品の名称等
(1)
- 製品名:FEELING Strong 5th NEW
- 製品形態:乾燥植物片
- 検出成分:4-Methyl-α-ethylaminopentiophenone
製品画像1 FEELING Strong 5th NEW
(2)
- 製品名:Devil ORGASM
- 製品形態:乾燥植物片
- 検出成分:α-Ethylaminopentiophenone,4-Fluoro-α-PVP
製品画像2 Devil ORGASM
(3)
- 製品名:BON'S CRYSTAL(金曜日)
- 製品形態:白色粉末
- 検出成分:α-Ethylaminopentiophenone,4-Fluoro-α-PVP
製品画像3 BON'S CRYSTAL(金曜日)
県の対応
- 販売業者に対して立入指導を実施し、当該製品は現在販売されていないことを確認するとともに、販売した製品の自主回収を指示しました。
- 販売業者に対して違法ドラッグの販売自粛を要請しました。
県民の皆様へ
当該製品をお持ちの方は、直ちに使用を中止して下さい。また、体調に異常等が現れた方は医療機関を受診するとともに、医務薬事課又は最寄りの保健所にご相談ください。
違法ドラッグは「脱法ハーブ」、「合法ドラッグ」などとして販売されていますが、人体に摂取すると、使用がやめられなくなったり、健康被害や異常行動を起こす場合があり、覚せい剤や麻薬と同様に大変危険な薬物です。
脱法や合法という言葉にだまされず、決して使用しないでください。
参考
- 3製品とも製造(輸入)者は不明です。
- 検出された指定薬物成分は、いずれも覚せい剤等と類似の化学構造を持つカチノン系化合物の一種で、覚せい剤等と類似の作用を有する可能性があります。
報道発表資料
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)