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6月の「食育月間」にあたり教育長が学校給食を視察しました
第4次食育推進基本計画においては、毎年6月を「食育月間」と定めています。「食育月間」は家庭、学校、地域、職場など社会全体で、国民的な広がりをもって、食育推進に取り組むために設けられた、食育の強化月間です。
県では、学校給食の意義や現状について、県・市町村の行政や教育関係者の理解を深め、県産地場産物の活用促進を図るとともに、学校給食の充実と食育の推進を図っています。
このたび、新潟県教育長が糸魚川市の学校給食の様子を視察しましたのでお知らせします。
視察の様子
概要
令和7年6月5日(木曜日) 10時10分~13時10分
2 会場
糸魚川市能生学校給食センター(糸魚川市大字能生2714番地1)、
糸魚川市立磯部小学校(糸魚川市大字筒石500)
3 その他
糸魚川市立磯部小学校の給食は、昨年度の県学校給食表彰受賞調理場である糸魚川市能生学校給食センターで調理されており、併せて視察を行いました。
当日の献立
献立名 | 使用地場産物(産地) |
---|---|
ごはん |
米(糸魚川市産コシヒカリ) |
牛乳 |
牛乳(県産) |
ジビエハンバーグケチャップソース |
イノシシ肉(糸魚川市猟師提供)、豚ひき肉(県内産) |
青大豆ののりあえ |
青大豆(県内産) |
のっぺ汁 |
焼き豆腐(糸魚川市産)、板こんにゃく(県内産)、 車麩(県内産)、乾しいたけ(糸魚川市産) |
当日の様子
調理場では衛生管理の徹底や給食が出来ていく過程の説明がありました。
調理員の皆さんがコミュニケーションを取って衛生管理、安全面に注意を払い調理していました。
給食時間に、栄養教諭が「ジビエ給食」について、動画を活用しながら食育指導を行いました。
また、猟師の青田さんからは、野生動物が農作物を食い荒らしてしまうので年間680頭ほど駆除しており、命をいただく意味を教育に生かしたいと考え給食に提供している旨を話してもらいました。児童は、給食を食べながらしっかり話を聞いていました。
全校児童と給食をいただきました。「ジビエハンバーグ」は、味が濃くてとてもおいしいと評判でした。児童から「命は大切なので感謝して味わう」との意見があり、青田さんの考えが伝わっていることを感じました。
糸魚川市立磯部小学校の児童と(左から)県保健体育課長、県教育長、糸魚川市教育長
磯部小学校では、海が見えるランチルームで全校児童が一緒に給食を食べています。
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