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平成22年12月定例会(第50号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002018 更新日:2019年1月17日更新

平成22年12月定例会で上程された発議案

仙谷内閣官房長官の発言に抗議する決議

第50号発議案

   仙谷内閣官房長官の発言に抗議する決議

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成22年12月17日


提出者   金谷 国彦、小林 一大、佐藤 純
             桜井 甚一、佐藤 莞爾、早川 吉秀
             柄沢 正三

賛成者   皆川 雄二、冨樫 一成、佐藤 卓之
             市村 孝一、楡井 辰雄、小島 隆
             片野 猛、小林 林一、西川 洋吉
             岩村 良一、沢野 修、斎藤 隆景
             尾身 孝昭、中野 洸、小川 和雄
             村松 二郎、帆苅 謙治、三林 碩郎
             長津 光三郎、渡辺 惇夫、石井 修
             東山 英機、三富 佳一、星野 伊佐夫
             志田 邦男、青木 太一郎、松 川キヌヨ
             中川 カヨ子、横尾 幸秀、金子 恵美

新潟県議会議長 小野 峯生 様

仙谷内閣官房長官の発言に抗議する決議

 11月18日に行われた参議院予算委員会において、仙谷内閣官房長官が自衛隊について「暴力装置」との発言をした。「暴力装置」との発言は、我が国憲法の基本理念である専守防衛を大きく逸脱しているとともに、我が国の国防に対するマイナスイメージを強く国内外に印象付けるものである。命がけで日本の国土を守り、国際社会での我が国の地位を高める活動に黙々と取り組む現場の自衛官に対する冒涜以外の何物でもない。
 自衛官は「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる」として、国家の命令があれば、いかなる危険な任務にも赴き、国家と国民の負託にこたえることを宣誓している。自衛隊に対する重要な命令は政府の安全保障会議で審議され、最高指揮官たる内閣総理大臣が下すこととされている。安全保障会議の一員でもあり、最高指揮官たる内閣総理大臣を補佐する立場にある内閣官房長官が、自衛隊は「暴力装置」と発言し、後に撤回のうえ、自衛官に対して謝罪をしたが、到底、許されるものではない。
 政権中枢にある内閣官房長官の認識がこのようなものでは、国防の礎となる現場の自衛官の士気高揚は到底望めず、国防に対する国民の信頼を大きく揺るがす事態を招いている。
 よって本県議会は、仙谷内閣官房長官に対し、ここに強く抗議するとともに、今後このような発言が行われることのないよう同長官に猛省を求めるものである。
 以上、決議する。

 平成22年12月17日

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