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平成10年9月定例会(第22号発議案)
平成10年9月定例会で上程された発議案
道路整備財源の充実強化に関する意見書
道路整備財源の充実強化に関する意見書
道路は、豊かな生活と活力ある地域づくりを実現し、国土の均衡ある発展を図るための最も基本的な施設であり、今後も高速自動車国道や地域高規格道路を軸として一般国道から基幹市町村道に至る道路網の整備を強力に推進する必要がある。
よって政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識し、事業の積極的な推進を図るとともに、次の事項について特別の措置を講ずるよう強く要望する。
記
- 新道路整備五箇年計画に基づき円滑に道路整備を推進していくため、道路特定財源制度を堅持するとともに、一般財源を大幅に投入し、道路整備費を拡大すること。
- 平成11年度予算においては、物流効率化による経済構造改革特別枠、景気対策臨時緊急特別枠等の確保をはじめ道路整備費を拡大すること。
- 活力ある地域づくり・都市づくりを推進するため、地方との適切な役割分担の下、国においても国道整備等引き続きその責務を十分に果たしつつ、市町村道から高規格幹線道路に至る道路網の整備を一層促進すること。
- 渋滞対策、交通安全対策、沿道環境対策、防災対策等安全で快適な生活環境づくりを推進するため、道路網の整備を一層促進すること。
- 地方の道路財源を確保すること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成10年10月9日
新潟県議会議長 三富 佳一
内閣総理大臣 小渕 恵三 様
大蔵大臣 宮澤 喜一 様
建設大臣 関谷 勝嗣 様