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柏崎刈羽原子力発電所の状況(9月分)
柏崎刈羽原子力発電所の運転保守状況(9月分)についてお知らせします。
1 運転保守状況(当月分)
号機 | 炉型 | 営業運転 開始日 |
発電電力量 (Mwh) |
設備利用率 (%) |
10月14日 現在の状況 |
運転保守 補足事項 |
1号機 | Bwr | S60.9.18 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H23.8.6~) |
特になし |
2号機 | Bwr | H2月9日.28 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H19.2.19~) |
特になし |
3号機 | Bwr | H5月8日月11日 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H19.9.19~) |
特になし |
4号機 | Bwr | H6月8日月11日 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H20.2.11~) |
特になし |
5号機 | Bwr | H2月4日.10 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H24.1.25~) |
特になし |
6号機 | Abwr | H8月11日.7 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H24.3.26~) |
特になし |
7号機 | Abwr | H9月7日.2 | 0 | 0 | 定期事業者検査中 (H23.8.23~) |
特になし |
2 原子炉等規制法及び電気事業法に該当しない極く軽度な事象等(9月12日~10月14日発生分)
(1) 6号機ガスタービン発電機(GTG)の不具合による「運転上の制限」からの逸脱(*1)(復帰済み)
9月12日、東京電力は、6号機GTG(*2)が試運転中に自動停止し、使用できないことを確認した。このため、東京電力は、保安規定に定める「運転上の制限」から逸脱したと判断し、他の電源設備の動作確認(*3)と当該GTGの復旧作業に着手した。
その後の調査で、東京電力は、GTGの制御車と発電機車をつなぐケーブル接続部に錆のような汚れを発見したことから、清掃を実施した。清掃後、正常に動作できる状態になったことを確認し、9月17日に「運転上の制限」の逸脱からの復帰を判断した。なお、汚れの発生原因は、現在東京電力が調査中である。
10月7日、県は、柏崎市、刈羽村とともに、安全協定に基づく月例の状況確認において、事象の原因や代替手段について説明を受けるとともに現場確認を行った。
(*1)保安規定では、安全機能を確保するため、予備も含めて動作可能な機器の必要台数や、原子炉の状態ごとに遵守すべき温度・圧力等の制限が定められている。一時的にこれを満足しない状態が発生すると、事業者は「運転上の制限」からの逸脱を宣言し、あらかじめ定められた時間内に機器の修理や代替機能の確保など必要な措置を講じることとしている。
(*2)7号機タービン建屋脇に設置されている。また、東京電力の自主設備として、高台エリアに全号機共用のGTGが2台設置されている。
(*3)6号機非常用ディーゼル発電機を起動し動作可能であること、7号機からの電源融通が可能であることを確認。
3 その他(9月12日~10月14日発生分)
該当なし。
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