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Q1-9 コンクリート建屋に生じたひび割れはひび割れが生じた場所と解析結果にずれがあるのでより精度の高い解析を実施してほしい

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0042861 更新日:2010年5月20日更新

回答

 設備健全性・耐震安全性に関する小委員会では構造を専門とする委員から次の意見がありました。

  • コンクリートは、セメント、骨材(砂や小石)、水を混ぜ合わせて作るもので元々内部が不均一な材料なので、細かな部分ごとに見れば強度にバラツキがあり、地震などの力を受けずとも建築後の乾燥などでひびが入ることもあります。
  • 地震の影響を評価するための解析では、建物や構築物全体としての健全性を確認するためコンクリートを均一な材料として扱い算出しています。
  • 実際には、コンクリート内部が不均一であることが大きな原因となり、解析結果ではひび割れが入る目安となる力(目安値)未満の力しか加わっていない所でもひび割れが生じる場合もあります。

技術委員会でも建築・構造を専門とする別の委員から同じような趣旨の意見があり、他の委員から異論はありませんでした。

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