平成20年人口動態統計（確定数）の概況を公表します！

　厚生労働省大臣官房統計情報部は、「平成20年人口動態統計月報年計（概数）の概況」を、平成21年9月3日に公表しました。この公表内容に基づき、新潟県に住所を有する者に係る人口動態の概要を取りまとめました。

概要

1. 出生数は減少
   　出生数は18、388人で、前年より336人減少した。出生率（人口千対）は7.7で前年の7.8を0.1ポイント下回った。合計特殊出生率は1.37で、前年と同じだった。全国平均は1.37と前年を0.03ポイント上回った。全国順位は29位（前年は26位）となっている。母の年齢階級別の内訳を見ると、15～19歳、35～39歳、40～44歳以外の全ての年齢階級で前年を下回った。
2. 死亡数は減少
   　死亡数は24、889人で、前年より237人減少した。死亡率（人口千対）は10.5で前年と同じだった。
   　この結果、自然増減数は、6、501人の減となった。（前年は6、402人の減）
3. 死因の動き
   　死因の上位10位は　(1)悪性新生物　(2)心疾患　(3)脳血管疾患　(4)肺炎　(5)不慮の事故　(6)老衰　(7)自殺　(8)腎不全　(9)慢性閉塞性肺疾患　(10)糖尿病で、昨年と変わらなかった。
   自殺は665人で前年より102人減、死亡（人口10万対）率は27.9（前年32.0）で全国11位であった。（前年6位）
4. 婚姻数、平均初婚年齢
   　婚姻数は11、373組で前年より181組増加した。平均初婚年齢は男性30.0歳（前年29.9歳）、女性が28.2歳（前年28.0歳）で、夫は前年より0.1歳、妻は0.2歳上回った。
5. 離婚数
   　離婚数は3、513組で前年より7組増加した。離婚率（人口千対）は1.48（前年1.46）で前年を0.02ポイント上回り、全国順位は平成15年から6年連続して全国で最も低くなった。（平成14年は島根県が47位、新潟県は46位）

※　合計特殊出生率
15歳～49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもの。

• 平成20年確定数（概要・出生）[PDFファイル／168KB]
• 平成20年確定数（死亡・乳児死亡）[PDFファイル／174KB]
• 平成20年確定数（婚姻・離婚・都道府県順位）[PDFファイル／155KB]
• 統計表[PDFファイル／244KB]