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『レトロを探る』の第3弾は、加茂市内で静かなブームとなっている「うたごえ喫茶」が舞台!
加茂散策の帰りに立ち寄ったカフェの店主からいただいた1枚のチラシをきっかけに、『レトロを探る』というテーマにぴったりだったことから、改めて取材してみることにしました。
それは、なんともノスタルジックな空間。
タイムスリップした気持ちで、その様子を探ってきました。
昭和30年代に日本の都市部で流行した、客全員が歌うこと(合唱)を想定した喫茶店が「うたごえ喫茶」。
カラオケが一般化した現代では逆に「みんなで歌う」スタイルが新鮮だということで、静かなブームが再来しているようです。
今回お邪魔した「永田宏行(えいだひろゆき)と加茂うたごえ喫茶」の会場には、たくさんの人が集まっていました。
集まった人たちの手にはコーヒーとクッキー、そして歌集が。
「うたごえ喫茶」を進行するのは、永田宏行(えいだひろゆき)さん(写真右)、そしてマネージャーの小林さん(写真左)です。
この「うたごえ喫茶」にはセットリストはありません。すべてリクエストで対応しているとのことで、私も早速リクエストしてみました。
永田さんの伴奏で童謡や懐メロを会場の全員で歌うのは、まるで小学校の音楽室にいるようで、とても懐かしい気持ちになりますね。
曲の合間には永田さんの軽快なトークが炸裂し、笑いが絶えません。なんとも心温まる素敵な空間です。
休憩時間はおしゃべりの時間。参加者同士の輪がどんどん広がります。
最後は参加者全員で「ドレミの歌」を大合唱。
合唱による場の一体感は、 “「歌う」=(イコール)「カラオケ」” になっていた私にとっては、逆に新鮮で、どこか懐かしい気持ちにさせてくれました。
今回お邪魔した「永田宏行と加茂うたごえ喫茶」は、「カフェギャラリーあらいんち」というカフェで月に2回(第1、第3木曜日)定期開催されているイベントです。
歌う楽しみを皆でわかち合い、人との出会いや交流、一体感を楽しめる「うたごえ喫茶」を体験してみてはいかがですか?
※※参加には事前予約が必要です。詳細は、カフェギャラリーあらいんちにお問合せください。※※
加茂市新町の加茂川沿いにある「カフェギャラリーあらいんち」。お店の前には、ひらひらと黄色いTシャツがはためき、一枚に一文字ずつ店名である「あ・ら・い・ん・ち」という文字が書かれています。
店内には、壁いっぱいに色彩豊かな絵画が飾られていて、気持ちもウキウキ楽しくなる空間が広がります。
店内に飾られている絵画の多くは、個展をはじめライブペインティングなどでも活躍されている画家の新井里沙(あらいりさ)さんが制作したもの。
絵画のほかにも、手作りされた人形などの作品が並べられていて、まさにアートギャラリーとなっています。
ちなみに、「うたごえ喫茶」で配られるクッキーも、新井里沙さんの手作りなんだそうですよ!
「うたごえ喫茶」を取材する前に、コーヒーフロートをいただきました。
上に乗るアイスは田上町にあるジェラート専門店「Sorriso(ソリッソ)」のジェラートなんですよ。
カフェメニューはもちろん、サラダ・コーヒー・デザートが付くお得なランチメニューもありますよ。
食事だけでなくアートも一緒に楽しめる「カフェギャラリーあらいんち」。
みなさんも一度、足を運んでみてはいかがですか?
〒959-1354
新潟県加茂市新町2-1-17
電話 0256-52-3299
営業時間 10時00分~17時30分くらい
定休日 日曜日・月曜日・金曜日
駐車場 有(3台)
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