ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和4年6月定例会(第13号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0509591 更新日:2022年8月2日更新

令和4年6月定例会で上程された発議案

食料安全保障の確立等を求める意見書

第13号発議案

   食料安全保障の確立等を求める意見書

 上記議案を別紙のとおり提出します。

  令和4年8月2日

   提出者  産業経済委員長 冨樫 一成

 

 新潟県議会議長  佐藤 純 様

 

食料安全保障の確立等を求める意見書

 我が国の食料自給率が低迷する中、ウクライナ情勢により穀物価格が高騰している世界の状況を踏まえれば、国産農産物確保の重要性がますます高まっている。食料安全保障の観点から、穀物の備蓄制度や水田農業施策の見直しなど、抜本的かつ効果的な対策が求められている。
 一方で、我が国においては、農業の担い手や耕地面積が年々減少していることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による米需要の落ち込みで米価が下落するなど、農業を取り巻く状況は厳しさを増している。加工用米や大豆などの非主食用米等の生産拡大に対応できるよう、適切な支援を講じていくことが必要である。
 よって国会並びに政府におかれては、国産穀物を主体とした食料安全保障を確立していくため、中長期的な視点から、国民の国産穀物の消費に関する意識の変革や、食品製造事業者における米粉の活用促進などを図るとともに、輸入に依存している穀物を国産で安定供給できる環境を整えるよう強く要望する。併せて、都道府県や地域が使途設定できる産地交付金について十分な予算を確保した上で、作付転換した面積に応じて適切に配分するとともに、非主食用米等へのインセンティブを高める支援策を拡充するよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   令和4年8月2日

 

新潟県議会議長  佐藤 純

  衆議院議長   細田 博之 様
  参議院議長   山東 昭子 様
  内閣総理大臣   岸田 文雄 様
  総務大臣   金子 恭之 様
  財務大臣   鈴木 俊一 様
  農林水産大臣   金子 原二郎 様


令和4年6月定例会・意見書一覧へ
令和4年6月定例会・議会情報項目一覧へ
新潟県議会トップページへ