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令和4年2月定例会(陳情第6号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0464997 更新日:2022年3月3日更新

第6号 令和4年2月14日受理  厚生環境委員会 付託

新型コロナウイルス感染症を「5類」へ変更の声を上げることを求めることに関する陳情

陳情者

(要旨)新型コロナ感染症が、「インフルエンザ等感染症」に指定されている為、学校では、クラスに1人でも感染者(陽性者)が出た場合クラス閉鎖になる。症状がなくても家族から感染者(陽性者)が出た場合や、症状が無くてもPCR検査を受け、結果が出るまで登校できない。又、検査の「陽性」判定が、ある、無しに係わらず、風邪症状のある家族が居る場合や、本人が軽い風邪症状がある場合など、登校を自粛させられる。「無症状感染」を恐れての感染対策とは思うが、子ども達は学ぶ権利や経験の場を奪われている。保護者に至っては、働き方を制限され困っている。風邪も引けない状況である。又、「健康な人」から他に感染させる、いわゆる「無症状感染」があるのか疑問である。
 まん延防止等重点措置が適用された為、児童館や公民館など、公の場が閉鎖され、子どもや、子育て世代、お年寄りの行き場がなくなっている。
 飲食店からは、時短営業などで売り上げが減り、疲弊する声が聞こえてくる。その先の飲食店に品物を卸している経営者からも同様である。
 毎日、テレビから「感染者数」ばかりが報告され不安になるが、新潟県では2年間の累計死亡者数65人。「まん延防止等重点措置」が適用されているにも関わらず、重症者、中等症者数もわずかの人数である。厚労省HP内の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」のデータを見ても(令和4年2月1日時点)、全国の致死率0.7%、重症者割合0.1%とわずかである。テレビからの印象よりもずっと少ない状況で、感染者(陽性者)はほぼ回復しているのが現状で、もはや「普通の風邪」である。テレビからの情報と現状を比べると、大きくかけ離れた感染対策が行われている。
 医療機関がひっ迫している。と言われるが、重症者はほぼ高齢者の方達である。必要な方達に医療が行き届くよう、2類相当の過剰な位置づけから「5類」への変更が現実的と思われる。
 ついては、貴議会において、次の事項に配慮されたい。
1 「無症状感染」の根拠を示すこと。
2 地方議会から「5類」への変更を求める声をあげること。


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