ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和4年2月定例会(陳情第14号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0465012 更新日:2022年3月3日更新

第14号 令和4年2月15日受理  厚生環境委員会 付託

新型コロナ感染症に関して、新潟県が検査陽性者を感染者と報道、HP上で示しているが、これは科学的に不正確な表現なので訂正することを求めることに関する陳情

陳情者

(要旨)新潟県が連日新型コロナ感染者数として報道発表しているものは、正確には検査陽性者数である。検査陽性者には疑陽性、何らかの理由で検体にウイルスが含まれた者、感染は成立しているが発症していない者、発症者(即ち患者)が含まれる。また、感染の診断(感染症の診断ではないことに留意のこと)は高度な技術と時間を要するもので迅速に多くの者に対し行うことは困難である。そのため厚労省は、正確に、感染者ではなく検査陽性者と発表している。これをひと括りに感染者とするのは、科学的に不正確である。また本陳情と同様の内容の陳情が前回の定例議会であったが、その不採択理由が「(PCR陽性者は)感染者ではないとの広報は、隔離拒否につながるおそれがある」とのことであった。
 新潟県議会はある一定の方向に県民を仕向けるためには、科学的な不正確な表現も辞さない、ということであろうか。県政の方向として非常な危惧を感じる。
 ついては、貴議会において、毎日の報道発表で感染者、としている数は検査陽性者数であることを県HP、報道発表で明確に示すよう配慮されたい。


令和4年2月定例会(請願・陳情)へ
新潟県議会インターネット中継のページへ<外部リンク>
新潟県議会のトップページへ