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令和4年2月定例会(陳情第12号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0465009 更新日:2022年3月3日更新

第12号 令和4年2月15日受理  厚生環境委員会 付託

新型コロナウイルス感染症患者、関係者、特にワクチン非接種者への差別を禁止する条例制定、その他関連する2項目に関する陳情

陳情者

(要旨)現在第6波の陽性者の上昇の度合いへの驚愕から、感染症は誰でもかかりうるものであることや、かかったことは配慮の対象となっても責められたり、罪悪感を抱く必要は全くない、といった基本的な事柄が軽視されていると懸念している。
 また、ワクチンは任意であり、それぞれが接種するかどうかを決めるべきことであるにも関わらず、さらに、ワクチンには感染予防の効果はなく、接種の有無に関わらず感染し、同じようにウイルスを排出することが既に明らかになっているにも関わらず、接種者が増えても感染が収まらないことへの格好の理由づけとして、非接種者に対する差別、接種圧力が増していることを深刻に憂慮している。差別については日本国憲法第14条の平等権の侵害、接種圧力については日本国憲法第13条の自己決定権の侵害の可能性がある。
 新潟県HPにおいて、“新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について”というページがあり、
・ 新型コロナウイルス感染症を理由とした不当な差別、偏見、いじめ等は絶対に行わないでください。
・ ワクチン接種の強要や、学校・職場等における接種証明書の提出、未接種者に対する出社拒否等の不利益な取扱いなど、ワクチン接種に関する差別を行うことのないよう、皆様のご理解とご協力をお願いします。
と記載され、県としても人権の配慮に努力されていることと理解している。
 しかし、このページの内容は非常に重要(最重要といっても過言ではない)にも関わらず、複数のリンクをたどらなければたどり着けない。また上述した状況の中で県民の差別に関する意識も薄らいでいると思う。
 全国の多くの自治体でも新型コロナウイルス感染症、ワクチン接種の有無に関する差別的行為を禁止することを条例化したり、注意喚起したりする動きがおこっている。
 (山形県、高知県、徳島県、鳥取県、滋賀県、岐阜県、大阪府泉大津市、兵庫県明石市、愛知県大府市など。)
 新潟県でも優れた内容のページがあるのだから、改めてその内容を議会で条例化し、県民に周知し、県HPでもすぐに目に付くようなところに最重要事項として示してしていただきたい。また徳島県、三重県のようなチラシを作成し、差別の禁止を改めて啓発していただきたい。
 ついては、貴議会において、次の事項に配慮されたい。
1 新型コロナウイルス感染症患者、関係者、特にワクチン非接種者への差別などを禁止することを議会として決議し、条例制定等対策を行うこと。
2 上記に関して、新潟県HP、新潟県報などにおいて最重要事項のーつとして明示すること。
3 ワクチン接種に関する差別を禁止する啓発ポスター(チラシ)を作成すること。


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