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令和元年12月定例会(要望意見処理状況)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0240272 更新日:2019年12月3日更新

令和元年9月定例会常任委員会の要望意見に対する処理状況

本定例会以前の常任委員会の要望意見に対する処理状況を掲載しています。

総務文教委員会

関係部局 要望意見 処理状況
知事政策局 1 地域振興局体制については、県民に身近な行政サービスの提供はもとより災害時における迅速な現場対応機能を担っていくことも求められるので、地域のニーズにこたえる人員配置に向け所管区域や役割分担など在り方を丁寧に検討すべきとの意見。 1 地域振興局体制の検証については、先に実施した外部アンケートへの回答内容を踏まえ、市町村等を直接訪問し、ご意見の深掘りなど、より丁寧な把握に努めているところです。
 地域振興局は、災害時における現場での迅速な対応も含め、県民に身近なところで県の行政サービスを担う地域機関であり、地域のニーズに応えられるよう、引き続き丁寧に検証を進めていく中で、所管区域や市町村との役割分担など、組織体制のあり方について検討してまいります。
総務管理部 1 行財政改革における取組に当たっては、公共交通の維持確保など人口減少の進行に伴う財政負担の増加に対応しうる地方財政措置が求められるので、同様の課題を抱える道県と連携し本県の実情を踏まえた地方交付税の算定方法の見直しを国に一層強く求めるべきとの意見。 1 人口減少の進行に伴う財政負担の増加につきましては、本県だけの課題ではないため、同様の課題を抱える他団体と連携して、先般、地方創生実現基盤強化知事連盟を設立し、地方の実情に応じた行政サービスを確実に提供できるよう、地方交付税の確保に向けた要望を国に対して行ったところです。
 地方交付税につきましては、本県の実情に応じた算定方法の見直しを国に対して求めるとともに、引き続き知事連盟でも要望してまいります。
教育委員会 1 教職員の非違行為については、相次ぐ発生により本県教育行政への信頼を大きく損なっているので、児童生徒へのきめ細かい心のケアや保護者及び地域への丁寧な説明はもとより再発防止のさらなる徹底を図るべきとの意見。 1 当該の学校では、臨時全校集会や緊急保護者会を開催し、経緯の説明と謝罪を行いました。また、学級担任が児童全員と個別面談を行い、必要に応じてスクールカウンセラー等によるカウンセリングを実施しました。今後も継続して心のケアに努めることとしております。
 また、再発防止策として、9月19日に全市町村教育委員会へ非違行為根絶の通知を発出するとともに、10月上旬には、上・中・下越、佐渡の地域別に、再発防止に向けた緊急の校長会を開催して綱紀粛正のさらなる徹底を図りました。
 今後も研修・会議等を通じて非違行為の根絶に努めてまいります。

厚生環境委員会

関係部局 要望意見 処理状況
県民生活・
環境部 
1 特定野生鳥獣対策については、発生が危惧される豚コレラのウイルスを拡散する野生いのししをはじめ被害防止に向けた管理の強化が急務なので、生息状況の詳細な把握はもとより専任部署の設置など庁内体制のさらなる充実を図るべきとの意見。 1 生息状況については、専門家の意見を聴きながら詳細な把握に努めるとともに、専任部署の設置については、本庁又は地域機関に野生鳥獣対策の専任部署を設置している県もあることから、より効果的な対策がとれるよう、現行の体制について、市町村や農業団体、猟友会などの関係者から意見を聴取し、検証を行うとともに、他県の組織体制の研究を進めてまいります。
病院局 1 県立病院については、危機的な経営状況に加え公立・公的医療機関等に係る国からの再検証要請による拙速な再編・統合などへの不安が広がる懸念があるので、国の分析結果の精査などさらなる検討を踏まえ県民に誤解を与えない役割・在り方の丁寧な説明に努めるべきとの意見。 1 今後、国からの具体的対応方針の再検証要請に関する正式な通知が発せられる予定ですが、まずは国の分析結果を精査してまいりたいと考えております。
 それらを含め、県立病院経営委員会からの提言や行財政改革行動計画等を踏まえ、県立病院が果たすべき具体的な役割・あり方や機能・規模などについて検討し、各地域医療構想調整会議において議論するなど、取組を進めてまいります。

産業経済委員会

関係部局 要望意見 処理状況
観光局 1 訪日外国人旅行者の誘客に当たっては、観光コンテンツに加え災害時の安全・安心に係る情報提供が重要なので、関係機関と一層緊密に連携し移動時や観光地における災害関連情報の入手方法や問い合わせ窓口などきめ細やかな情報発信に努めるべきとの意見。 1 県では、防災アプリ等を活用した災害関連情報の発信や、災害時の問い合わせに対応する多言語支援窓口を開設する体制を整えているところです。
 日本政府観光局のサイト等を含めて、災害関連情報が入手できる手段の周知に努めるなど、関係部局や関係機関、市町村と連携を図りながら、外国人旅行者の安全対策に取り組んでまいります。
農林水産部 1 県産米については、近年の異常高温の常態化への対応が必要なので、品質低下の原因究明はもとより気候変動を踏まえた研究・技術開発を一層推進すべきとの意見。 1 県産米の品質低下の原因究明につきましては、「令和元年産米の品質に関する研究会」を立ち上げ、外部有識者を含む委員からコシヒカリを中心とした品質低下の要因や今後の品質安定に向けた対策について議論いただきました。
 研究会による検証結果を踏まえ、11月26日の新潟米生産対策会議において、関係機関とともに次年度以降の対策を決定し、地域機関を通じ農業者への周知を図っているところです。
 また、気候変動を踏まえた研究・技術開発については、高温耐性を備えた高品質・良食味品種の育成をはじめ、品質低下を防ぐための診断技術の開発などに積極的に取り組んでまいります。
農地部 1 ほ場整備については、厳しい財政状況下にあるものの今後の園芸産地拡大を見据え着実な進捗が求められるので、事業内容の精査による選択と集中など計画的な整備率向上に必要な予算確保を図るべきとの意見。 1 ほ場整備の着実な進捗を図るため、より一層のコスト縮減や段階的な整備などの創意工夫により、限られた予算を効率的・効果的に執行するとともに、有利な財源確保に向け、補助制度の拡充などを国に働きかけてまいります。

建設公安委員会

関係部局 要望意見 処理状況
土木部 1 公共工事に係る入札制度については、国の低入札価格調査基準の改定に加え本県の財政事情を踏まえた内容精査により建設産業の持続可能な経営への深刻な影響が懸念されるので、工事の品質はもとより地域経済や雇用を支える役割を果たしうる適正な利潤の確保に十分に配慮すべきとの意見。 1 適正な競争を通じて、工事の品質確保や建設産業の持続的経営体制づくりと、財源の有効活用双方のバランスが取れた、より良い入札制度となるよう検証したうえで、対応を検討してまいります。
土木部 2 社会インフラの維持管理については、県民の命と暮らしを守る上で不可欠なので、厳しい財政状況の中にあっても国の交付金事業への振り替えのさらなる精緻な検討など一層の創意工夫により必要な規模の事業費確保を図るべきとの意見。 2 インフラの維持管理につきましては、今後も創意工夫をしながら効果的に事業を進めるとともに、国の交付金事業への振替の検討など有利な財源を活用し必要な予算を確保することに加え、様々な機会を捉えて国に補助金等の増額や制度の拡充などについて要望してまいります。
交通政策局 1 新潟空港の活性化に当たっては、地方の激しい空港間競争の中で小型航空機を活用したビジネス展開など民間事業者の主体的な取組との連携が重要なので、事業提案者のニーズを把握し好機をとらえた的確な対応に努めるべきとの意見。 1 新潟空港の活性化については、民間事業者の主体的な取組と連携しながら進める必要があることから、これまでも活性化策の提案者に対し、随時、支援メニュー等の必要な情報を提供するなどの対応を行ってきたところです。
 また、新潟空港活性化検討会議においても、当面の検討対象を絞り込んだ上で、提案者や関係者等へのヒアリング等を行いながら、それぞれの取組について、実現可能性を探っているところです。
 今後も、随時、提案者などと情報交換等を行いながら、提案されている計画の進捗や熟度に応じて、県として最大限の対応をしてまいります。

 


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