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令和元年9月定例会(建設公安委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0227387 更新日:2019年10月11日更新

令和元年9月定例会 建設公安委員長報告(10月11日)

委員長 宮崎 悦男

 建設公安委員会における付託議案等の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。

 まず、土木部関係として

1 公共工事に係る入札制度については、国の低入札価格調査基準の改定に加え本県の財政事情を踏まえた内容精査により建設産業の持続可能な経営への深刻な影響が懸念されるので、工事の品質はもとより地域経済や雇用を支える役割を果たしうる適正な利潤の確保に十分に配慮すべきとの意見。               

2 社会インフラの維持管理については、県民の命と暮らしを守る上で不可欠なので、厳しい財政状況の中にあっても国の交付金事業への振り替えのさらなる精緻な検討など一層の創意工夫により必要な規模の事業費確保を図るべきとの意見。

 次に、交通政策局関係として

 新潟空港の活性化に当たっては、地方の激しい空港間競争の中で小型航空機を活用したビジネス展開など民間事業者の主体的な取組との連携が重要なので、事業提案者のニーズを把握し好機をとらえた的確な対応に努めるべきとの意見。

 以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 また、本委員会として、「地域公共交通維持のための財政支援の拡充を求める意見書」を発議することと決しました。

 以上をもって、報告といたします。


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