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にいがた県議会だより第93号(本会議質問20)
一般質問(2月27日)
市村浩二議員
(公明党)
AI技術の活用とリスクマネジメントについて
(問) AI(※2)技術の急速な進展に伴い、本県においてもAI救急相談アプリやAIカメラによる鳥獣被害対策、AI技術を使った部品検査やダム管理の流入量予測システム、水稲生育予測システムなど、多岐にわたる分野で活用が進んでいる。AIの活用により業務効率化が図られる一方、公的な行政サービスであることからリスク対策も重要な課題である。県として今後どのような方針でAIの活用を拡大し、リスクマネジメントをどのように進めていくのか、所見を伺う。
(答) 音声や画像認識などのAI技術を用いたシステムを導入する場合は、県セキュリティポリシー等に基づく必要なリスク対策が講じられているか確認しているほか、利用が急速に拡大している生成AIについては、情報漏えいや権利侵害などが起こらないよう利用基準を定め、内部業務において活用しているところである。
他方、急速な技術の進展に伴い、新たなリスクも生じ得ることから、現在、国において利用促進とリスク対応の観点から議論が進められ、今通常国会でAIの活用推進等に関する法律が提案される予定である。
県としては、こうした国の動きも注視しながら、必要に応じて基準を見直すなど十分なリスク対策を行った上で、県民や職員にとって有益かつ安全安心な形でのAI技術の活用を進めていく。
他方、急速な技術の進展に伴い、新たなリスクも生じ得ることから、現在、国において利用促進とリスク対応の観点から議論が進められ、今通常国会でAIの活用推進等に関する法律が提案される予定である。
県としては、こうした国の動きも注視しながら、必要に応じて基準を見直すなど十分なリスク対策を行った上で、県民や職員にとって有益かつ安全安心な形でのAI技術の活用を進めていく。
※2 AI 人工知能