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にいがた県議会だより第93号(本会議質問14)
一般質問(2月26日)
小鍛冶就也議員
(自由民主党)
介護人材の確保について
(問) 介護人材の確保に当たっては、国の介護保険制度を活用した介護職員等処遇改善加算の取得を目指し賃金の引き上げ、働き易さの追求として職場環境の改善を図っているが、職員の退職に歯止めが効かない状況があり、その理由として最も多く挙げられるのが給与の低さにあるとのことである。全産業平均の給与と比較すると介護業界は残念ながら低めにあり、やむを得ず他産業に仕事を変える方も増えている。労働力を取り巻く環境の厳しさが高まる中、まさに今、対策を強化して介護の人材確保に繋がる賃上げを実現していく必要があると思うが、所見を伺う。
(答) 介護人材の賃金改善については、介護報酬における処遇改善加算の措置により進められているところだが、依然として他産業と比べて低い水準にとどまっており、更なる改善が必要と考えている。
このため、県では、給与水準の更なる改善を国に要望するとともに、キャリアアップに応じた昇給制度の整備に取り組む事業所を支援するなど、介護職員の処遇改善に取り組んできたところである。
今後は、処遇改善加算の取得を促進するため、新たに、加算制度や取得方法に精通した相談員による個別相談やセミナーを実施するなど、処遇改善に向けた取組を一層強化することとしており、こうした取組を通じ、介護人材の確保に努めていく。
このため、県では、給与水準の更なる改善を国に要望するとともに、キャリアアップに応じた昇給制度の整備に取り組む事業所を支援するなど、介護職員の処遇改善に取り組んできたところである。
今後は、処遇改善加算の取得を促進するため、新たに、加算制度や取得方法に精通した相談員による個別相談やセミナーを実施するなど、処遇改善に向けた取組を一層強化することとしており、こうした取組を通じ、介護人材の確保に努めていく。