本文
にいがた県議会だより第93号(本会議質問11)
一般質問(2月26日)
諏佐武史議員
(未来にいがた)
公正な競争や徹底した適切な談合対策、再発防止策が地域の建設業者を守ることにつながるという考え方について
(問) 刑事確定訴訟記録に記載された事件関係者の証言では、「一部の企業の一人勝ちのような状態も生まれるため、業界発展のためにも談合はなくなった方が良いと思う。」とのコメントがあったほか、別の業者は「談合・調整に応じないと、農村整備部の工事を受注できなくなる恐れがあると感じていた。」と警察の取り調べに対してコメントしている。公正な競争や徹底した適切な談合対策、再発防止策が地域の建設業者を守ることにつながると考えるが、所見を伺う。
(答) 昨年公表した入札制度に係る再発防止策は、競争性、公正性、透明性の確保を前提とした上で、品確法の趣旨を踏まえ、県発注工事の品質確保や、地元建設業者の経営の安定化にも配慮して策定したものである。
県民の信頼回復に向けて、この再発防止策を確実に実行するとともに、課題等があれば検証や運用の見直しを行うなど、入札制度の改善に取り組んでいくことが、地域の建設業者を守ることにつながるものと考えている。
県民の信頼回復に向けて、この再発防止策を確実に実行するとともに、課題等があれば検証や運用の見直しを行うなど、入札制度の改善に取り組んでいくことが、地域の建設業者を守ることにつながるものと考えている。