本文
にいがた県議会だより第93号(本会議質問10)
一般質問(2月26日)
中川隆一議員
(自由民主党)
佐渡圏域に必要な医療の維持について
(問) 厚生連病院の経営については、黒字経営を目指し最大限の自助努力が必要だが、黒字経営を最優先すると診療科の廃止や赤字施設の廃止等により、本来地域に必要な医療が継続できなくなると懸念する。一方、佐渡圏域では、3年前の再編以降、さらに人口減少や高齢化が進み、また厚生連の経営危機もあるなど、医療を取り巻く環境が大きく変化している。今後、必要な医療を維持していくためには、どのような診療科を地域に残していくかを含め、目指すべき佐渡の医療体制を改めて検討すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 佐渡圏域においては、令和3年度に医療再編を行うとともに、医療と介護の連携強化に取り組んできたところだが、人口減少や高齢化が今後も進む中で、持続可能な医療を提供するためには、医療需要の変化に合わせたさらなる再編が必要と考えている。
そのような中で、佐渡においては、今後需要の増加が見込まれる慢性期患者の介護施設を含む受入れ機能の強化とともに、離島における不採算診療科の在り方についても検討が必要である旨の問題提起が、2月20日の佐渡地域医療構想調整会議において、佐渡市からなされたところであり、今後、こうした課題を含め、佐渡における持続可能な医療提供体制の全体ビジョンについて、地域の関係者と協議を進めていく。
そのような中で、佐渡においては、今後需要の増加が見込まれる慢性期患者の介護施設を含む受入れ機能の強化とともに、離島における不採算診療科の在り方についても検討が必要である旨の問題提起が、2月20日の佐渡地域医療構想調整会議において、佐渡市からなされたところであり、今後、こうした課題を含め、佐渡における持続可能な医療提供体制の全体ビジョンについて、地域の関係者と協議を進めていく。