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にいがた県議会だより第80号(本会議質問7)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0454443 更新日:2022年1月23日更新

一般質問(12月6日)

青柳正司議員

青柳正司議員
(自由民主党)

脱炭素社会に向けた水素の利活用について

(問) 民間と自治体の連携により、水素を製造し、その水素と家庭から出た廃油を混焼し発電する、水素の活用による高い燃焼効率とCO2の排出抑制に加え、廃油という資源の有効活用などにつながる効果的な取組が他県で行われている。本県においても、民間と自治体が連携し、脱炭素社会実現に貢献する水素を用いた新たな取組を促進すべきと考えるが、所見を伺う。また、県内企業の水素に関わる取組促進に向けた、先進事例等を紹介するシンポジウムを開催してはどうか、合わせて伺う。

(答) 本県は、石油天然ガスなどのエネルギー関連産業が集積することから、その技術やインフラを活用し、脱炭素社会につながる水素利活用に向けた取組を進めることは、本県のさらなるエネルギー拠点化につながり、地域の雇用拡大など、本県経済への波及効果も期待できるものと考えている。
 このため、国・民間企業・関連自治体等と本年1月に設立した協議会において、企業間連携を促進するとともに、カーボンニュートラル※につながるサプライチェーン※の構築など、具体的な実証事業の実現に向けた支援を行っているところである。
 引き続き、企業ニーズを踏まえ、関係する自治体と適切に連携しながら、新たな取組の促進に向けて積極的に支援していく。
 また、県内企業の取組促進に向けたシンポジウムの開催についてであるが、水素や燃料電池に関する先端の技術や、参入に向けた市場の動向をテーマとしたセミナーを開催しており、今後とも積極的に情報提供を行っていく。
 

※カーボンニュートラル
 温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること

※サプライチェーン
 ある製品が、原料の段階から消費者に至るまでの全過程のつながりのこと。供給網。


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