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にいがた県議会だより第80号(本会議質問3)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0454397 更新日:2022年1月23日更新

代表質問(12月3日)

片野猛議員

片野猛議員
(リベラル新潟)

選択的夫婦別姓制度について

(問) 先般の衆議院議員選挙でも各党の公約にあった選択的夫婦別姓制度について議論が行われている。賛否両論、様々な意見があるが、2017年の内閣府調査では導入賛成が反対を大きく上回っており、また、国連女性差別撤廃委員会は日本政府に是正を勧告している。制度導入は女性が個人として尊重される社会の象徴となるのではないかと考えるが、所見を伺う。

(答) 国の世論調査によれば、制度導入に向けて民法を改めてもかまわない、とする意見が増加してきている一方で、子どもにとって好ましくない影響がある、と考える方も相当数いるものと認識している。
 この問題は、家族のあり方などに関わる重要な事柄であり、様々な意見もあることから、国会を中心とした国政の場において十分な国民的議論がされることが必要であると考えている。

街並み保全の取組の促進について

(問) 村上市では歴史的風致維持向上計画の進展により、街並みの保存・整備が進んだ。今後は重要伝統的建造物群保存地区の選定に向けた取組が期待されている。街並み景観保存は開発主導のまちづくりによって失われつつある地域固有の自然や歴史・文化を次世代に引き継ぐことを通じて住んでいる人には地域への愛着と誇りをもたらし、訪れる人には歴史・伝統・文化を実感し、地域との交流が生まれる利点がある。県内には街並み景観が維持されている地区が数多くあることから、県としても街並み保全の取組を一層進めるべきと考えるが、所見を伺う。

(答) 歴史や伝統文化を反映した街並みを保全し、後世に継承していくことは、地域への愛着や誇りを育てるとともに地域の魅力創出や活性化につながるものと認識している。
 街並み保全の取組は、市町村や地域住民が主体的な役割を担うことが望ましいと考えているが、県においても、これまで景観フォーラムなどを開催し、景観づくりに関する意識啓発を図るとともに、県事業により歴史・文化に配慮した街並みの環境整備を市町村と一体となり取り組んできたところである。
 引き続き、歴史文化資源を活かした街並み保全の取組が県内各地域に広がるよう、市町村やまちづくり団体と連携し取組を進めていく。

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