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平成29年9月定例会(総合交通・防災対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004822 更新日:2019年1月17日更新

平成29年9月定例会 総合交通・防災対策特別委員長報告(9月26日)

委員長 小野 峯生

 総合交通・防災対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。

 本特別委員会は、9月11日に会議を開催し、地域公共交通の維持・活性化に向けた取組について調査を行いました。

 最初に、交通政策局長から地域公共交通の維持に向けた取組について、産業労働観光部長から地域公共交通を生かした観光連携の取組についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 県境を越えるバス路線充実に向けた他県との連携強化の必要性について
  2. 県北地域を含めた広域観光周遊ルート検討の必要性について
  3. 沿線住民の需要喚起に向けたえちごトキめきリゾート雪月花の平日定期運行の重要性について
  4. 並行在来線の運営を行う鉄道事業者が企画する観光列車への財政支援の必要性について
  5. 地域公共交通網形成計画及び地域公共交通再編実施計画策定促進の必要性について
  6. 離島航路に関連して
    • 航路維持に向けた運航会社や地元市と一体となった検討の必要性について
    • 経営安定に資する貨物運賃設定の重要性について
    • いわゆる有人国境離島法の趣旨を踏まえた島外からの乗船料金低廉化の重要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. 離島航路の維持については、主要産業である観光など地域経済にも大きな影響を与えるので、乗船時間を楽しむことができるクルーズ旅行の要素を取り入れた新たな需要開拓を試みるなど乗客確保に向けたあらゆる方策を検討すべきとの意見。
  2. 地域公共交通については、人口減少と高齢化の進展により従来の生活交通の維持が一層困難になることが懸念されるので、デマンド交通や自家用有償旅客運送など利用者のニーズや地域の実情に応じた効率的で利便性の高いサービスが提供できるよう交通ネットワークの再編に向けた取組を支援すべきとの意見。

 以上をもって、報告といたします。

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