ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

平成29年2月定例会(第3号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004718 更新日:2019年1月17日更新

平成29年2月定例会で上程された発議案

国際平和を脅かす北朝鮮の蛮行に抗議するとともに拉致事件の一刻も早い全面解決を求める意見書

第3号発議案

 国際平和を脅かす北朝鮮の蛮行に抗議するとともに拉致事件の一刻も早い全面解決を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成29年3月23日

提出者 総務文教委員長 横尾 幸秀

新潟県議会議長 早川 吉秀 様

国際平和を脅かす北朝鮮の蛮行に抗議するとともに拉致事件の一刻も早い全面解決を求める意見書

 北朝鮮は、これまでも核実験や弾道ミサイルの発射など蛮行を繰り返してきた。本年に入ってからも、日米首脳会談が行われた直後の2月12日に新型弾道ミサイルを発射したことに加え、3月6日には弾道ミサイルを4発同時発射するなど、我が国や国際社会に対する挑発行為を続けている。北朝鮮の蛮行は、我が国の安全に対する重大な脅威であるとともに、北東アジア地域に限らず広く国際社会の平和と安定を大きく脅かす行為にほかならず、本県議会は、このたびの北朝鮮によるミサイル発射の暴挙に対し、断固抗議するものである。
 また、昭和52年11月に横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから本年末で40年もの期間が経過することとなり、高齢化が進む拉致被害者家族からは、2月に安倍総理に面会した際、拉致問題の早期解決のためには北朝鮮への制裁緩和も視野に入れるべきとの発言もあったなど、これまでになく追い込まれた状況にある旨の報道もなされている。拉致という北朝鮮最大の蛮行に対し、拉致被害者家族の切実な願いを重く受けとめ、解決のための具体的な取組を着実に行っていくことが求められている。
 よって国会並びに政府におかれては、日米韓はもとより平和を希求するすべての国々との連携のうえ、北朝鮮の暴挙の阻止を図るとともに、あらゆる方策を駆使して北朝鮮の具体的対応を引き出す協議を実現し、横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者全員を一刻も早く救出するよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成29年3月23日

新潟県議会議長 早川 吉秀

衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 伊達 忠一 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
外務大臣 岸田 文雄 様
防衛大臣 稲田 朋美 様
内閣官房長官 菅 義偉 様
拉致問題担当大臣 加藤 勝信 様

平成29年2月定例会意見書一覧へ
平成29年2月定例会・議会情報項目一覧へ
新潟県議会トップページへ